こんにちは、IN NATURAL STYLE編集部です。
清涼感のある香りが特徴のユーカリ。
香りはもちろん、見た目の可愛らしさからハーブとして人気があります。
虫除けやリラックス効果などがあると言われており、生活の中にも多く取り入れられています。
このような魅力があるため、ユーカリの木を植えてみたいと思っている人も多いのではないのでしょうか。
そこで、ユーカリを庭木として植えた場合の管理方法について説明します。
目次
庭木として人気のユーカリ!その特徴とは?
ユーカリはフトモモ科ユーカリ属の常緑高木で、主な生息地はオーストラリアやニュージーランド、タスマニアなどです。
「シルバーリーフ」と呼ばれる、銀色がかった緑色の葉が美しく、見た目が可愛いらしいものが多いことも特徴です。
そのため、鉢物や庭木、植栽としても人気があります。
また、香りが良いことから、生花やドライフラワーとして取り入れる人も多くみられます。
香りには、リラックスや交感神経を活発化させるなどさまざまな効果があるといわれているため、アロマを目的として育ててみるのも良いでしょう。
ユーカリは種類が非常に多いことも特徴で、500~1000種におよぶともいわれています。
日本でよく見られるユーカリには、「レモンユーカリ」や「マルバユーカリ」、「ユーカリ・グニー」「ユーカリ・ラディアータ」などがあります。
レモンユーカリ(Eucalyptus citriodora)は、レモンのような良い香りが漂うことで知られる品種です。
葉は光沢がある美しい緑色で、細長く先端がとがっています。
マルバユーカリ(Eucalyptus polyanthemos)は名前の通り、葉の形が丸いユーカリです。
葉の形がハートのようにも見えることから、可愛らしいと人気があります。
ユーカリ・グニー(Eucalyptus gunnii)は、卵のような形をした小さな葉が特徴の品種です。
シルバーリーフが美しいことでも知られており、育てやすいため初心者にも向いています。
ユーカリ・ラディアータ(Eucalyptus radiata)は、ツンとした爽快感のある香りが魅力です。
低刺激のオイルが抽出できる品種でもあるため、アロマによく使用されています。
ポイントをおさえて上手にユーカリを育てよう!
ユーカリは、もともと暖かく乾燥した地域の植物のため、日当たりが良く風通しの良い場所を好みます。
中にはレモンユーカリのように寒さに弱い品種もあるため、冬場の管理も大切です。
春や夏はもちろん、冬でもユーカリにとって快適な場所に植えるようにしましょう。
また、ユーカリは砂漠の緑化に用いられるほど乾燥を好む植物として有名ですが、日本でよくみかけるユーカリは湿地帯に生息し湿潤を好む品種です。
そのため、土の表面が乾いてきたら、たっぷりの水をあげましょう。
ただし、過度に水をあげると根腐れを起こす原因となることもあるため、気をつける必要があります。
夏と冬では土の乾燥具合が異なることもあるため、季節に合わせた水やりができると良いですよね。
ユーカリを植えるための土選びも、ユーカリを上手に育てるためのポイントです。
ハーブ用の土、もしくは赤玉土7に対し腐葉土3の割合で混ぜた土を使いましょう。
植え付けの時期も大切で、4月~8月頃がベストです。ユーカリは、肥料をほとんど必要としない植物です。
もし使いたい場合は、春と秋に固形肥料を規定量、もしくは規定量より少なめにあげると良いでしょう。
ユーカリを元気に育てるために!剪定の仕方とは?
ユーカリは本来、樹高が25m以上にもなる大木のため、こまめな剪定や摘心が必要です。
剪定とは枝を切る作業のことで、摘心とは枝先にある芽を摘み取る作業のことです。
剪定をすることで、葉と葉の間が長くなりすぎたり茎が細くなったりする「徒長」と呼ばれる状態を防ぐことができます。
徒長になると、害虫や病気が発生しやすくなりますし、見た目も悪くなるため、しっかり剪定をしてあげましょう。
剪定に適している時期は春から秋頃で、特に3月~5月頃と、9月~10月頃がベストといわれています。
全体のバランスを見ながら、伸びすぎたり込みすぎたりしている枝を切ることがポイントです。
元気のない細い枝は切ってしまいましょう。反対側の景色が透けて見えるような「透かし剪定」を行います。
注意点として、枝を途中でバッサリと切ることは避けましょう。
必ず付け根から切ることが大切です。
摘心でユーカリを自分好みの形に!
枝先にある芽を事前に取り除く摘心には、脇芽を発生させて枝を増やしたり、葉を丈夫に大きく成長させたりといった目的があります。
必要のない部分を減らすことで木全体に栄養を効率よく行き渡らせることができるため、葉や花を美しくする効果も得られるでしょう。
また、摘心には枝先だけでなく葉の節でカットする方法もあります。
カットした部分からも脇芽が生えてくるため、様子を見ながらユーカリを好きな形に整えていくことができます。
毎年剪定と一緒に摘心も行いながら、ユーカリを美しく元気に育てていきましょう。
インテリアにも可愛いユーカリ!剪定した枝をアレンジ!
剪定した枝は、お部屋や玄関などに飾ってインテリアにするのも良いでしょう。
マルバユーカリやユーカリ・グニーのように葉の形が可愛いものは、シンプルな白の陶器と良く合います。
ガラスなどの透明な容器との相性も良いため、爽やかな感じが演出できるでしょう。
レモンユーカリやユーカリ・ラディアータなど、香りが良いものであれば花瓶にさすだけでアロマも楽しめます。
また、リースにしたり束ねたりして、壁に飾る方法もあります。
色々アレンジして、家の中でもユーカリを楽しみましょう。
見た目も香りも良く、インテリアとしても取り入れやすいユーカリ。
ぜひお庭に植えてみてはいかがでしょうか。
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