ユーカリは挿し木で増やせる!気を付けるポイントは?

こんにちは、IN NATURAL STYLE編集部です。
ユーカリはオーストラリアを代表する樹木です。
コアラが葉を食べる木というイメージを持っている人も多いのではないでしょうか。
ユーカリの葉はかわいい形をしているものが多く、香りも良いので、ガーデニングでも人気があります。

ユーカリは強い木のため、挿し木で増やしていくことも可能です。
そこで、ここでは失敗せずに挿し木する方法や注意点を解説していきます。

持ち味は成長の速さと香りの効果

ユーカリはフトモモ科ユーカリ属の樹木で、オーストラリアやタスマニアが原産地です。
非常に種類が多く、変種まで含めると800~1000種ほども存在するといわれています。
生命力が強く、生長スピードが速いことが特徴の1つで、品種によっては樹高が45~55mにまでなることもあるほどです。
そのため、庭木や鉢植えとして楽しむときは、こまめに剪定や摘心を行う必要があります。

剪定や摘心を行う時期は、春から秋にかけてが適しています。
剪定を行うときは、先を切り揃えるような刈込み方ではなく、枝の付け根からばっさりと切り落とすと良いでしょう。
摘心とは、芽が若いうちに摘みとってしまうことです。
これを行って枝の長さや量を調整しないと、どんどん大きくなってしまいますので注意しましょう。
剪定した枝は、ドライフラワーやリースにして楽しめます。
ドライフラワーは、枝を束ねて麻ひもで縛り、風通しの良い場所につるせば2週間ほどでできあがるでしょう。
ユーカリは乾きやすく丈夫なため、ドライフラワーに向いています。

葉の形は品種によって違いがありますが、「シルバーリーフ」と呼ばれる銀色がかった緑色をしていて美しいものが多く見られます。
また、葉は香りが良く、抽出したオイルは精油として高い人気があることもユーカリの特徴といえるでしょう。
たとえば、レモンユーカリはレモンのような清涼感のある香りが楽しめます。
ユーカリの種類によって精油の効能は異なりますが、集中力や記憶力を高めるとされるものが多いです。
虫除けの効果が期待できるものもあります。

挿し木の基本的な手順は?

生命力が旺盛な木ですので、剪定した枝を挿し木して増やすことができます。
挿し木とは、切り取った枝を土に挿して根付かせ、増やす方法のことです。
剪定して落とした枝を使うと良いでしょう。
挿し木をするときは、まずはその年に伸びた枝を選んで10~15cm程度に切り取り、先端の葉だけを2~3枚残して取りのぞきます。
枝は数時間から1日程度、水に浸しておきましょう。
ビニールポットなどの小さな容器や鉢に土を入れて湿らせておき、中央に割りばしなどで穴を開けます。
その穴に、水に浸していた枝を深く挿しましょう。
後は根元に土をかぶせ、倒れないように指で押さえて整えておきます。

植えた後は、乾燥しないように適宜水やりを行うことが必要です。
ユーカリはなかなか根が出ませんが、発根するまで動かしてはいけません。
2~3カ月経てば新芽と根が出ていますので、しっかり育っていることを確認してから新しい鉢や庭に植え替えをしましょう。
生長が速いため、鉢植えにするなら大きめの鉢を選ぶようにします。
また、鉢植えで育てる場合は、生長に合わせて2~3年に一度のペースで植え替えをすることが望ましいです。

挿し木をするうえで気を付けたい点は?

挿し木をする際は、いくつか注意したいポイントがあります。
まず、ユーカリの木は生長スピードが速いものの根がつきにくいため、挿し木は多めにしておく必要があります。
そのなかから、根付きの良いものを選んで植え替えると良いでしょう。
また、挿し木の状態では比較的根が浅いため、ある程度生長して枝が伸びると風にあおられたときや自重で倒れてくることがあります。
そこで、倒れないように支柱を添えて支えると良いでしょう。
添え木をするときは、深くしっかりと土に差し込むことがポイントです。
差し込みが甘いと、挿し木した枝が添え木と一緒に倒れてしまいます。
根を傷めないように、支柱は株元から少し離れた場所に挿しましょう。

ユーカリは乾燥を好む木ですが、挿し木で根や芽がしっかり出てくるまでは十分に水やりをすることが必要です。
乾燥しないように注意して、水を与えましょう。
ただし、水の与えすぎも腐るもととなりますので注意が必要です。
置く場所は明るい日陰が適していますが、直射日光が当たる場所は避けましょう。
挿し木をするのに適している時期は6~7月ごろです。

剪定した枝を挿し木に有効利用

葉がかわいらしく香りも良いユーカリは、庭木にしても鉢植えにしても楽しめます。
ただし、生長のスピードが極めて速く、手を加えないでいるとどんどん上に伸びていきますので、こまめな剪定や摘心が必要です。
剪定で切り落とした枝は、処分するだけでなくドライフラワーやリースを作って楽しむと良いでしょう。
また、挿し木にして増やし、枝を有効活用するのもおすすめです。

ユーカリは丈夫な木ですので育てることはそれほど難しくはありませんが、ガーデニングの基本やコツを知って行うとより楽しめます。
もし育て方に迷った時は、いつでもIN NATURALにご相談くださいね、。