ユーカリを育てるなら剪定は必須!美しい樹形を保つコツは?

ユーカリは美しい形状の葉を持つことから、ガーデニングにおすすめの植物です。
その見た目を活かしてインテリアにしたり、リースを作ったりなど、いろいろな楽しみ方ができるのが魅力だといえるでしょう。
ただし、生育スピードの早いユーカリの樹形を美しく保つには、剪定が必須となります。
そこでこの記事では、ユーカリの特徴や正しい剪定方法などについて解説していきます。

ユーカリは放置すると巨木になる

ユーカリはフトモモ科のユーカリ属に分類される常緑性の高木で、オーストラリアを主な原産国とする植物です。
数多くの品種があり、レモンのような香りがするユーカリ・シトリオドラ(レモンユーカリ)は、日本でも多く流通しています。
ほかにも、ユーカリ・ポポラス(マルバユーカリ)ユーカリ・グニー(コマルバユーカリ)ユーカリ・ラディアータユーカリ・グロブルスなどが有名です。
正式な学名は「Eucalyptus」で、それを英語発音した「ユーカリプタス」を略して、ユーカリと呼ばれています。
品種ごとにさまざまな色の花を咲かせ、花言葉には「再生」「思い出」「慰め」などがあります。

一般的に土中から水を吸い上げる力が優れていて、乾燥した場所でも元気に育つのが特徴です。
その性質から、砂漠の緑化に利用されることもあるほどです。
また、生育のスピードが早いので、世界各国で造林用に使われたり、公園に植えられたりもしています。
生育して達する樹高が高く、品種によって異なるものの、自然の中で育つと25~50mほどの巨木になります。
ただ、樹高のわりに根は比較的浅いという点に注意が必要です。
地上部分と地下部分のバランスが取れていないと倒れやすくなるため、ユーカリのガーデニングを行うときは、生育をコントロールすることが大切です。

Eucalyptus tree growing on the hills of Marin County; the Pacific Ocean coastline and blue sky in the background; walking path and dry grass in the foreground; north San Francisco bay area, California

実際にユーカリを栽培する際は、原産国であるオーストラリアの暖かく乾燥した環境に近づけてあげるのがコツです。
そのため、ユーカリを育てる場所としては、日当たりのいいベランダやリビングの窓際などといった場所が適しています。
とはいえ、高い湿度・冷たい風・霜などは、枯れる原因となってしまいます。
ですから、梅雨の時期や気温の下がる冬などには、置き場所を室内や、窓際より内側の位置に変えるといいでしょう。

ユーカリの剪定は摘芯が基本

ユーカリの基本的な剪定方法に、摘芯があります。
摘芯とは、植物の新芽や枝や茎などを取り除く剪定方法の一種です。
果実の発育をよくしたり、花をたくさん咲かせたりなど、植物の生育をある程度コントロールすることが可能です。
ユーカリの場合は、葉の生育をコントロールし、好みの樹形にするために摘芯を行います。
手順としては、まず枝先から伸びた新芽を摘み取ります。
そうすると、脇から新芽が生えてくるので、育ってきたら自分の好みの樹形に整えていきましょう。
枝先だけでなく、葉の節から摘み取るようにすれば、そこからも新芽が生えてきます。
また、葉の数を減らすことで、分散していた栄養が集まり、ひとつひとつの葉を大きく育てることもできます。

混み合ってきたら透かし剪定を

剪定には、植物の風通しをよくする役割もあります。
特に、ユーカリは乾燥を好む植物なので、風通しが悪くなると、蒸れて虫の発生を招きやすくなります。
そうした被害を避けるためにも、邪魔な枝を取り除いて風通しをよくする剪定が必要です。
また、比較的根が浅いユーカリには、木の上のほうが重くなると倒れやすくなるというリスクもあります。
そのため、上部を軽くして倒れるリスクを抑えるという意味でも、剪定は重要となってきます。

ユーカリの剪定に適した季節は、春と秋の年2回です。
剪定の際は枝の途中で切らずに、枝が分岐している場所の少し上で切るのがポイントです。
ユーカリを小さめに育てたい場合は、剪定のあとに水や肥料を与えず、あえて過酷な環境におくといいでしょう。

カットした枝も無駄なく使い切ろう

生育したユーカリは、さまざまなことに活用できます。
例えば、室内のインテリアです。
リースを作ったり花器に挿したり、もしくは自分好みの壁飾りにアレンジしてもいいでしょう。
香りのいい品種であれば、アロマテラピーの効果も期待できます。
さらに、切り取ったユーカリの枝先や葉をラッピングに用いることで、おしゃれな雰囲気を演出することが可能です。
大事な人へのギフトやプレゼントのアクセントとして、活用してみてはいかがでしょうか。
ブーケのように束ねて贈るのも効果的です。
それから、ユーカリの大きくて特徴的な葉を使って、メッセージカードやタグを作ってみるのもおすすめです。
ひと手間加えるだけで、言葉をより印象的なものにできます。

Florist making beautiful bouquet at table

また、剪定した枝も無駄なく有効活用できるのがユーカリの魅力です。
切り取った枝を集め、根元を束ねて風通しのいい場所に吊り下げ自然乾燥させれば、簡単にドライフラワーを作ることができます。
短い枝ならリースとして残すことが可能です。
このように多様なシーンで活用できるユーカリは、ガーデニングでも人気です。
ユーカリに興味があり、詳しい栽培方法や活用方法について知りたいという方は、ぜひIN NATURALのスタッフに聞いてみてくださいね。