びわに実をつけさせたい!最適な剪定時期は?

こんにちは。IN NATURAL STYLE編集部です。

春先に甘い実が付くびわの木。
毎年実がなるのを楽しみに大切に育てているという人も多いでしょう。
庭木としても親しまれているびわの木ですが、剪定方法や剪定時期には注意が必要です。
剪定時期を間違うと、数年にわたって実が付かなくなることもあるのです。
ここでは、びわの木の特徴や剪定時期、剪定方法などについて紹介します。

びわにはどういう特徴があるの?

びわはバラ科の常緑樹で、中国が原産です。
もともと民家で育てられていたものが野生化して繁殖し、日本では比較的温暖な本州西部や九州などに広く分布しています。
高さ8mほどにまで大きくなるのが特徴で、庭木として育てる場合は実の収穫のことを考え、高さ4mくらいまでに抑えて育てるのがいいでしょう。
びわの葉や幹はどんどん大きくなるので、ある程度の広さがある環境で育てるのに適している木です。

びわの木は、秋の終わり頃から冬にかけて、白くて小さな花を咲かせます。
初夏にはオレンジ色の実が収穫でき、生食できる果物として昔から親しまれてきました。
また、20cmほどもあるびわの葉には薬効があることも知られており、びわの種である杏仁は薬として使われるなど、人々の生活に密接に根付いた樹木といえるでしょう。

実をならせるなら剪定時期は重要

びわの楽しみは、なんといっても生食できる実の収穫ではないでしょうか。
びわは、自宅で栽培する果樹としても人気の木ですね。
しかし、びわの木はとても大きく生長するため、放置しておくと実を収穫することが難しくなってしまいます。
おいしい実を楽しむためにも、剪定してきちんと手入れをすることが大切なのです。
枝葉が茂ってしまったびわの木は、思いきって刈り取りたくなりますが、適当に切ると実が付かなくなってしまう可能性があります。
さらに、間違った剪定をした年だけでなく、2~3年にわたって実が付かないということもあるようです。
剪定をする際には、正しい剪定方法に加え、剪定する時期もきちんと見極めることがとても大切です。

びわの生長サイクルを理解しよう

剪定の時期を見極めるのが難しいとされるびわですが、びわの生長サイクルを知ることで剪定の時期を判断することが可能になります。
びわは、花芽が付き始めるのがだいたい6月頃となります。
春先に伸びた枝の先端に花芽が付くことを覚えておきましょう。
夏の間2カ月ほどかけて付いた花芽は、11~2月頃に開花を迎えます。
その後、3月中旬~4月にかけて実ができ、実が収穫できるのは5~8月くらいにかけてでしょう。

びわの剪定時期は結局いつなの?

びわの生長サイクルを見ると、一見剪定に適した時期がないように思われます。
しかし、一般的には、びわの花が咲き終わってから実がなり始める前の期間が剪定に適しているといわれています。
具体的には2~3月くらいになるでしょう。
ただし、3月中旬以降になると新しい枝が伸びてくる時期なので、強い剪定は避けておいたほうがいいです。
剪定をしすぎることで、翌年の実の付きが悪くなる可能性があるので気をつけましょう。

3月中旬から花芽が付き始める6月くらいまでは、実に気をつけながら間引き程度の剪定であれば可能です。
すでに実がなっているので、間違って残すべき枝を切ってしまう心配はありませんね。
また、実の付きを良くしたい場合には、10月頃にもつぼみを間引くのが効果的です。
このときには、2~3年実を付けた枝も思いきって刈り取りましょう。

びわの上手な剪定方法は?

そもそも、びわの剪定は風通しを良くすることを目的に行います。
剪定作業は主に、枝の間引きと切り詰めの作業となります。
大きく伸びた幹や枝を間引き、びわの木に十分に日光が当たるようにするのが目的でもあります。
間引きする際には、事前に樹形を仕立てる作業が必要となりますが、木の種類によって仕立て方が異なるので注意が必要です。
枝がまっすぐに上に伸びるタイプのびわの木であれば、2~3mくらいで幹の高さを切り落としましょう。
枝が横に伸びるタイプの木であれば盃形になるように整え、高さ1.8~2mくらいで切り落とすのがおすすめです。

間引きのポイントは、枝の分岐点から枝を数本残すように間引きすることです。
その際は、分岐点ギリギリではなく、少し上の箇所を切るようにしましょう。
強い剪定をすると数年実が付かなくなることもあるので気をつけたいものです。
一方の切り詰め作業は、数年に分けて少しずつ行いましょう。
一度に行うと木が枯れる原因にもなってしまいます。
4年ほど放置しておくと樹高が高くなり枝の幅が広がってくるため、4年を目安に切り詰め作業を行うといいでしょう。

剪定時期に気を付けて実が付くようにしよう

毎年花を咲かせ実を付けるびわですが、間違った剪定をすると実が付かなくなる可能性があります。
毎年確実に実を付けさせるためには、限られた剪定時期を見極め、正しい方法で剪定することが必要です。
その際には、あまり強い剪定を行わないことも重要です。
花が終わってから実がなるまでの時期が最適の剪定時期とされるので、この時期に剪定を行い、長くびわの実を楽しめるように手入れをしましょう。

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