こんにちは。IN NATURAL STYLE編集部です。
観葉植物を置いているだけでも室内が明るくおしゃれに見えますが、さらに間接照明を使ってワンランク上の演出を行ってみましょう。
ライトアップが植物本来の美しさを引き立ててくれるほか、部屋全体を温かく柔らかな雰囲気にしてくれます。
観葉植物をライトアップするにはいろいろなやり方がありますが、誰でも挑戦しやすい簡単な方法について解説します。
取り付けるだけ!簡単にできるライトアップ
植物を簡単にライトアップする方法として、クリップタイプの照明を使った方法を紹介します。
やり方としては、クリップタイプの照明器具を鉢のふちに装着するだけです。
その際、照明を上に向けるのがポイントです。
下から照らされることで、植物の葉や枝などの陰影がぼんやりと浮かび上がり、温かく洒落た雰囲気を演出できるでしょう。
天井や壁が白やクリーム系の色であれば、より温かい感じが出せます。
大きめの観葉植物で行うと、室内に森ができたような感覚も味わえるでしょう。

あくまで主役は観葉植物ですので、ライト自体は白っぽく目立たないものを選ぶことをおすすめします。
さらに、簡単に位置を微調節できる小さいものを選ぶといいでしょう。
クリップタイプの照明器具は、インターネットの通販やインテリアショップなどでも市販されており、長時間点けていても熱くなりすぎないLEDタイプのものなどもあります。
夕方から夜にかけて部屋でくつろぎたいときには、間接照明と植物のコラボレーションでリラックスするのがおすすめです。
エアプランツの個性的な照明
大きな観葉植物を置くスペースがないという場合は、小スペースでもできるライトアップに挑戦してみましょう。
手作りのジャムやフルーツ種を入れるガラス容器を改造し、電球をつけてテラリウム風にするというやり方です。
電源ケーブルをロープで巻いたりデコレーションして隠したりすることで、生活感が出にくくなります。
中にいれる植物は、エアプランツにすると水やりの心配が少なく手軽です。

また、エアプランツ自体がオブジェのような見た目をしていますので、インテリア性も高いといえるでしょう。
ペンダントライトと観葉植物のコラボ
ペンダントライトやシーリングライトなどを取り付けるダクトレールを使うと、こなれた雰囲気が演出できるでしょう。
ダクトレールに、ペンダントライトと観葉植物を吊るすというものです。

長さの違うものを横に並べると、とてもおしゃれに見えます。
その際は、もっとも長さのあるものを真ん中に持ってきて、両端を少し短めのものにするとバランスがとりやすくなるでしょう。
縦長効果が出て、室内が広く見えるという効果も期待できます。
ダクトレールは長さが調節できるものを選ぶことをおすすめします。
長さ次第で空間の印象を自在に変えられるだけでなく、長めにすると間仕切りの代わりとしても使えます。
植物を使った間仕切りであれば、より柔らかく自然な印象になるでしょう。
あえて短くすると、部屋全体が明るい印象に変わります。
壁際に吊るすと、間接照明の役割もしてくれるので一石二鳥です。
イルミネーションはパーティにも
イルミネーションを観葉植物に巻きつけるだけでも、おしゃれな癒し空間になります。
イルミネーションを使ったアレンジは、複数人が集まるパーティなどの演出にもぴったりです。
イルミネーションは100円ショップでも購入できるので、カラフルなものや単色のものなど、いろいろな種類を買っておくといいでしょう。
丸見えの電源コードは生活感を出してしまいますが、乾電池式のものであればそういった心配がありません。
また、屋外など電源がない場所でも対応できるのも便利です。

イルミネーションは、小さめの観葉植物をより華やかに見せてくれ、大きい観葉植物の威圧感を和らげてくれます。
クリスマスには、観葉植物にマルチカラーのイルミネーションを巻きつけるだけでも、十分クリスマスツリーの代わりになるでしょう。
一戸建てに住んでいて庭に植物を植えている人であれば、大きめの植物にイルミネーションを巻きつけて、昼間とは違う幻想的な雰囲気を楽しんでみましょう。
ポーチライトなどは消しておくことがポイントです。
オリジナルの照明器具を作ってみよう
植物と照明を合わせたインテリアコーディネート方法について学びたい場合は、ワークショップに参加することをおすすめします。
講師のサポートを受けながら、観葉植物を使ったユニークな照明を作ったり、自分では思いつかないようなアレンジ方法を学んだりできるでしょう。

人数規模や目的などに応じてさまざまなワークショップがありますので、興味が湧くものがあれば参加してみてはいかがでしょうか。