こんにちは、日差しが眩しい季節になりましたね。
最近ようやく毎日のコーディネートを考える時に気温と天気予報を確認するようになりました。バイヤー神谷です。
リネンってどんなイメージですか?
インナチュラルでも天然繊維の中でもコットンと並んで人気の高いリネン素材。
バイヤーもリネン愛用者の1人。
洗いざらしでも様になる感じや着込むほどに肌に馴染む素材感を活かしたカジュアルなお洋服を好んで着用しています。
リネンというと白や無染色などのカラー中心という素朴なイメージだったり、夏の素材として認識されていらっしゃる方も多いのではと思います。
インナチュラルでは、そうした麻が持っている定番のイメージに加え、華やかなカラー提案と綺麗なシルエットで大人の女性に大人気なブランドがあります。

yarraの展示会ショット。光が差し込む素敵な空間です。
yarraのディレクター、有富さんにお会いしてきました!
そのブランドは「yarra(ヤラ)」。
オーストラリアの先住民アボリジニの言葉で〝ゆったり流れる〟を意味するyarrariverよりインスパイアされています。
大人の女性に向けて毎日変わらない心地よさを届けたいという想いより、パターンは定番ものであっても毎シーズン微修正を重ね、素材は肌に直接触れるものだからこそ、国内外より吟味を重ねたものを使用しています。
日々の生活がちょっとずつ楽しくなるようにという想いより、シーズン毎にパッと目を惹くリトアニアリネンの定番シリーズはロングセラーの人気を誇り、ストレスのない服を目指しているのでサイズ感は全体的にゆったり。
それでいて大切な人と会うよそゆきの顔にもなる。TPOのある服。
yarraのお洋服に袖を通すと、リネン素材が素朴なだけではなく、大人のワードローブの必需品だという事を認識させられます。
うん、今年もリネン着よう。リネンを買って、自分色に育てよう。

真剣に資料をみるディレクターの有富さん(右)といつもお世話になっている営業の木村さん(左)。
有富さん、リネンの魅力を教えてください♡
これだけ魅力的なリネンのお洋服ブランドのディレクションをされている有富さんにリネンの魅力を伺ってみました。
神谷:有富さんが感じられるリネンの魅力ってなんですか?
有富さん:カジュアルな雰囲気、自分だけの1枚を育てる喜びが良いですよね。
丈夫で扱いがしやすいところも日常に寄り添う服としては嬉しい点です。
あと、意外に感じるかもしれないけれど、機能性。
リネンは夏のイメージがある人が多いけれど、実際に質の良いリネンは保温性もあり通年着る事ができるんですよ。
リネン繊維は中が空洞の部分に空気を溜め込み保温する事ができ、繊維が水分を吸収し外に逃がしながら熱量変化に対応する力も強い為、内側がいつも快適な温度と湿度で保つ事ができるという優れた性質があるんですね。
神谷:すごい、リネンって天然の機能素材ですね!

ナイスな笑顔、頂きました!
もっと知りたい、リネンのお手入れ方法。
リネンとyarraの魅力についていろいろお伺いする中で、何回かお客様に頂いたご意見を思い出しました。
「リネンのお手入れって大変じゃない?どうすれば良いの??」
毎日着たいお洋服だからこそ、気になりますよね。
ちなみにバイヤーは自宅で洗濯する際には以下気をつけています。
・洗剤は中性もしくは弱アルカリ性で漂白剤の入っていないタイプの物を選ぶ
・ネットに入れて水またはぬるま湯で洗う
・洗剤が残らないようにしっかりすすぎを行う
・脱水は短め
・干す時は出来れば日陰(直射日光は黄ばみの原因になるそうです)
有富さん談
「リネンは洗い方よりも、干し方が重要!
繊維が強いので、脱水しすぎるとシワになりやすいので、脱水時間は短めに、干す時はできれば日陰干し(直射日光は黄ばみの元)で手でよくシワを伸ばしてから干すと良いですよ。」
お洗濯後のアイロンはお好みですが、パリッと仕上げたい時には乾ききらないうちか、あるいは霧吹きで湿気を与えて高音でアイロンをかけます。
生地を張りながらしっかり体重をかけてみると良い感じです。
目前に迫る夏。
今年こそ、今年も、素敵にリネンを着こなして頂けるきっかけとして参考にして頂けましたら嬉しいです。
インナチュラルではリネンのお洋服を筆頭に、天然素材にこだわったお洋服を国内外よりセレクトしております。
お店のお近くにいらした際にはぜひ覗いていってくださいね。
スタッフの笑顔や店内に溢れる植物でほっとできる空間をご案内しています🌿