こんにちは、IN NATURAL STYLE編集部です。
「青年の木」とも呼ばれる観葉植物の「ユッカ」は、新しい葉が元気よく上を向いて生えます。
その姿から風水では発展や成長を連想させる運気の良い植物とされおり、開業祝いなどの贈り物として人気があります。
寒さに強く育てやすい性質で、初心者向けの観葉植物としても親しまれています。
今回は、ユッカの特徴や育て方などについて紹介します。
ユッカはこんな観葉植物

とがった葉の形が美しいユッカの原産地は、北アメリカから中央アメリカにかけての乾燥地帯です。
この地域は乾燥しているだけでなく、昼と夜の温度差が激しいという特徴があります。
そのような厳しい環境の中で育つことのできるユッカはとても強い性質の植物で、屋内でも屋外でも管理が簡単なので人気があります。
世界には50種類ほどのユッカがありますが、日本のフラワーショップなどで入手しやすいのは「ユッカ・エレファンティペス」という代表的な品種です。
成長すると葉の根本である株が象の足のように太くなることが名前の由来です。
その他に、寒い時期になると葉の色が緑色から紫色に変化する性質などをもっているユッカもあります。
中には、生育数が少なく希少価値の高いものもあり、大きいものは高額で取引されています。
いずれのユッカも、比較的厳しい環境下でも育てやすいという特徴は変わりません。
ユッカの育て方のポイント
とても育てやすいユッカですが、長く美しい状態を楽しむためにはいくつか育て方のポイントがあります。
乾燥地帯が原産地であるユッカは、乾燥気味にしておくことが重要なポイントです。
緑色の元気な葉を見ると水を与えたくなりますが、与え過ぎると根が腐って枯れてしまいます。
春から秋にかけては、ユッカを植えている土の表面が乾いたら水をたっぷりと与えます。
室内で育てる場合は、鉢の受け皿に水がたまったままにしておかないようにしましょう。
冬は水やりを控えめにして、乾燥気味にしておくことをすすめします。
また、水やりは霧吹きで葉に水を吹きかける方法もありますが、こちらは葉の状態を良好に保つために、1年を通して行うようにしましょう。
冬も室内が乾燥することが多いので、葉水は必要です。
ユッカを植える土は、乾燥状態を作ることのできる水はけの良いものを選びます。
お店によっては、専用の土を販売していることもあります。
肥料も気になるところですが、少なめに与える方法が適しています。
成長期の5月から9月にかけて、ゆっくりと効果が出る肥料を少なめに与えます。

ユッカは家のどこに置くと良いのか
ユッカの鉢の置き場所も重要です。
ユッカは室内でも育てられる植物で日陰でも耐えられる強さがありますが、日光のある明るい場所を好む性質をもっています。
運気を上げるといわれているユッカは、風水上では玄関に置くとその家に良い影響をもたらすとされています。
しかし、玄関は薄暗いことが多く、その薄暗い場所に置きっぱなしという状況はユッカの成長にとって良くないことといえます。
ユッカを元気な状態で保ちたいのであれば、年間を通してできるだけ直射日光に当てたいところです。
室内に置くのであれば、窓ガラス越しの日光をたくさん浴びさせるようにしましょう。
ユッカの品種によっては、日当たりの良い場所であれば、屋外の地植えで冬を越せるようなものもあります。

初心者でも育てやすい観葉植物「ユッカ」
頻繁な水やりを必要とせず日当たりの良い場所に置いておくだけで元気な状態を保つユッカは、育てやすい観葉植物です。
観葉植物を育てるのは初めてという人でも扱いやすいので、とても人気があります。
しかも、植え替え時などに剪定した葉を土に挿しておくだけで、簡単に増やすことができるという特徴もあります。
挿した葉が根付く3週間から8週間の間は土に水分が多めの状態を保ちますが、その後は通常の管理をするだけで育ちます。
大きな鉢に植えられた状態で販売されているものもありますが、小さなユッカから育てるのも楽しいことでしょう。
上向きに生える葉をもつユッカをいろいろな場所に置いて目を楽しませつつ、金運や仕事運アップを願ってみる生活を楽しみませんか。
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