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ブルーベリーの育て方!甘い実や花を楽しもう

[植物図鑑(ブルーベリー)]

こんにちは。IN NATURAL STYLE編集部です。
ブルーベリーのいいところは「食べておいしい」という点だけではありません。
ブルーベリーは、地植えと鉢植えのどちらの方法でも育てることができ、花も実も楽しめる観葉植物なのです。
食用としてだけではなく、観葉植物としても生活にいろどりをプラスしてくれるブルーベリーは、まさにオールマイティーな植物といえます。
ここでは、そんなブルーベリーを上手に育てるためのポイントをご紹介しましょう。

ブルーベリーが好む土づくりや水やりを!

ブルーベリーを上手に育てるために重要なポイントが「土」です。
土とひとくちに言ってもその種類はさまざまであり、育てたい植物に合わせて土も厳選する必要があります。
ブルーベリーが好むのは、「酸性で水持ちの良い土」です。
ブルーベリーに適した酸性の土を作るために必要なのが「ピートモス」と「鹿沼土」です。
ピートモスが70%、鹿沼土が30%程度の割合で配合しましょう。
ピートモスは通気性と保水性にすぐれた土ですが、なんの下準備もなく使うと水をはじいてしまいます。
そのため、ピートモスと鹿沼土を混ぜる前に、ピートモスをバケツなどの容器に入れてたっぷりの水をそそいでおくことが重要です。
水をそそいでから3時間から半日経過すれば、ピートモスに水がなじみます。
自分で作らなくても、ブルーベリー用の土も市販されているのでそちらを試してみるのも良いでしょう。

また、ブルーベリーは乾燥を嫌うため、土の乾燥には特に注意して小まめに水やりをしましょう。
「土の表面が乾いているかどうか」を目安として、1日に1回はたっぷりと水をやります。
ただし、鉢の底に水が張ったままで放置すると根腐れしてしまうおそれがあるため、排水のよい鉢を使用するのがおすすめです。
土を自分で作るにせよ、市販のものを使うにせよ、水は「枯れないようにたっぷり」が大原則といえます。

ブルーベリーの収穫時期と保存方法

ブルーベリーの収穫時期は6~9月上旬です。
収穫までにゆっくりと色づいていく実の変化も、ブルーベリーを育てる楽しみの1つといえるでしょう。
収穫のタイミングは、実の色で判断します。
実が青紫色に変化してから、4~7日目に摘み取るのが一般的です。
果実の中には摘み取ってから糖度が増す種類も多いですが、ブルーベリーにはあてはまりません。
そのため、樹上で完熟させて糖度を十分に上げてから収穫する必要があります。早摘みは避けて、完熟するのをじっくりと待ちましょう。
また、朝露に濡れた状態で摘み取ることはおすすめできません。朝露が乾いたのを確認してから、ごく軽めの力でねじるように摘み取るのがコツです。

ブルーベリーの質を落とさないためにも、摘み取ったあとはすぐに冷蔵保存しましょう。
保存の適温は0~2度とされています。
また、冷凍保存も可能なので大量すぎて短期間で消費できないといった場合は、20度以下での冷凍保存がおすすめです。

挿し木でブルーベリーを増やそう!

ブルーベリーは、1~2月ごろに挿し木をすることで繁殖を楽しむこともできます。
挿し木の第1ステップは「挿し穂選び」です。
冬の間に選定した枝があれば、その中から特に実がよくついた発育枝を選びます。
この枝は50~100センチと長めなので、花芽がある部分を切除したうえで、枝を10センチ程度の長さに切り分けてください。
切り口をナイフなどでなめらかに整えるのも忘れてはいけません。
また、各挿し穂の品種が分からなくなるのを防ぐために、マスキングテープなどで品種ごとの色分けをしておきましょう。

次に、大きめで平らな鉢を用意して通気性確保のための軽石を底に敷きます。
それから、あらかじめ吸水させておいたピートモスを鉢に入れ、さらに水をかけてください。
ピートモスと水がなじんだら、挿し穂を5センチメートル間隔で植えていきます。
植える深さは、芽が2つ分ほどを目安にしましょう。続いては野菜用の「保湿防風キャップ」の出番です。
これを鉢にかぶせることで、空気中の湿度を一定に保つことができます。
挿し木から1カ月程度で新芽が伸びてきて、さらにそれから1~2カ月たてば根が張ってきます。

初心者におすすめ!3年生苗で収穫しよう

ブルーベリーを初めて育てる人におすすめなのが「3年生苗」です。
3年生苗とは、植え付けてから3年目の苗木のことを指します。
この3年生苗がブルーベリー育成初心者におすすめである理由は、大きく分けて2つです。

1つ目の理由は「剪定(花芽切り)の必要がないこと」です。
ブルーベリーの実を上手に育てるためには、ブルーベリーの木に適した方法で剪定をする必要があります。
3年生苗ならそういった剪定の手間を省けるため、初心者にも育てやすいといえるでしょう。

2つ目の理由が「収穫までが早い」という点です。
「実の収穫」は、ブルーベリーに限らず果実の苗木を育てる大きな楽しみのひとつではないでしょうか。
3年生苗なら比較的スムーズに収穫まで育てられるため、初めてブルーベリーを育てる人でも収穫のよろこびを味わいやすいです。

美味しいブルーベリーを育てよう!

ガーデニングは庭付き一戸建てだけの特権と感じる人も少なくないでしょう。
しかし、ブルーベリーは日当たりが良ければマンションやアパートのベランダでも育てることができます。
また、3年生苗を選べば比較的簡単に収穫まで育て上げることができるので、ガーデニングをしたことがない人でもチャレンジしやすいです。
さらに、ジューシーで美味しい実がなることも育てる楽しさに拍車をかけてくれます。
ご紹介したブルーベリーの育て方のコツを踏まえて、自宅でとれたての新鮮なブルーベリーを楽しみましょう。

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