七福神って何?縁起のよい多肉植物を育ててみよう

こんにちは、IN NATURAL STYLE編集部です。
ガーデニングが好きで、これから多肉植物を育てたいと思っている人はいるでしょうか。
多肉植物は茎や葉に水を溜められる植物で、品種は数多くあります。
中でも、縁起のよい名前が付けられた「七福神」は、ガーデニングを趣味とする人から人気となっているのです。
ここでは、七福神の基本的な育て方や魅力について詳しく紹介します。

七福神とはどんな多肉植物?

七福神はエケベリア属の中の1つで、「Echeveria secunda =E.’Imbricata’」という学名が付けられています。
エケベリアとはベンケイソウ科の多肉植物の総称で、葉がバラの花のような形で、先がピンクがかっているといった特徴があります。
種類によってサイズは異なり、大型だと直径4cm近いものもあるほどです。
どの品種も比較的育てやすく、100円ショップやホームセンターなどで安く手に入れることができます。
そのため、これまで多肉植物のガーデニングをしたことがない人でも、チャレンジしやすいでしょう。

七福神の原産地はメキシコですが、輸入されてから国内でも栽培されるようになり、育てやすいことからその存在は知れ渡っていったのです。
葉が大きく丸みがあるのが特徴で、およそ15cmの高さまで育ってくれます。
春から夏の終わりまでは、イエローとオレンジのグラデーションカラーをした花を咲かせ、冬になると先端部分が紅葉します。
シーズンごとに変化が見られるので、ガーデニングを趣味とする人なら十分楽しめるでしょう。

七福神の基本的な栽培方法

七福神は日光を好むので、日当たりがよい場所で育てると、葉は濃い緑色になります。
一方、日光不足だとくすんだ緑色に育ってしまう上に、茎が伸びすぎてしまうので注意が必要です。
夏は日差しが強すぎるので日よけを使うなど、ある程度日差しを和らげて育てることがポイントです。
なお、湿度が高いと成長を妨げやすくなるため、特に梅雨の時期は風通しをよくするようにしましょう。
また、寒さには弱く耐寒温度は10度となっているので、冬は屋内で栽培するよう努めてください。

水やりに関しては、必要以上にやってしまうと、根腐れが生じたり害虫がわきやすくなったりするので、土が完全に乾いてから行いましょう。
他にも、七福神には成長期と休眠期があり、各時期により水やりのしかたが異なります。
春と秋の成長期は10日に1回を目安に、表面の土が乾燥してきたらやや多めに水やりをしましょう。
休眠期の冬は、月に1回程度の水やりをすれば問題ありません。

七福神の増やし方は意外に簡単

植物を繁殖させるにはいくつかありますが、七福神を増やしたいなら葉挿しを行うのが良い方法です。
葉挿しとは、葉を土砂に挿して発芽・発根させ、新たな個体を生み出す栽培方法です。
七福神の成長期は春と秋になるので、葉挿しをするならその時期を選びましょう。
やり方としては、まずは葉を取り外す作業から入りますが、左右にゆっくり動かしながら事を進めると、きれいにもぎとることができます。
なお、取れてしまった葉でも葉挿しはできるので、捨てずに取っておきましょう。

その作業を終えたら、取り除いた葉を乾燥した土の上に並べ、半日陰のところにしばらく放置します。
根が1cm程度張り始めたら水を与え、子株が2cm近く成長したら、土へ植え付ける作業に移りましょう。
植え付けの際には、先に枯れた葉を取り除いてから、ピンセットで土を少量かけることがポイントです。
子株がある程度大きくなったら、新たな多肉植物用の土を用意し、鉢に植え替えましょう。
なお、植え替えてから1週間経つまでは、水を与えなくても問題ありません。

七福神の魅力は育てやすさにある

縁起がよい名前が魅力でもある七福神ですが、育てやすさも魅力の1つに挙げられるでしょう。
七福神を育てる場合、鉢や植え方を変えることで、株のサイズを調整できます。たとえば、株を大きく育てたいなら、鉢に1株のみを栽培したり肥料を与えたりすれば、希望のサイズに成長してくれます。
なお、七福神は栄養を蓄えられるので、肥料を使わなくても育ちますが、サイズを変える目的で与えるなら、成長期に10日に1度与えるようにしましょう。

それから、葉挿しをすれば簡単に増やせるというのも、七福神が育てやすいと言われている理由の1つです。
植物を増やすと聞くと、種をまいて1から育てる種子繁殖を思い浮かべる人も多いでしょう。
しかし、この方法だと育つまでに長期間を要したり、色や形に違いが出たりすることがあるのです。
葉挿しは親株の栄養体を使うので、時間をかけることなく親株と同じような姿に育ってくれます。
また、寒さには弱いですが、10度を切らないよう管理する他、日差しや湿度にも注意していれば、栽培に悩まされることはないでしょう。