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カーネーションの鉢植えの管理方法は?育てる楽しみを味わおう

こんにちは、IN NATURAL STYLE編集部です。
母の日のギフトとして選ばれることの多いカーネーション。
切り花を贈る人も多いですが、鉢植えを選ぶことで、見て楽しむだけでなく育てる楽しみも味わえます。
また、カーネーションの管理は決して難しいものではありません。
上手に育てるコツを知っていれば、それだけ長い間花を楽しむことができます。
この記事では、鉢植えのカーネーションの管理方法について詳しく解説します。

贈るならどんな鉢植えを選べばいい?

鉢植えのカーネーションをギフトにするなら、きれいに花が咲くものを贈りたいですよね。
そこで重要になってくるのが、良い鉢植えの見分け方です。
きれいに咲く鉢植えを選ぶためには、いくつか注目すべきポイントがあります。

まず、カーネーションの場合、たくさん花が咲くことを期待して、つぼみの多いものが選ばれやすい傾向にあります。
しかし、これは間違った選び方です。
つぼみの中には中身が詰まっていないものもあるので、すべてのつぼみが咲くわけではありません。
大切なのは数ではなく中身なのです。
しっかり中身の詰まったつぼみが少なめに付いている鉢植えのほうが、全体的に丈夫で咲く花の大きさも大きくなります。
つぼみの数が多すぎると栄養が分散するので、咲く花の大きさが小さくなるうえに、株が疲れてしまうこともあります。

また、株全体のボリュームがあったほうが良いと思われがちですが、枝が多すぎると風通しが悪くなり、病害虫の影響を受けやすいので注意が必要です。
つぼみがしっかり膨らんでいて小さなつぼみの少ないもの、茎と茎の間に適度な空間があり風通しの良いもの、しっかり根を張ったもの、株元の葉が緑色で枯れかけていないものなどを選ぶと失敗しません。

鉢植えをもらったときはどうすればいい?

ギフトとしてカーネーションの鉢植えを受け取ったら、まず鉢の状態を確認するようにしましょう。
なぜなら、ギフトは鉢の周囲がラッピングされていたり、かごに入れられていたりすることが多く、そのまま放置するとカーネーションが蒸れてしまって病気になりやすいからです。
カーネーションを長く楽しむためには、ラッピングやかごを外して鉢の状態を確認することが必須です。
株の根元を触ってみてぐらつきがないか確認し、もしぐらつきが見られたら培養土を追加します。
水は土の状態を見て、表面が乾いていたら与えるようにしましょう。

また、つぼみを刈り取ることも大切です。
贈るためのカーネーションを探すときと同じように、つぼみを指でつまんでみて中身が入っているかどうかを確認し、中身のないものはつぼみのうちにカットします。
これを行うことで花が大きくなり、花持ちも良くなります。

鉢植えカーネーションの育て方は?

鉢植えのカーネーションを育てるためには、日当たりや土の状態に注意しましょう。
カーネーションは日当たりの良い場所を好みます。
日照不足だとつぼみがしぼみ、中身が入らなくなることが多いので、日光が届く明るいところで育てるのが適切です。
ただし、直射日光には当てないようにしてください。
また、カーネーションは乾燥気味の土を好みます。
表面が乾いていても中まで乾いていないことがあり、内部が湿ったままになってしまうとカビなどの病気が発生しやすくなるので、注意が必要です。
風通しが良く、雨が当たらない場所で育てましょう。

花を咲かせるために欠かせないこと

きれいな花を咲かせるためには、手入れが欠かせません。
カーネーションは、こまめに花殻を摘むことが大切です。
花の色が悪くなってきたりしおれてきたりしたらすぐに摘むようにしましょう。
また、花が一通り咲き終ったら、すぐに切り戻しを行います。
株全体の活力を復活させるため、株の高さを2分の1程度になるまで刈り込むと、翌年も花が咲きます。

さらに、水やりも重要なポイントです。
水を与えすぎると根腐れしてしまうので、高温のときは土の状態を乾燥気味に保っておきます。
しかし、発蕾期や伸長期には水分が必要なので、土が乾いてきたら水を与えましょう。
また、病気や害虫を防ぐためには、葉の枯れている部分を取り除き、風通しの良い状態を保つことが必要です。
カーネーションは、特にアブラムシが付きやすいので、見つけたら早めに駆除してください。

鉢植えから地植えにするタイミングは?

カーネーションの花を毎年楽しみたいなら、鉢植えから地植えにするのも良い方法です。
地植えにするなら、一通り花が咲き終わる6月中旬ごろが良いタイミングです。
切り戻しをし、株の高さを整えるのと同時に植え替えするのが良いでしょう。
もし6月ごろを逃してしまったら、暑い夏場を避けて秋に行ってもかまいません。
秋は根がいっぱいになる季節なので、広い場所に植え替えてあげるという意味でもふさわしいタイミングです。
地植えするときは、鉢植えで育てていたときと同様に、日当たりや風通しが良い場所を選ぶことが大切です。

贈るなら育てる楽しみがある鉢植えを

カーネーションは切り花を贈っても喜ばれますが、あえて鉢植えを選ぶことで、相手に育てる楽しみを味わってもらうことができます。
母の日などにカーネーションを贈り物として選ぶなら、ぜひ鉢植えを選んでみてはいかがでしょうか。
インナチュラルでは、品質の良いカーネーションの鉢植えを多数揃えています。
ギフトとして花を贈りたい人は、ぜひ一度ご相談ください。