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品種で表情が異なるポリシャス!日々の管理と害虫の防ぎ方

ポリシャス

ポリシャス

Polyscias

ウコギ科
ポリスキアス属
別名ポリスキアス、タイワンモミジ
原産地東南アジア、ポリネシア
形態常緑性樹木

耐寒性:弱い / 耐暑性:やや強い / 耐陰性:あり

こんにちは、IN NATURAL STYLE編集部です。

ポリシャスという観葉植物を知っていますか。
品種によってさまざまな表情が楽しめるのが特徴の植物です。
また、比較的育てやすいので、今まで観葉植物を育てたことがない人にピッタリです。
でも、育てようとするとどうしたらいいかわからないですよね。
そんな方のために、ここではポリシャスの特徴育て方について解説します。

ポリシャスとはどんな植物?実は1種類だけではない!

ポリシャスは、アジアやオーストラリア、太平洋諸島、アフリカなど熱帯地域に生息する食物です。
本来は2〜8mにまで成長する植物で、熱帯地方では高さを抑えながら、庭木や生け垣として利用されています。
寒さに弱いので日本では自生しておらず、室内の観葉植物として育てられています。
また、ポリシャスという名前はギリシャ語のポリ(多い)とスキアス(影)からきており、その名の通り小さな葉がたくさん茂るのが特徴です。
ポリシャスには種類が100種類以上あるため、葉の形や色合いはそれぞれ異なります。
中には、葉から独特の香りがするものもあります。

観葉植物として育てるのに人気のポリシャスの品種とは?

種類が豊富なポリシャスですが、一般的に観葉植物として育てられる品種は限られています。

その中でも人気のものを2種類紹介します。まず、1つめの品種はポリシャスマルギナータです。
葉には、明るい緑色を縁取るように不規則な白い模様が入っています。
マルギナータは園芸品種のため、熱帯地方に生えている品種のように大きく成長せず、膝の高さくらいまでしか伸びません。
葉も小さく可愛らしいので、インテリアとして最適です。

2つめの品種は、ポリシャスフルチコーサです。
ポリシャスの中で最も代表的な品種で、一般的にポリシャスとして知られているのはこの品種でしょう。
こちらは、葉に細かな切込みが入っており、鳥の羽のように見えるところが特徴です。
また、小さい葉がたくさん生えている姿がもみじに似ているところも人気の理由で、葉からは芳香がします。
台湾では縁起が良い観葉植物として人気がある品種です。
シンプルな鉢や陶磁器を選ぶと、葉の緑が際立ってきれいに見えます。

ポリシャスの育て方は簡単!明るいところに置くのが基本!

ポリシャスの育て方は簡単で、今まで観葉植物を育てたことのない人でも枯らすことなく育てることができます。
まず水やりですが、季節に関係なく、土が乾いてきたら行うようにしましょう。
春~秋は生育期で、この時期に水が足りないと葉が落ちたり成長が止まったりしてしまいます。
逆に冬は成長が鈍る時期で、過度に水をやりすぎると根が腐ってしまう可能性があります。
土の状態を確認して水やりを行いましょう。
また、土だけではなく、葉にも霧吹きなどで水を吹きかけると病気や害虫の予防になります。
これも通年行うと良いでしょう。

そして、ポリシャスはもともと熱帯地方で育つ植物のため、日本で育てる場合は鉢植えを置く場所が重要です。
基本的には、年間を通して日当たりの良い明るい場所に置きます。
室内や半日陰の場所でも育てることができますが、日陰に長時間置いておくと葉の色が悪くなってしまうので、なるべく日光に当てた方が良いでしょう。
ただし、真夏に直射日光に当てると葉が焼けてしまうので注意が必要です。
真夏は半日陰のところに置き、それ以外の季節はなるべく日の当たる場所に置くと丈夫に育ちます。

また、ポリシャスは寒さに弱い植物です。
10℃以上の気温が必要になるので、10月頃には室内に置くようにしましょう。
気温が低いと成長が鈍くなり、葉が落ちてしまうことがあります。
たとえそうなったとしても、春になって気温が上がれば新芽が出るので、水やりを欠かさずに行うようにしてください。

ポリシャスについた害虫・病気は即対処!

ポリシャスにつきやすい害虫として、カイガラムシやハダニがあげられます。
カイガラムシは体長が1~2mmと非常に小さく、年間を通して発生する害虫です。
薬剤が効きづらいので、使わない歯ブラシなどでこすり落とすのが効果的です。
カイガラムシ自体が葉を弱らせることはありませんが、この害虫が出す蜜状の排泄物が病気の原因になることがあります。
葉や茎を触ってベタベタしていたら水拭きしましょう。

また、ハダニは葉の裏について葉の栄養を吸って生きている害虫です。
乾燥した環境を好む虫なので、霧吹きで葉に水をかけることで予防できます。
ハダニがついてしまったら洗い流しましょう。
どちらの虫も、ついていることに気がついたら早めに取り除くことが大切です。

また、ポリシャスは、春~秋にかけて炭そ病や褐斑病などの病気になることがあります。
炭そ病にかかると葉に病斑があらわれ、さらに悪化すると穴があき、最終的には枯れてしまいます。
褐斑病も葉に褐色の小さな病斑があらわれる病気です。
このような病気にかかったら、症状があらわれた葉をカットし、他の葉に病気が広がるのを防ぎましょう。

初心者でも育てやすい!ポリシャスは湿り気が好き

ポリシャスは品種によって葉の特徴が異なり、自分の好みに合わせて選ぶことができる観葉植物です。
育て方も簡単で、日当たりが良ければ室内に置いておいても平気なので、初心者の方でも挑戦しやすいでしょう。
ポリシャスは湿った状態が好きな植物なので、水やりをこまめに行うのを忘れないようにしてくださいね。

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