種類が多い観葉植物!ペペロミアを育てよう

ペペロミア

ペペロミア

Peperomia

コショウ科
サダソウ属
原産地 熱帯〜亜熱帯
形態 多年草

[耐寒性] ふつう / [耐暑性] 強い / [耐陰性] アリ / 直射日光が苦手 / 10℃以下の環境に注意

観葉植物は部屋の中で比較的簡単に育てられるので、部屋でも緑を楽しみたいという人にピッタリです。
数ある観葉植物の中でも名前も見た目も可愛らしいペペロミアは、種類が豊富にあるため自分好みの観葉植物が見つかるはずです。
そこで、これからペペロミアを育ててみようと考えている人のために、特徴や育て方のコツを紹介していきます。

ペペロミアってどんな観葉植物なの?

ペペロミアは熱帯から亜熱帯にかけて広く生息するコショウ科サダソウ属に属する植物の総称です。
全部で約1000種類あり、見た目や性質に差があるものがたくさん存在しますが、基本的には多年草で肉厚な葉が多くつている小型の観葉植物です。
葉は縦に伸びる種類だけでなく、横に伸びたり垂れ下がったり特徴的なものが多いのでインテリアとして人気があります。
いろいろな種類を選んで並んで飾るのも楽しいでしょう。

例えば、丸みのある小さな葉が横に広がって伸びる「ペペロミア・グラベラ」や、
葉の裏が赤く先端が細長い「ペペロミア・ロッソ」、
さやえんどうのような葉をつける「ペペロミア・ハッピービーン」などが人気です。
ほかにも、葉に光沢とシワがある「ペペロミア・カペラータ」や、
葉が縞模様の「ペペロミア・アルギレイア」という個性的な種類もあります。

ちなみに、ペペロミアという名前の意味は「コショウに似た」です。
料理で使用するコショウとは違いますが、性質が似ている近緑種です。

ペペロミアはお部屋の中が好きです

観葉植物の多くが日当たりを好むのに対して、ペペロミアは明るい日陰を好みます。
直射日光や寒さが苦手なので置き場所を工夫してあげましょう。
窓辺に置きたい場合はレースカーテンなどで直射日光に当たらないよう気をつけます。
特に夏は間接光が届く日陰に置くと安心です。
窓辺ではなく、テーブルの上などでも育つので好きなところに置いて大丈夫です。
雑貨と一緒に置いてみたり、キッチンカウンターなどに置いてみたりするとおしゃれな部屋になります。
ただし、暗すぎるところにしばらく置いておくと葉にツヤがなくなり、茎が間延びするので気をつけてください。

また、寒さにも弱いので10℃以下になる環境で育てるのは難しくなります。
夏でもエアコンの冷気が直接当たる場所は避けましょう。
冬場は乾燥気味に育てれば5℃くらいまでなら耐えることはできますが、元気に育てるためには1年中部屋の中で育てた方が良い観葉植物です。

ペペロミアの育て方が知りたい!

ペペロミアは比較的乾燥に強い観葉植物です。
そのため、水やりは土が乾いているのを確認してからたっぷり与えるのが基本です。
春~秋は土の表面がサラサラになるほど乾いたら鉢の下から水が出るまで水を与えます。
土が湿った状態が続くと根腐れするので気をつけてください。
特に夏は、日中気温が上がるので朝に水を与えると土の中が高温多湿の状態になってしまいます。
夕方以降に気温が下がってから水やりをしましょう。
気温の低い冬は水やりの回数を減らします。
冬は生長が鈍くなるため吸収する水の量が減るからです。
葉の乾燥が心配なら霧吹きで水を吹きかける程度で十分です。

育てるうちに鉢の底から根が出ていたり、水の吸収が悪くなったと感じたら根詰まりを起こしている可能性があります。
そのままにしておくと水を吸収できなくなり枯れてしまいます。
その場合は一回り大きな鉢に植え替えをしてあげてください。
肥料は、生長が盛んな5月~9月にかけては1カ月に1度程度、液体肥料を水代わりに与えます。
ただし、肥料を与えすぎると枯れてしまうので、規定の量より薄めにした液体肥料を与えましょう。
冬場は肥料を与える必要はありません。

ペペロミアは増やせます!

ペペロミアの増やし方は「挿し木」「株分け」「葉挿し」の3種類ありますが、初心者でも簡単にできる増やし方は挿し木です。
挿し木は5月~6月に行うと夏が終わる前までにしっかりと育ちます。
はじめに、新しい鉢の底穴に鉢底ネットを置き、鉢底石を敷き詰めます。
それから鉢の8割くらいまで土を入れておきましょう。
挿し木の準備が整ったら、葉が付いている茎をひとつ切り取り、先端の葉2~3枚を残してそれ以外を切り落とします。
次に、その茎を全体が5cmくらいになるようにカットしてください。
先ほど入れておいた土に割りばしなどで穴をあけて、そこに茎を挿し水をたっぷり与えたら完了です。

その後は、半日陰に置いて乾燥に気をつけて様子を見ます。
3~4週間ほどで発根して、そこからしばらくすると新芽が伸びてくるはずです。
斑入りの種類を挿し木するときには、きれいに斑が入っている茎を選ぶのがポイントです。

鉢とペペロミアの組み合わせも楽しもう!

ペペロミアは種類が多く、個性的な葉をもつものが少なくありません。
そのため、お部屋の雰囲気に合わせて種類を選ぶことができますし、選ぶ鉢によって見せ方を変えることができます。
それぞれの種類に合わせて鉢を選ぶのも楽しみのひとつとなります。
挿し木で増やして色々な場所に飾るのも良いでしょう。
ペペロミアはインテリア向きの観葉植物です。
好みの種類を見つけてお部屋とのコーディネートを楽しんでください。