観葉植物にもある花言葉!パキラの場合は何?

こんにちは。IN NATURAL編集部です。
観葉植物は、文字通り「葉」を観て楽しむことをメインとした植物です。
中には花を咲かせるものもありますが、多くの観葉植物は、葉を増やして大きくなります。
しかし、実は観葉植物にも花言葉があることをご存知でしょうか。
日本の気候では花が咲かない観葉植物の中にも、原産地では見事な花を咲かせるものがあります。
パキラも、そのひとつです。
ここではパキラの花言葉や育て方について解説します。

 

パキラに花言葉?花は咲くの?

残念ながら、日本国内でパキラを育てている場合、花にお目にかかれることはめったにありません。
しかし本来パキラは、糸のように細く長いおしべが200本以上という独特の形をした花を咲かせます。
もちろん花言葉もあります。「勝利」「幸運」「快活」など、縁起がよくパワーを感じさせる花言葉です。
風水的にも、仕事運や集中力を高める力があるとされています。
新しいことにチャレンジするとき、環境を変えたときなどにパキラはぴったりです。

ところで、どうして日本で育てるパキラは花を咲かせないのでしょうか。
理由は、日本に流通しているパキラには、花を咲かせるための条件が整っていないからです。
その条件とは、「種から育てること」もしくは「実生株であること」。
日本国内で出回っているパキラの多くは挿し木で増やしたものです。
挿し木からは、花は咲かないといわれています。
では、種や実生株を手に入れれば花は咲くのでしょうか。実はこの場合にも条件があります。
種や実生株で育てた場合でも花が咲くまでには5~10年の月日が必要なのです。
こうしたことで、日本ではパキラの花は滅多に目にすることがありません。

 

水のやりすぎに要注意

前述のように、パキラは花を咲かせるまでに最低でも5~10年かかりますが、種か実生株を手に入れることができれば、花を咲かせることはできます。
そのために気をつけたいのが、水やりです。
土がしっかり乾いた状態になったら、鉢の底から水が流れ出るくらいたっぷりと与えましょう。
土が乾かないうちに水をやるなど、常に土が湿った状態になっていると根腐れを起こすので注意が必要です。

パキラは、気温が下がってくると水をあまり吸い上げなくなります。
秋から冬にかけては、水やりの回数を減らしましょう。
冬場は、完全に土が乾いてから数日後に水やりをするくらいの心づもりで大丈夫です。
ただ、葉が乾燥すると虫がついてしまうことがあります。
冬は室内も乾燥しがちなので、霧吹きで葉水を与えることを忘れないようにしましょう。

 

直射日光は葉焼けの原因

パキラは、明るい室内であれば、日光を浴びなくても育つ植物です。
しかし、花を咲かせるためには、十分に日光を浴びてエネルギーを蓄える必要があります。
常に日の当たらない室内に置いていたのでは、元気に成長することができません。
ひょろひょろとした葉の色の薄いパキラになってしまうと花は咲かなくなってしまうので気をつけましょう。

だからと言って、直射日光に当てることも厳禁です。
きれいな緑色の葉が、焼けてしまいます。
レースのカーテン越しに日光が当たるような場所に置くとよいでしょう。
水やりを控える冬の間も、日光にはできるだけ当てるようにします。
日光に当てるときは、まんべんなく光が行き渡るように、数日ごとに鉢を回してやることも大切です。
また、あまりにも風通しが悪いと病気になってしまう可能性があるので、注意しましょう。

 

暖かい場所を好む熱帯原産

パキラは熱帯原産ですから、暖かい場所を好む植物です。
気温が5度以下になると枯れてしまいます。
冬を上手に越すためには、室温を常に10度以上に保つことが大切です。
窓際は外気で冷えるので、できるだけ夜間は部屋の中へ移すとよいでしょう。
鉢にビニール袋をかぶせたり、段ボール箱をかぶせたりして保温するという方法もあります。

暖房器具を使う場合は、風が直接当たらないように調節しましょう。
また、どうしても部屋は乾燥気味になります。
葉水をやり、乾燥から守ることも心がけましょう。

 

植え替えや肥料の時期ややり方は?

パキラの成長に合わせ、鉢の中では根がどんどん伸びていきます。
放置しておくと、鉢の中で根がいっぱいになり成長が妨げられる「根詰まり」を起こすので注意が必要です。
2年に1回のペースで植え替えをしましょう。
時期は、5~6月ころが最適です。
これまでの鉢より一回り大きな鉢と観葉植物用の土を用意し、パキラを取り出します。
このとき、できるだけ根の形を崩さないようにすることがポイントです。
土が乾いていると崩れやすいので、植え替える前日にたっぷり水をやっておくとよいでしょう。
土が湿っていると、根が崩れません。

株を取り出したら、茶色く傷んでいる根を取り除きましょう。
先端が傷んでいる場合は、傷んでいる部分のみ切り落とします。
新しい鉢の3分の1程度まで土を入れ、取り出したパキラを置き、高さをチェックしましょう。
低い場合はもう少し土を足し、高すぎる場合は土を取り除きます。
高さが決まったらパキラを支えながら、株が安定するように土を入れて終了です。
最後にたっぷり水をやり、明るい部屋の日の当たらない場所に置いておきましょう。
水やりは、1週間程度は控えます。

肥料は、春先と夏の終わりごろの2回、与えましょう。
肥料には効き目が速いものと緩やかなものがありますが、パキラには効き目が緩やかな固形肥料を使います。
表面の土の上に置く形で大丈夫です。

 

花を咲かせるならじっくり育てよう

「パキラが花を咲かせるまで、じっくり育ててみたい」と思ったら、ぜひ実生株を手にいれましょう。
実生株と挿し木のパキラは、見分けることができます。
根元に大きな膨らみのあるものが実生株、膨らみがなく均一な太さで伸びているものが挿し木のパキラです。

実生株を手に入れても、花が咲くまでには5年以上の月日がかかります。
しかし、それが育てる醍醐味ともいえそうです。
ぜひ丁寧に育てて、ステキな花を咲かせてくださいね。