名前も形も面白いトックリラン!上手な育て方とお手入れ方法

トックリラン

トックリラン

Nolina recurvata

キジカクシ科
トックリラン属
別名 ノリナ、ポニーテール
原産地 メキシコ
形態 多年草

耐寒性:強い / 耐暑性:強い / 耐陰性:普通

こんにちは。IN NATURAL STYLE編集部です。

今回は、トックリランの育て方やお手入れ方法の注意点などについて紹介していきます。
トックリランは株元の形が独特で、部屋のアクセントにもなるため、インテリアとして人気が高い植物です。
初心者でも育てやすいですが、間違った育て方をしてしまうと葉が枯れるなどのトラブルにつながってしまいます。
上手な育て方やお手入れ方法を学んでいきましょう。

 

メキシコ原産のトックリランの特徴とは

トックリランは、多年草でメキシコ原産の植物です。
ノリナとも呼ばれますが、主にポニーテールの愛称で親しまれています。
細長い葉が垂れ下がっている様子が馬の尻尾に見えることから、この愛称が付けられました。
細長い葉と同じくらい特徴的なのは、トックリランの株元です。
トックリランの株元は徳利のような形をしていてとても独特です。

肥大した株元にはたっぷり水を溜め込んでおり、乾燥に強いうえに耐寒性や耐陰性にも優れています。
これが観葉植物初心者でも育てやすいといわれている理由ですね。
一般的に、樹齢が10年を超えると幹から細い茎が伸びてきて、クリーム色をした小さな花が咲きます。
花を見るには年月がかかりますが、上手な育て方をすれば枯れる心配はないので、花を楽しむこともできますよ。

 

暑さに強い!ただし葉焼けには注意!

トックリランは日光が大好きな植物ですので、通年日なたに置いておくのがベストです。
ただし、葉焼けには十分気をつけなくてはなりません。直射日光を当ててしまうと、刺激が強すぎて葉焼けを起こします。
遮光ネットや寒冷紗などで30~50%遮光をするようにしてください。

特に夏の直射日光は避けるようにして、40℃を超える暑さの日には日陰に移すなどしましょう。
室内で育てる場合にも直射日光は避け、レースのカーテンを使用するなどして日光を当てるようにしてください。
室内の場合、エアコンの風などで葉が傷む場合がありますので、置き場所にも十分注意しましょう。

トックリランは乾燥に強いため、水やりはそこまで神経質になる必要はありません。
多少水やりを忘れてしまってもすぐに枯れることはないので心配しなくても大丈夫です。
水やりは、春~秋は土の表面が乾燥したらたっぷりと与えてください。
トックリランは春~秋が成長期なので、気温が10℃を下回ると成長が緩慢になります。

そのため、冬は水をほとんど必要としなくなるので乾燥気味にしても問題ありません。
冬場は、土が完全に乾燥してから(3日置き程度)水やりをするようにしてください。
もし、水やりの回数を減らしたときに葉が落ちてくるようであれば、水やりの回数を増やして調整してあげると良いでしょう。

トックリランの水やりは土が乾燥してから行うのが基本です。
多湿に弱く、水を与えすぎると根腐れを起こす危険性があります。
1年を通して水の与えすぎには注意しましょう。

 

トックリランの正しい剪定方法

トックリランは成長するごとに葉や茎がどんどん伸びていきます。
伸びすぎて見た目が悪くなってきたら剪定をしましょう。
剪定することで美しい樹形にすることができますし、害虫予防にもなります。
トックリランの剪定方法は、幹の先端を切り落とすだけです。
先端を切り落とすとおよそ3~6カ月で新芽が出てきます。
出てきた新芽は上部1~2カ所程度であれば摘んでしまっても問題ありません。

剪定してから葉が伸びるまでは早くて3カ月ですので、剪定は早めに行っておくのがコツです。
4~6月上旬が剪定時期なので、できれば4月、5月あたりには行っておきたいですね。
剪定時期でなくても、茶色く枯れてしまった葉は早めにカットしておきましょう。
その際、下葉がなくなって伸びすぎた茎もカットします。

トックリランの植え替えに関しては、生育に応じて2年に1回、5~9月に行います。
挿し木を利用して増やすことも可能です。
5~8月の時期に親株の幹を葉を増やしたい部分で切り、切った幹を赤玉土に挿します。
水やりを定期的に行うと約1カ月で発根します。
新芽が出たら鉢に植え替えてください。
挿し木は発根する確率は低いですが、新芽が出たときの喜びはひとしおですので興味のある人はぜひ試してみてください。

 

トックリランにつきやすい害虫と駆除方法

トックリランは、ハダニやカイガラムシという害虫がつきやすいです。
ハダニは乾燥する時期を好むため真夏に発生しやすく、葉の裏に寄生します。
寄生するとかすり状の傷がつき葉が傷みますので、ハダニを発見したらすぐに殺虫剤を散布して駆除してください。
ハダニは水に弱いため、定期的に霧吹きで葉に水をかけておくと予防可能です。

カイガラムシはトックリランの茎葉に寄生する害虫で、特に葉が重なり合う部分の裏についていることが多いです。
成虫になると体が固い殻で覆われ薬が効きづらい厄介な害虫なので、見つけたら直接ブラシでこすり落として除去してください。
幼虫の場合は殺虫剤を散布して駆除できます。

ハダニもカイガラムシも駆除せずに放置しておくと最悪の場合枯れてしまう恐れがあります。
害虫被害にあっていないか毎日チェックするようにしましょう。

 

トックリランは育てやすい!観葉植物初心者でも安心

トックリランは水の与え方や害虫など注意する点はいくつかありますが、暑さや寒さに強く観葉植物のなかでも育てやすいです。
観葉植物を育てたことがない人や水やりをする時間があまりないという人でも安心なので、興味があったらぜひチャレンジしてみてください。