盆栽としても楽しめる!観葉植物もみじの魅力と育て方

こんにちは。IN NATURAL STYLE編集部です。

秋になると山や郊外で美しいもみじを見かけますね。
紅葉する植物のひとつとして人気のあるもみじですが、もみじの盆栽を育てて自宅で紅葉を楽しむという人もたくさんいます。
庭木のイメージがあるもみじですが、庭がなくても盆栽として楽しむことができます。
盆栽と聞くと敷居が高く感じてしまう人もいるかもしれません。
小さなもみじの盆栽を育てるために知っておきたいポイントを紹介します。

意外と多い!もみじの種類とは?

もみじにはさまざまな種類があることを知っていますか。
もみじは世界中に160種類もあるといわれています。
秋になると日本各地の山々や郊外、街中などさまざまな場所で見かけるもみじですが、日本に自生しているもみじは約20~30種類です。
日本のもみじは世界一美しいといわれており、毎年秋が深まるもみじ狩りの季節には日本だけでなく海外からもたくさんの観光客が訪れます。
訪れる人々に美しい景色を見せる日本のもみじの中でも、とくに代表的な3種類をご紹介します。

やまもみじは青森県から福井県に自生しているもみじです。
葉の大きさは6~9cmほどで、紅葉の時期になるとあざやかな黄色やだいだい色に色づきます。

いろはもみじは本州の北部以外の太平洋側と九州に自生しています。
葉の大きさは4~6cmほどです。標高が低いところに自生していることが多く、紅葉すると朱色に色づきます。

おおもみじは北海道や本州の太平洋側と九州に自生していて、その名のとおり7~10cmほどの大きな葉をつけるのが特徴です。
標高が高いところに自生しており、紅葉すると朱色や黄色に変化していきます。

もみじの実はとても特徴的な形をしています。
実の先に羽のような形をしたものがついているのです。
見分けがつきにくいやまもみじといろはもみじは、この実を観察することで違いが分かります。
やまもみじの実は葉の下にぶら下がるようにして付き、羽は下に向かってU字型に付いているのに対して、いろはもみじは葉の上に実が付き羽が水平に開いているのです。
もみじの実が落ちるときに、この羽には実自体を回転させて、風にのって種子を遠くまで飛ばすという役割があります。

もみじの基本的な育て方と注意点

屋外に自生しているもみじも素敵ですが、観葉植物として自宅で鑑賞して楽しむ人も多くいます。
もみじといえば盆栽を思いうかべる人も多いかもしれません。
もみじの盆栽を通して季節の移り変わりを感じ、趣味のひとつとして楽しむことができます。

盆栽として育てるときには、日当たりと風通しの良い場所に置くことが大切です。
冬は枝を守るために霜があたらない場所に置いて、よく日に当てるようにしてください。
夏場は葉焼けしないように半日陰に置くようにします。
土が乾いたら水をたっぷりとあげましょう。
夏に土が乾いたまま放っておくと、きれいな紅葉にならないので注意が必要です。
新芽の出る頃にはアブラムシに注意しましょう。
新芽にアブラムシが付いているのを見かけたら、すぐに駆除することが必要です。
もみじの形を整えるために伸ばしたくない枝が伸びてきたら、真ん中にある新芽をつんで調整することができます。
4月~7月と9月から紅葉するまでの間は月に一度、有機性の固形肥料を置き、紅葉が終わったら取り除いてください。

もみじの魅力を引き出すポイントは?

もみじの盆栽の魅力を最大限引き出すためには、形を整えるための剪定(せんてい)が必要です。
剪定時期はもみじの成長が止まる冬が適しています。
さらに、葉がすべて落ちるのを待ってから剪定すると、枝の形が分かりやすくイメージしている形に仕上がりやすいというメリットがあります。

剪定したほうがいい枝と残したほうがいい枝の見極め方があります。
剪定したほうがいい枝は枝同士でからんでいたり飛び出ているものや、幹の方向に伸びていたり根元から伸びている枝です。
また、下に向かって伸びている小枝なども剪定して整えたほうが見栄えが良くなります。

剪定するときは根元からが基本です。枝先ばかり切ってしまうと枝の先端に葉が密集してしまい、見栄えが悪くなります。
また、風通しも悪くなり、もみじが病気にかかる原因になってしまうこともあるので注意しましょう。

 

一度にたくさん剪定してしまうと、思ったより枝が残っていないということにもなりかねません。
少しだけ剪定して時間を空け、様子を見ながら追加の剪定を行いましょう。

また、秋の紅葉を待つもみじの葉をきれいに保つポイントがあります。
もみじは日光には当ててもいいのですが、西日は苦手なので西日をさけて置くようにしましょう。
また、夏の直射日光に当たると葉が枯れてしまうので、こちらも注意してください。
鉢植えにしている場合は乾燥しないように水をやることも重要です。
特に夏場は土が乾ききる前にたっぷり水をあげて、もみじ全体にも水をかけてあげましょう。

もみじの手入れ方法をマスターしよう!

紅葉がきれいなもみじを育てるときに大切なのは、適切に剪定をおこなうこととたっぷり水をあげて土が乾燥しないように注意することです。
また、日当たりに注意して置き場所を変えてあげることも大切なポイントになります。
基本的な手入れを学ぶために、一度ワークショップに参加してみるのもひとつの方法です。
自宅でも秋の紅葉を楽しんでみましょう。