花が咲き終わった冬のミニバラのお手入れ方法

こんにちは、IN NATURAL STYLE編集部です。
バラを上手に育てるには、花が咲き終わった後に次の開花に向けて、しっかりと手入れをするのが大切なポイントです。
手入れを行う季節やタイミング、方法はバラが持つ特徴に合わせて行う必要があります。
可愛らしいミニバラを栽培したいときも、どんなお手入れをすればよいのか気になりますよね。
この記事では、寒さが厳しくなる冬のミニバラのお手入れ方法を紹介します。

冬のミニバラは休眠期

他の多くの植物と同じように、ミニバラも冬に入ると休眠期に入ります。
成長を促すための日射量も減り気温も低くなってくるので、花は咲きません。
ミニバラの開花期は、5月中旬から11月いっぱいまでです。
そのため、花が咲き終わった12月から2月頃までの期間は、休眠期に該当します。
休眠期に入ったミニバラはまた新しい花を咲かせるため、この時期にしっかりと力を蓄えておくのです。

冬になるとミニバラの葉は枯れ落ちてなくなります。
葉で日光を受けられず光合成をたくさん行うことはできないので、必ず日に当てなければいけないというわけではありません。
そのため、室内でミニバラを育てている場合でもしっかりと冬を越せるでしょう。
しかし、冬の間、ずっと日光に当てないまま育てていると弱りやすくなってしまいます。
休眠期であってもきちんと気を配り、丁寧に手入れをしてあげるのが大切です。

花が咲き終わったらミニバラのお手入れ

冬に向けた手入れを始めるタイミングは、秋が終わる頃、ミニバラの花が咲き終わったときです。
咲き終わってもまだ枝や茎に付いている「花がら」を摘まみ、養分をしっかりと蓄えられるように整えてあげましょう。
気を付けなければならないのは、葉は全て残したまま、冬を迎えるための準備を行うという点です。
季節が進むにつれて葉は自然に枯れ落ちますが、葉を大切に育てることで春に咲く花の仕上がりが変わってきます。

また、休眠期に入るミニバラは花も咲かず葉も徐々に枯れてくるため、成長は止まっているように感じられますよね。
しかし、土中の根は冬の間栄養を蓄え続けています。
そのため、休眠期は根が成長する時期でもあるのです。
根が順調に成長するのを支えられるように、肥料を規定量の半分ほど与えましょう。
冬でもきちんと日光を当てることで、根の成長が促されます。
光合成によって生成された養分は、ミニバラにとって非常に重要です。
また、日光を当てると土の温度もだんだんと上昇します。
バラが好む温かい環境を作り、きれいな花が咲く手助けをしましょう。

ミニバラの真冬は強剪定の時期

真冬のミニバラは、枝や芽を切り落とす強剪定を行うのにぴったりです。
1月下旬頃になってミニバラがしっかりと休眠したと感じられたら、強剪定を行いましょう。
丸みを帯びた芽が枝から出ていたら、強剪定を行うのに適切なタイミングといわれています。
鉢植えから5~10cmほど上の部分にハサミを入れ、バッサリとカットするのが一般的です。
剪定を行って春を迎えるとたくさんの芽が出やすくなり、葉や花の数も増えてきます。

強剪定を行うときは、株の状態をよく確認してから判断しましょう。
休眠していないミニバラの株を選定すると、根に大きなダメージが与えられてしまうためです。
余計な剪定をして元気な葉や枝を傷つけた分だけ、根も傷ついてしまいます。
葉が枯れて、ミニバラが休眠に入ったと確信できてから切り落とすのが大切です。
休眠している状態のミニバラは、完全に落葉しているものと葉が褐変しているものの2種類に大きく分けられます。
葉が落ちていなくても茶色く変わっていれば休眠に入っているといえるので、基本通りの強剪定を行いましょう。

3月になると芽吹いてくる

無事に冬を越し、3月に入るとミニバラの芽が伸びてきます。
鉢に残っている枝からたくさんの芽が出てくるので、春に向けしっかりと栄養を与えて成長させましょう。
強剪定を行わず、枝を折り曲げて冬を越した場合は、このときに先の枝をカットします。
折り曲げた部分の下から5cmくらいまで芽が伸びてきたときが、枝を切る良いタイミングです。
だんだんと芽が成長して葉が出始めたら、液体肥料を少し与えます。
まだ枝や葉が揃っていなくても、ミニバラはたくさんの栄養を欲しているためです。
隅々まできちんと栄養が行き渡るよう、肥料を与えるのも大切なポイントといわれています。

しかし、ミニバラが吸収できる栄養量は限られているため、液体肥料の与え過ぎには注意が必要です。
肥料をたくさん与えて成長を促すよりも、たくさん日光に当ててあげたり、水をやったりする日頃の手入れに重きを置いて育てるとよいでしょう。
冬の間は、2~3日に1回を目安にして水やりをします。

ミニバラは冬もしっかりお世話して

冬を迎えるとミニバラは葉が枯れ花も咲かなくなるので、手入れをさぼってしまいがちです。
しかし、花がらを摘まんだり剪定したりなどのお手入れをしておくと、次の開花期に花が咲きやすくなります。
根では春に向けて栄養を蓄え続けているため、日当たりのよい場所に鉢を置き、日光をたくさん当ててあげるのも大切です。
ミニバラの花を長く楽しむために、休眠期もしっかりとお手入れをしましょう。