こんにちは、IN NATURAL STYLE編集部です。
かわいらしく可憐な姿を楽しませてくれるミニバラを育てている人も多いのではないでしょうか。
ミニバラは単体でも映える植物ですが、寄せ植えにも適しています。
しかし、寄せ植えをしたことがなく上手く作れるか不安を感じている場合もありますよね。
今回は、ミニバラで上手に寄せ植えしたいと考えている人を対象に、寄せ植えのポイントについて詳しく解説していきます。
ミニバラの特徴を押さえよう
ミニバラで上手に寄せ植えをするためには、ミニバラの特徴を押さえておきましょう。
ミニバラは木立性の花で、春から秋まで咲きます。
開花時期の長さが特徴です。
ミニバラはもともと亜熱帯のバラを品種改良して作られました。
茎が短く、通常のバラに比べて全体的に小ぶりです。
花つきもよく、一季咲から四季咲までさまざまな品種が存在しています。
品種によって大きさや香り、花の色が異なります。
赤や白、ピンクといったオーソドックスな色はもちろん、黄色や紫色、オレンジ色、緑色、複色などさまざまな色があって、見る人を楽しませてくれるのです。
ミニバラは寒さにも強いのが特徴となっています。そのため、初心者でも比較的育てやすい植物だといえるでしょう。日当たりと風通しがよくて、雨に当たらない場所で育てることが望ましいとされています。一方、真夏の直射日光は苦手なので、その点には注意が必要です。

寄せ植えのポイントとは?
寄せ植えとは、ひとつの鉢に複数の植物を植えることをいいます。
上手な寄せ植えのポイントはいくつかあります。まずは、鉢の選び方です。
寄せ植えの土台となるのが鉢ですから、しっかりと選ぶようにしましょう。
鉢選びのポイントとしては、どこに飾るものなのかを意識して選ぶことが大切です。
たとえば、玄関先に飾るのなら大きめのコンテナを、家で飾るのなら小さめの鉢を選ぶといいでしょう。
植える植物とのバランスも大切です。
小さな鉢に多くの植物を植える、大きくなる植物を植えてしまうなどすると窮屈でうまく育たない可能性があります。
また、植物の選び方にも注意が必要です。
寄せ植えは違う種類の植物が、同じ環境にさらされることになります。
そのため、育つ環境が違いすぎる植物を集めてしまうと、上手く育たないことがあるのです。
できるだけ育つ環境が似ている植物を選んで寄せ植えするといいでしょう。
植えたい植物についてしっかりと調べて、育つ環境や苦手なことなどを把握しておくことが大切です。

さらに、土選びにもポイントがあります。
庭植えの場合には、植物の根は自分の好きな環境を求めて自由に動きます。
しかし、寄せ植えの場合には鉢やコンテナを使いますから、庭植のように自由にはいきません。
植物に必要な酵素や栄養素、水はけや水持ちがいいものを選ぶことが大切です。また、寄せ植えで使う植物が、酸性の土を好むのか、それともアルカリ性の土を好むのかを調べて選ぶことも意識しましょう。
ミニバラと相性の良い花
ミニバラと相性の良い花を紹介します。
まずは、パンジーやビオラです。
パンジーやビオラは、もとはヨーロッパに自生している野生種です。
もともとは、大輪のものをパンジー、小輪のものをビオラと区別していました。しかし、現在では複雑に交雑されているので区別がつかないことも多いのです。パンジーやビオラは草丈が低いので、ミニバラと合わせるとバランスの良い寄せ植えに仕上がるでしょう。
アイビーも相性の良い花です。
アイビーは園芸品種が数百にも及ぶバラエティ豊かな植物で、緑色が鮮やかなつる植物となっています。
通年観賞用とも楽しむことができ、寄せ植えの際のアクセントとしてぴったりの植物です。
暑さや寒さにも強いので、どのような植物とも合わせやすいのがアイビーの特徴でしょう。
ミニバラとほかの植物を寄せ植えする場合には、草丈の低いものを手前に、ミニバラを奥側もしくは中央に配置するとバランスが取りやすいです。
適当に植えてしまうと、バランスが悪くなったり日当たりに問題が出たりするので、背の低いものが手前、ミニバラが奥というように意識するといいでしょう。

寄せ植えの基本を覚えよう
植物が違っていても寄せ植えの基本は同じです。
そのため、基本を覚えておくとどの植物にも応用が利きます。
はじめに、寄せ植えに使う鉢と植物とのバランスを見ましょう。
実際に植える前にポットの状態で配置してみて、窮屈すぎないか、バランスが取れているのかを確認します。
確認が済んだら植物を取り出して、鉢に土を入れましょう。
土の高さを整えて、メインの植物から配置をしていきます。
その周りに、背の低い植物やそのほかの植物を植え込んで、苗の間に土を入れていきます。
その後、水やりをすれば寄せ植えは完成です。

ミニバラで空間を華やかに彩ろう
ミニバラの寄せ植えは、組み合わせる植物を変えたり、ミニバラ自体の品種を変えることで、さまざまなバリエーションを楽しむことができます。
ミニバラの寄せ植えがひとつあることで、空間を華やかに彩ることができるのです。
ミニバラを育てたいと思っているのなら、彩り豊かな寄せ植えに挑戦してみるのもいいでしょう。
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