ミニバラは地植えでもできる!育て方のコツを押さえよう

こんにちは、IN NATURAL STYLE編集部です。
植物に興味があり、これからミニバラを育てようと考えている人もいるでしょう。
茎は短く、花の数が多いミニバラは、鉢植えや寄せ植えなどの方法で育てることをイメージする人もいるかもしれません。
しかし、地植えでも育てられることを知っているでしょうか。
ここでは、ミニバラを地植えする際のコツを詳しくお伝えします。

地植えするなら土選びが大事

ミニバラを地植えする場合、土質は特に選びませんが、水はけが鍵を握ってきます。
仮に、水はけが悪いと、根腐れする可能性が出てきます。
一方、水はけが良いからと乾燥しすぎてしまえば、今度は枯れやすくなるので、水の与え方に十分気をつけなければなりません。
ミニバラを地植えするなら、乾燥しやすい時期は朝と夕方にやや多めに水を与えましょう。
他にも、ミニバラは日当たりを好むので、建物や木で太陽光をさえぎらないところを選び、地植えすることがポイントです。

また、ミニバラを育てる際には肥料がたくさん必要となり、何度かに分けて与えなければなりません。
お礼肥(おれいごえ)や寒肥(かんごえ)など、肥料を与える時期により呼び方が変わってきます。
お礼肥は一番花が咲き終わる頃に与える肥料で、即効性のある化成肥料を使用します。
二番花を美しく咲かせるためにお礼肥をするので、しっかり押さえておきましょう。

寒肥は12月末から2月初め頃までに与える肥料のことで、発酵油かすの固形肥料などを使います。
この寒肥により、ミニバラの1年の成長が左右されるといっても過言ではありません。
タイミングを間違えると肥料が効きすぎてしまい、花の質が悪くなるので注意が必要です。
なお、9月半ばから10月半ばまでの間と11月に追肥すると、ミニバラがより健やかに育ちやすくなります。

花がら摘みと剪定も必要不可欠

ミニバラを地植えする上で、花がら摘みをすることも大切です。
花がら摘みとは咲き終わった花を摘むことで、その植物の花をより長く楽しめるという、ガーデニングを行う際には欠かせない作業です。
開花してからしばらくすると、花は徐々に茶色くなっていきますが、そのままにしておくと見た目が悪くなります。
さらに、病害虫の被害にあったり、花びらにカビが生えやすくなったりするので、できるだけ早く花がら摘みをすることがポイントです。
タイミングとしては、花が八部咲きになったくらいが、花がら摘みに適しています。

花がら摘みのやり方は、花が咲いているときに花のすぐ下をカットし、花のみを取り除くようにします。
そして、全ての花が咲き終わったら、5枚葉のすぐ上で切り取りましょう。
葉の付き方には3枚葉や7枚葉もありますが、5枚葉のすぐ上に芽あるので、花がら摘みの際には5枚葉をもとにカットをするのが一般的です。
ただし、5枚葉の上でカットをすると葉がなくなる場合には、花のすぐ下で切り取るのも1つの方法です。

また、剪定もミニバラを地植えする上で重要になります。
剪定とは新芽や花が成長しやすくなるよう、枝をカットして長さ・枝数を調整する作業のことです。
ただし、剪定は全てのケースでやるわけではありません。
一季咲きや一重咲きのミニバラは、新しい枝と古い枝に花がつくので剪定の必要はなく、花がら摘みをすれば健やかに育ってくれます。
一方、四季咲きのミニバラは新たな枝のみに花がつくため、成長を促すために夏に剪定する必要があるのです。
やり方としては、高さが全体の3分の2になるように刈り込み、充実した5枚葉が数枚残るようにします。
ただし、葉の枚数が少ないときは無理に剪定する必要はなく、花がらを摘む程度にとどめておきましょう。

ミニバラは病害虫に要注意

地植えでミニバラを育てる場合、注意しなければならないのは病害虫です。
まずは、かかりやすい病気として、黒星病やうどんこ病などがあります。
黒星病は湿度の高い梅雨に発生しやすく、症状としては葉に黒い斑点ができ、しばらくすると落葉します。
黒星病にかからないために、日ごろからミニバラの葉をまめにチェックすることが大切です。
仮に、発病した葉を見つけた場合には、速やかに取り除くようにしましょう。

うどんこ病は、カビの菌が住みつき葉が白くなる病気で、春と秋に発生する傾向があります。
この病を放置すると葉が枯れるだけでなく、開花に影響が出ることがあります。
さらに、他の植物へ感染する可能性も出てくるので、早めに対処することが重要です。
初期段階であれば、薬剤を使用して繁殖を食い止めることはできますが、症状が悪化すれば葉をカットする必要があります。
なお、黒星病・うどんこ病のどちらも、風通しが悪いとかかりやすくなるで、地植えの際にはある程度間隔をあけるようにしましょう。

また、ミニバラにつきやすい害虫として、アブラムシ・チュウレンジハバチ・ハダニ・カミキリムシなどがいます。
アブラムシは春や秋に発生しやすく、つぼみや新芽につき、樹液を吸うことで生きています。
数が少なければそこまで害はありませんが、複数になるとミニバラの成長に影響が出てくるので注意が必要です。
チュウレンジハバチは、初夏から秋にかけて発生する傾向があります。
成虫が植物の茎に卵を産み、ふ化した幼虫がその植物の葉を餌にして成長しますが、場合によっては株まで食べることもあるのです。

ハダニは植物の葉を主に食べる害虫で、乾燥が続くと発生しやすくなります。
ミニバラは葉が小さい分、ハダニがつくとダメージがいくのが速いので、十分注意しなければなりません。
カミキリムシは初夏に発生する傾向があり、成虫は植物の株元付近や茎の細い箇所に卵を産みます。
そして、ふ化した幼虫(テッポウムシ)は植物の組織を食べるので、被害にあうと枯れやすくなるのです。

どの害虫にしても、発見したら被害拡大を防ぐために、速やかに駆除をする必要があります。
農薬にはさまざまなタイプのものがありますが、同じ薬を使っていると害虫の耐性がついてしまい、徐々に効果が感じられなくなってきます。
そこで、農薬を何種類か使い回せば、害虫を駆除しやすくなるでしょう。

鉢植えのミニバラを地植えしてみよう

ミニバラを鉢植えで育てている人もいるかもしれません。
鉢植えも良い方法ですが、庭にスペースがあるなら地植えで育ててみるのも1つの手です。
ミニバラを地植えする際には、うまく育てるためのコツがいくつかあるので、その点をきちんと理解してからチャレンジしましょう。
もし地植えでわからないことがあれば、インナチュラルにご相談ください。
インナチュラルでは、各店舗でガーデニング教室を開催しています。
ミニバラを育てるのがさらに楽しめるよう、精一杯お手伝いさせていただきます。