レモンの育て方を紹介!実を収穫して花や葉も楽しもう

Lemon

こんにちは。IN NATURAL STYLE編集部です。
植物に興味がある人や、ガーデニングに憧れている人のなかには、レモンを自分で育ててみたいと考えたことがある人もいるのではないでしょうか。
レモンは正しく育てれば、鉢植えでも実を収穫できますし、観葉植物として楽しむことも可能です。
そこでこの記事では、レモンの特徴や育成時の注意点などについて詳しく解説していきます。

 

レモンの特徴!冬の管理に配慮しよう

レモンは、ミカン科ミカン属に分類される常緑低木です。
樹高2~4m程度まで成長し、やや紫がかった白色の花を咲かせます。
四季咲き性であり、5~6月、7~8月、9~10月にかけて、3回花を咲かせるのが特徴です。
また、インドが原産地であるレモンは、降水量の少ない温暖な気候を好み、寒さに弱いという性質を持ちます。
とはいえ、最低気温3℃くらいまでなら耐えられるといわれているので、冬の管理にさえ注意すれば、育てるのは比較的簡単だといえるでしょう。
家庭でも育てやすいレモンの品種としては、「リスボン」「ユーレカ」「ビラフランカ」などが挙げられます。
寒い地方での栽培には、耐寒性に優れた「リスボン」がおすすめです。
できるだけ日当たりの良い場所に置く、3℃以下にならないようにするなどといったことに気をつければ、関東地方以西の平地でも鉢植え栽培が可能です。

 

レモンを育てる準備をしよう!

レモンを栽培する場合、苗木を購入してきて植え替えるのが一般的ですから、「植木鉢」「用土」「鉢底石」の準備が必要になります。
植木鉢は、なるべく大きいものを準備するようにしましょう。
鉢のサイズが大きければ、それだけレモンの実も大きく育ちます。
8号鉢(直径24cm)以上のものを準備するのが適切です。
また、頑丈で重みのある鉢を選ぶことも肝心です。
レモンの実が育つと、木の上部が重くなるため、転倒のリスクが高まります。
ですから、しっかりとした作りで重量があり、重心のバランスが良い植木鉢を選ぶようにしましょう。

用土は、レモンを育てるための要ともいえるものなので、良質な肥料の入った果樹用の土を使用しましょう。
水はけに優れ、それでいて水持ちの良い土が適しています。
用土を自分で作る場合は、赤玉小粒7~8、腐葉土3~2の割合で配合すると良いでしょう。
鉢底石は、水はけを良くする目的で、鉢の底に敷きます。
土の排水性や通気性を向上させる働きがあり、根腐れの予防にも効果的です。

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レモン苗を植えて育てよう!

レモンの苗は、3月下旬~4月上旬くらいを目安に、ポット苗から植木鉢へと植え替えます。
植え替えの際、まずは植木鉢の底に鉢底石を敷きつめることから始めましょう。
続いて、植木鉢に用土を3分の1くらい入れます。
そして、ポットから抜いた苗木を植木鉢の中心に置き、その周囲に用土を入れて苗木を固定します。
そのあと、植木鉢の底から流れ出るくらいたくさんの水を与え、苗がぐらつかない状態にしましょう。
また、強い風を受けて鉢が転倒したりレモンが傷ついたりしないよう、強風対策をしておくことも重要です。
鉢を壁際に置く、風よけを設置する、苗の横に支柱を立てるなどの工夫を施しましょう。

レモンの栽培では、日々の水やりも大切です。
土の表面が乾いたら、たっぷりと水を与えるようにしましょう。
特に、気温が高い夏は乾燥するのも早いので、土の状態をこまめにチェックしなければいけません。
土が乾燥しきった状態が長く続くと、枯れてしまう危険性があります。
また、レモンは育成時に、多くの肥料を必要とする植物です。
2~3月、6月、9月、11月の年4回、肥料を与えるようにしましょう。
有機質肥料や、緩行性の化成肥料などを充分に与えてやることで、美味しい実が育ちます。

 

レモンを育てるときの注意点

レモンの育成で特に注意しなければいけないのは、「アオムシ」「アブラムシ」などの害虫です。
アオムシはモンシロチョウの幼虫で、植物の葉を食べ、大小の穴を開けてしまいます。
食害を受けた葉は光合成ができなくなり、成長できなくなるため、早期に対処する必要があります。
アオムシは緑色で発見しづらく、葉の裏側や根元などの見えにくい場所にいることもあるので、注意深く観察するようにしましょう。
対策としては、アオムシやその卵を見つけ次第、すぐに捕獲するのが有効です。
防虫ネットを設置して、卵を産みつけられないようにするのも効果的です。

アブラムシは、さまざまなウィルスを媒介して植物に被害を与えます。
駆除しないで放っておくとどんどん数が増えるため、適切な対策が必要です。
まずはアブラムシがつかないよう、発生原因となる窒素肥料を過剰に使わない、目の細かい防虫ネットを設置するなど、予防を徹底しましょう。
葉を剪定して風通しを良くし、日光が当たりやすくするのも対策の1つです。
アブラムシが発生してしまった場合、数が少なければ、セロハンテープやガムテープでくっつけて駆除しましょう。
アブラムシは黄色に集まる性質を持つので、黄色の粘着板を設置しておけば、一気に駆除することも可能です。
それから、水と牛乳を1:1で混ぜた液体を散布することで、アブラムシを窒息させることもできます。
晴れた日に散布する、散布後は水できれいに流すといった点に注意しましょう。

また、レモンの栽培では「カイヨウ病」にも気をつけなければいけません。
カイヨウ病は、葉・枝・実などに褐色のコルク化した病斑ができる症状です。
病原細菌が、気孔や傷口から感染することで発症します。
レモンに傷をつけないことが重要なので、風よけや防風ネットなどを設置して、防風対策を行いましょう。
万が一発病してしまったら、発病箇所を剪定・除去します。

Luscious Lemons..

 

自家製レモンは皮まで美味しい!

レモンは比較的簡単に育てられる植物なので、初心者にもおすすめです。
自信がない場合は、専門家に相談しながら育成すると良いでしょう。
自分で育てた自家製レモンであれば、実はもちろんのこと、皮まで安心して食べられるのが魅力的です。
興味があるという人は、こちらで紹介した情報を参考にしながら、レモンを育ててみてはいかがでしょうか。