ラベンダーの種類は多い!特徴や見分け方は?

こんにちは。IN NATURAL STYLE編集部です。

ラベンダーといえば、富良野のラベンダー畑や、特有の良い香りが有名です。
アロマとしても用いられており、自宅で育ててみたいという人も多いでしょう。

しかし、実はラベンダーの種類はたくさんあり、香りの強弱や、育てるのに適した環境が異なります。
ここでは、系統別に主な種類の特徴や見分け方を紹介しています。

さまざまな特徴を持つ品種の中から、自分にふさわしいものを探してみてください。

 

香りが強いアングスティフォリア系!

アングスティフォリア系は、種類豊富なラベンダーの中で最も基本的なラベンダーです。
一般的に、ラベンダーといえばこのアングスティフォリア系を指すことが多いでしょう。

イングリッシュラベンダーや、北海道の富良野に多いオカムラサキなどが代表的な品種です。

とても香りが強い品種なので、香料の原料やお菓子の香りづけとしてよく使用されています。

また、冬の寒さには強く、-15度くらいの気温であれば耐えることができますが、高温多湿が苦手で夏に弱いので、寒冷地で育てるのに向いています。
関東以西では庭植えで育てるのは難しいため、鉢植えにして、日当たりがよく涼しい場所で育てると良いでしょう。

ほかのラベンダーと見分ける特徴としては、葉が細いことと、小さな花が集まったような形をしているところが挙げられます。

 

ラバンディン系は大型品種

ラバンディン系は、アングスティフォリア系とスパイカ系を交配させてできたラベンダーです。

グロッソ、スーパーセビリアンブルーなどの品種があります。

アングスティフォリア系の香りの強さを受け継いでおり、ミントが混じったようなさわやかな香りがします。
花だけではなく、葉にも香りがあるのが特徴です。

寒さに強いだけではなく、暑さにも比較的強い品種なので、庭で育てるのにも向いているでしょう。

また、ほかの品種に比べて花穂が大きく、茎が太いところが見分けるポイントです。
さらに、大型に育ちやすいところも特徴で、1mくらいにまで生長することがあります。

庭に植えると迫力が出るので、風通しを確保するという意味でも、定期的な剪定が必要です。

ウサギの耳のようなストエカス系

ストエカス系は、ほかの品種とは見た目が大きく異なっていて、最も見分けやすい品種です。
キューレッド、エンジェルなどの品種があります。

甘い香りがありますが弱めなので、観賞用として人気です。
香料としてはあまり使われず、押し花などのクラフト系に使用されることがあります。

アングスティフォリア系とは逆で、暑さには耐えることができますが、寒さに弱い品種です。
寒冷地や降雪地帯では対策が必要でしょう。

この品種の特徴は、なんといってもウサギの耳のような花穂です。
花穂の上から苞葉という大きな花びらのようなものが伸びていて、かわいらしい見た目をしています。
一般的なラベンダーとは違った形をしているので、園芸店などで目につきやすいでしょう。

 

レース状の葉!プテロストエカス系

プテロストエカス系は、葉に特徴があるラベンダーです。

ビナータ、ブライダルレースなどの品種があります。

葉らしさを感じさせる、つんとした香りがあり、好みが分かれるといわれています。

寒さに非常に弱く、10度くらいまでにしか耐えられないので、寒冷地ではなくても冬は室内に取り込まなくてはなりません。
そのため、庭植えには向かないでしょう。
ただし、四季咲き性があるので、温度管理に気をつけて上手に育てると、1年に何回も花を楽しめる品種です。

プテロストエカス系は、葉の形を確認することでほかの品種と区別できます。
葉には細かい切れ込みが入り、レース状になっているのが特徴です。その繊細な葉の形から、レースラベンダーともいわれています。

また、花穂が大きく、3つに分かれるので見栄えもあります。

 

デンタータ系は夏向けの品種!

デンタータ系の「デンタータ」とは、ラテン語で「歯のような」を意味します。
デンタータラベンダー、リンダ・リゴンなどの品種があります。

強い香りがあり、暑さに強いのが特徴です。
日本の夏の暑さにも耐えることができるので、庭植えで育てるのにも向いていますが、湿気が苦手です。

梅雨の時期には風通しが良くなるように、剪定を行うと良いでしょう。
プテロストエカス系と同様に、これも上手に育てると季節を限ることなく花が咲きます。

また、デンタータ系は葉にも特徴があるので、比較的見分けるのが簡単です。
葉には歯のようなギザギザの切れ込みがあるので、「デンタータ」の名前はそこから来ています。

さらに、花茎がしっかりとしていて、大型に育ちやすい特徴もあります。
大きくなったら肥料をあげるようにすると、たくさん花を咲かせるでしょう。

 

いろいろなラベンダーを楽しもう!

ラベンダーにはいろいろな品種があります。
しかし、品種ごとの特徴は異なるので、その点を把握して選ぶようにしましょう。

好きな見た目で選ぶのはもちろん、香りで選ぶ方法もあります。
また、庭に植えて鑑賞したいのであれば、その土地の気候にふさわしいものを選ぶと、枯らすことなく上手に育てることができます。

寒い地域ならアングスティフォリア系やラバンディン系、暑い地域であればストエカス系やデンタータ系が最適です。

自分の好みや目的に合ったラベンダーを選び、楽しみながら育ててはいかがでしょうか。