ラベンダーに合うのはどんな肥料は?いつ与えればいいの?

こんにちは、IN NATURAL STYLE編集部です。
初夏にほのかな香りを漂わせて咲き誇るラベンダー。
花が美しいのはもちろん、香りを楽しんだり、ハーブティーとして味わったりなど、植えておくとハーブとしての楽しみ方が広がります。
ただ、手入れの仕方を間違えるとうまく育ちません。
そこで、今回はラベンダーを栽培するうえで大切な肥料について、どんな肥料をどんなタイミングで与えればいいのか詳しく紹介します。

肥料を与えるのはいつがベスト?

肥料を与える時期はいつでもよいというわけではなく、植物それぞれで施すのに適した時期があり、どうしてその時期に肥料が必要なのかという理由にも違いがあります。
植物を育てるために肥料を与えるタイミングは何度かあり、まず、最初に種を撒く際や苗を植え付ける際、植え替えをする際に施すのが元肥です。
一方、成長途中に足りなくなった栄養を補給するためや、元気を回復するために追加して与える肥料のことは追肥と呼びます。
花が咲いた後や実がなった後にお礼の意味を込めてあげるのはお礼肥と呼ばれることがあり、休眠期の冬季に施すものは寒肥、芽が動き出す前の春先に与えるのは芽出し肥です。

ラベンダーをはじめとするハーブ類は、どちらかというとあまり肥料を必要とせず、冬を越す株に対して特に寒肥を施す必要はありません。
最初に植え付けるときや植え替えのときには、元肥を1回施しておきましょう。
あとは、追肥として新芽が変化を始める3月ごろと、真夏の暑さが一段落した9月ごろの2回与えるのがおすすめです。
3月に与える追肥は生育が盛んになる時期に備えるためのものであり、9月に与える追肥は夏の暑さで疲弊した株の勢いを復活させるために必要になります。

 

どんな肥料を与えればいい?

肥料は施す時期だけではなく、どんな種類の肥料を与えるかも大切なポイントのひとつです。
肥料には即効性と緩効性、遅効性という3種類があります。
即効性は文字からも想像できるように、施してすぐに効果を発揮するタイプの肥料です。
即効性の肥料は与えるとすぐに効いてくれるのがメリットですが、効果が持続する期間が短いため、細かく継続して与え続ける必要があります。
一方、緩効性肥料は与えてすぐに効果が現れはじめ、効き目も少しずつ長く続くタイプの肥料です。
また、遅効性の肥料はすぐには有効成分が溶け出さず、ある程度微生物に分解されることで少しずつ効果が出てきます。
3種類の肥料のうち、ラベンダーの栽培に適しているのはゆっくり効く緩効性肥料です。

ラベンダーは地中海沿岸が原産のハーブで、もともとあまり肥沃な土地に自生していた植物ではありません。
そのため、やせた土地でも育つようになった植物であり、肥料も少なめでいいのです。
むしろ窒素が多すぎると葉ばかりが茂り、花つきがわるくなってしまいます。
与える肥料は葉を育てる窒素と花を育てるリン、根を育てるカリの3要素のバランスに要注意です。
実際に肥料を与えるときは、茎や葉から離れた土の表面に施肥するようにします。

 

多すぎるとかえって枯れやすい

ラベンダーはうまく育てれば花が多く咲く植物です。
そのため、花を咲かせるためには肥料がたくさん必要なのではないかと考えてしまうかもしれません。
しかし、実際には一般的なハーブと同様に、肥料はあまり必要ない花なのです。
それどころか、ラベンダーは肥料が多すぎるとかえって成長に支障をきたしたり、枯れてしまったりすることもあります。
窒素分が多い肥料を与えすぎると葉が茂りすぎてしまうことに加え、肥料が多すぎると花穂に付く花の数そのものが少なくなり、あまり開花しません。

また、ラベンダーは肥料を与えすぎると肥料焼けという症状を起こしてしまうことが多い植物です。
肥料焼けとは、与えた肥料に含まれている成分が根や葉をはじめとした植物の成長を阻害してしまうことで、酷くなると枯れてしまう場合もあります。
食べ過ぎや飲み過ぎで人間が体調を崩すことがあるように、植物も一気に肥料が入ってきたり、肥料の濃度が濃くなったりすると、状態になんらかの影響が出てくるのです。
肥料焼けの症状としては、葉が縁のほうから焼けたように茶色くなってくることがあります。
また、肥料の成分が濃すぎると植物が水分を十分吸収できなくなり、成長がストップしてしまうこともあるのです。
追肥は芽が動き出す春と、暑い夏を乗り切った株を回復させる秋の2回与えるだけでよく、夏場は施肥を控えるようにします。

 

ラベンダーは肥料の量に要注意

ラベンダーはうまく育てれば初夏になると次々と花を咲かせ、いい香りを漂わせてくれます。
肥料が少なくても育つ植物であるため、それほど植物を育てるのが得意ではないという人でも栽培しやすい花です。
ただ、肥料の施し方によっては花が咲かないことがあるほか、成長が阻害されることもあり、酷くなると枯れてしまいかねません。
そのため、いつ、どんな肥料を、どのくらい与えるのかを考えるとともに、肥料の与えすぎに注意することも必要です。
詳しい育て方や肥料のやり方がわからないという場合は、ぜひIN NATURALにご相談くださいね。

 

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