赤い実がかわいい!庭木としてのソヨゴの管理方法

ソヨゴ

こんにちは。IN NATURAL STYLE編集部です。
ソヨゴはしっかりとした株立ちでありながら、繊細な濃い緑の葉と赤く色づく実が美しい人気の樹木です。葉、花、実と季節感を楽しめることも魅力であり、柔らかい樹形は自然でなごみのある庭を演出します。
丈夫な庭木であることから、初心者でも育てやすいおすすめの庭木です。シンボルツリーとして選ぶ人も多いソヨゴですが、特徴や管理方法についてみてみましょう。

 

四季を通して楽しめる美しい樹木

ソヨゴは、モチノキ科・モチノキ属に分類される常緑高木です。樹高が3~10mになり、庭のシンボルツリーとして多くの人に選ばれています。日本では関東地方以西、中国、台湾などの東アジアに自生しています。葉がそよそよと風にそよぐ様子からソヨゴといわれていますが、この葉音は他の樹木にはない楽しみ方が魅力の1つです。日なたを好み、耐陰性も備えています。耐寒の強さは、常緑高木の中でも1番といえるほど環境への適応力も高いです。
雄株と雌株がありますが、初夏になると長い柄の先に小さく白い花が咲きます。11~1月頃雌株に赤くかわいい実がつくのですが、濃い緑の葉の上に赤く熟した実のコントラストが美しいです。観賞用として長く楽しむには、雄株と雌株を近くに植えると実がつきやすくなります。自然な樹形は存在感があり、風情のある庭のアクセントとして引き立ちます。景観に映え、季節ごとに眺めて楽しめる雑木として注目されている樹木です。

 

適応力の高さと育てやすさが人気

西日を避けた日当たりが良い場所が最適ですが、日陰や半日陰でも育てることができます。日当たりが良ければ実がつきやすく、葉の特徴である波打ちも大きくなり樹木全体が景観にも映えます。土質は特に選ぶ必要はありませんが、肥よくで水はけの良い場所が好みです。耐寒・耐陰どちらにも優れているため、とても丈夫な樹木として初心者でも育てやすく人気になっています。
穏やかに成長し、樹形が自然に整い手入れが簡単なことも魅力です。病虫害に強く、目立つほどのダメージ受けることがなく健やかに育ちます。
株立ちの形状でありながながら軽やかな枝や葉を持ち、和風、洋風、自然風とさまざまな庭に合わせることができます。適度な高さと柔らかい樹形は、せまいスペースでもシンボルツリーになり庭を明るくします。寄せ植えにすると、庭内の間仕切りや目隠しなどにもなり幅広く使えて便利です。風にそよぐ緑の葉と赤くかわいい実が人気で、四季の変化を楽しめます。庭づくりの樹木を選ぶ際には、観賞用樹木として多くの人に選ばれています。”

 

育て方のコツと注意点とは

ソヨゴは丈夫で手間もかからず育てやすいといわれていますが、注意することもいくつかあります。また、手のかけすぎが逆に樹木を傷めてしまうこともあるので、気を付けて育てましょう。
夏の西日に当たると、葉が黄色くなり葉焼けを起こすなど弱りやすくなります。なるべく西日を避けた場所を選びましょう。耐陰性はありますが、実のつき具合が悪くなったり、ソヨゴの特徴でもある葉の波うちも弱くなったりと生育や観賞の美しさにも影響が出ます。日なたか半日陰くらいに植えてください。
土質はやや湿った場所を好み、強く乾燥すると根も浅いため水切れを起こします。常緑木であっても葉が落ちて来るため、乾燥を防ぐことが必要です。
雌株と雄株両方に花が咲きますが、結実するためには雄株がなければ実もならないため注意しましょう。せっかく育てても、緑の葉の上にぶら下がったようになるかわいい赤い実を観賞できなくなります。
また、自然に樹形を整える丈夫なソヨゴですが、水や肥料の与えすぎや過度に剪定を行うと幹が枯れてしまうなど、かえって樹木を傷める原因を作ります。美しい形状と葉の特徴を十分に楽しむためにも、手のかげすぎには気を付けましょう。

 

ソヨゴに合う土壌作りと病害虫に注意

土壌に関しては、水はけがよく有機質の土が適しています。庭土が粘土質の場合、赤玉土(中粒)と完熟腐葉または完熟樹皮堆肥を等量に混ぜたものなどを使ってください。
水やりは、鉢植え、庭植えのどちらも植えつけ後2年未満の株は、土の表面が乾いたらたっぷりと水をあげましょう。庭植えで2年以上たつ株は、根もついてくるため自然の雨で十分育ちますので、水やりの必要はありません。
庭植えの肥料は、1~2月に寒肥(元肥)として有機質肥料を株元の周辺に埋めておきます。鉢植えには、3月に緩効性化成肥料を株元に対肥します。
ソヨゴは病害虫の被害は受けにくいのですが、病害としてすす病に注意しましょう。葉が黒いすす状のカビに覆われ、見た目に悪いばかりか光合成まで妨げられてしまいます。カビを見つけた場合は、拭き取る、摘み取る、剪定をするなどして被害を拡大させないことです。それでも改善できない時は、薬剤を散布します。
害虫に関しては、数種類のカイガラムシの発生が見られ、種類の1つであるルビーロウムシが多く見られます。被害がひどくなると、株や枝が枯れてしまうので気をつけましょう。発見した時は歯ブラシなどでこすり落とし、予防として虫が休む冬期に薬剤を散布する方法もあります。

 

丈夫な庭木で美しさを観賞しよう

ソヨゴは強くて丈夫なため、手間がかからない庭木として初心者にも人気があります。耐寒、耐暑のどちらにも強く環境への適応力も高いことから、簡単に育てられる庭木を探している人にはぴったりな樹木です。
葉のそよぐ音を楽しんだり、赤くかわいい実を眺めたりと、四季を感じる美しさも魅力があります。ソヨゴを庭木に選び、簡単に育てながら季節の移り変わりを楽しんでみませんか。