紫陽花には手入れが不可欠!剪定以外にもある大事な作業

こんにちは、IN NATURAL STYLE編集部です。
色鮮やかで瑞々しい印象の紫陽花。
庭に植えて育てたいと思っている人も多いのではないでしょうか。
紫陽花を美しい状態に保つためには、まめな手入れが欠かせません。
この記事では、紫陽花を長く良い状態で維持するためには、どんな手入れが必要なのか、またどの時期を選んで手入れしていくと良いのかについて解説していきます。

紫陽花の手入れで剪定が不可欠な理由

紫陽花は剪定をしないと花が咲かないというわけではありません。
ただし、成長力がある植物のため放っておくと、どんどん大きくなってしまうという特徴があります。
育ちやすい植物ではありますが、その分剪定をしないと枝が自由に伸びていってしまい樹形が崩れやすくなってしまいます。
横だけでなく、放置しておくと背も高くなり、肝心の花の位置が目線よりも高くなってしまうことも少なくありません。
そのため、適切な位置に花を咲かせ、見た目を美しく保つためには、定期的な剪定を行うのが理想的です。

加えて、紫陽花の花の特徴は、枝に花がつくのに2年かかることです。
つまり、今年伸びた枝には花がつかず、去年伸びた枝だけに花がつきます。
剪定といっても、述べたような特徴を知らずに邪魔な枝を何も考えずに切ってしまったり、間違った枝を切ったりしてしまうことで花が咲かなくなったりする可能性があるのです。
剪定すべき枯れた枝や葉、花などをきちんと取り除くことによって、翌年の開花に向けた準備が行えます。

花が終わる時期とは一体いつ?

紫陽花の剪定や植え付けをするのに向いている時期は花が咲き終わった後です。時期としては7月の半ばくらいまでには済ませておくと良いでしょう。
しかし、紫陽花の花は散らないため、花が終わったかどうかの見極めが難しく、花が散るタイプと比べると目安の時期がわかりにくいといえます。
紫陽花の花が終わったかどうかを見極める方法は、花の「がく」をよく観察することです。

紫陽花について花びらと思われている目立つ部分は実は「がく」といっていわゆる飾りの部分です。
よく見ると集まったがくの中心部分にがくよりもずっと小さな粒のようなものがたくさんありますよね。
これがあじさいの真花です。
この中心部分を注意深く見ていると、つぼみができていたり花が咲いていたりするのがわかり、花が散ったこともわかります。
このとき、たとえ花が完全に終わっていなくても、翌年にきれいな花を咲かせるためには剪定の時期は守るほうが良いでしょう。
花が咲かなかった枝は残しておくのがポイントです。

紫陽花の剪定はどうすればいいの?

紫陽花の剪定は、花が終わる7月頃と11月~2月の休眠期の年2回行うのが理想的です。
まず、花が終わるタイミングの剪定方法としては、花から2節下の脇芽が出ている部分の2cmほど上で切りましょう。
11月~2月の休眠期に行う剪定では、7月の剪定で切った節のさらに下の葉の付け根あたりに新しい花芽が付いていたら、その花芽よりも上の部分を切り落とします。
そのほかにも、枯れた枝や細い枝があれば、根元から切りましょう。
そうすることで見た目もすっきりと整います。

剪定後に行う大事な手入れ

剪定が済んでも、紫陽花を美しく保つためには、まだ行わなければならない手入れがあります。
まず、鉢植えの紫陽花は、定期的に植え替えが必要です。
なぜならば、紫陽花は成長が早いため放っておくと鉢植えの底で根詰まりを起こしてしまいます。
根詰まりが起きると、水分や養分がうまく吸い取れなくなり、元気がなくなっています。
そのまま放置することで、萎れてしまったり枯れてしまったりする場合もあるのです。
目安としては2年に1度、一回り大きい鉢に植え替えるようにしましょう。

また、紫陽花は水はけが良い土を好みますが、乾燥は好みません。
そのため、水やりには気を付ける必要があります。
定期的に土の表面を触り、乾いていると感じたら水をやるようにしましょう。
乾燥しやすい夏場は、1日に2回の水やりが必要なこともあります。
剪定後や葉が落ちた後でも、枝や根はきちんと生きていますので、土の乾き過ぎには十分注意を払いましょう。

紫陽花がかかりやすい病気は、風通しが悪く湿気の多い場所で発生しやすい灰色かび病、同じくかびが原因となる炭そ病やうどんこ病、ウィルスが原因のモザイク病などです。
中でも、モザイク病は完治が難しいためかかった場合は株ごと処分する必要があります。
葉や茎の変色がないか、変な模様が出ていないかなどをこまめにチェックするようにしましょう。
病気を早期発見することは、ほかの紫陽花や花への感染予防になります。
加えて、紫陽花に付きやすい虫は、アブラムシやハダニ、コウモリガの幼虫などです。
見つけ次第駆除するほか、被害が出ている枝は切って処分したほうがいい場合もあります。

しっかり手入れをして長く楽しもう

紫陽花は適切なタイミングと方法で手入れすることで、長く観賞用の美しさを保てます。
手入れの方法に悩む場合は、ぜひIN NATURALにご相談ください。
IN NATURALでは各店舗でガーデニングスクールや講習会を実施しています。植物の特徴を熟知したスタッフが初心者の人にもわかるように手入れのノウハウを丁寧に説明させていただきます。