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美しく育てたい!鮮やかな観葉植物グズマニア

こんにちは、IN NATURAL STYLE編集部です。
まるでパイナップルのようなルックスで人気のグズマニアは、細長い葉が特徴の観葉植物です。
葉の真ん中には、花のように見える花苞があり、赤やピンクなどトロピカルな色合いが数ヶ月楽しめます。
この記事では、そんなグズマニアの特徴、育てる際の注意点について解説していきます。
正しい知識を身に着け、グズマニアを観葉植物として楽しみましょう。

グズマニアってどんな植物?

グズマニアは、熱帯アフリカ原産の多年草で、パイナップルの仲間です。
一般的な植物のように、地面に根を生やして成長するのではなく、岩や他の木々など地面以外の場所に根を張るのが特徴です。
細くて長い楕円形の葉は約20cm前後で、葉の中には花があり、この花の周りを「花苞」と呼ばれるカラフルな葉っぱが覆っています。
花苞には紫や赤、黄色などがあり、葉の緑とのコントラストが魅力的です。
花が一度咲くと、花苞とともに数カ月鑑賞することができます。
暑さに強く寒さに弱い性質で、日陰での栽培にも強いため、屋内で育てたい人に向いている観葉植物です。

屋外で育てるなら遮光は必須

グズマニアは、20~30度が適温で、40度くらいまでなら耐えられます。
ただし、暑さには強いですが直射日光は苦手です。
特に屋内から屋外へと移動した直後に直射日光を浴びると、強すぎる刺激によって葉焼けしてしまいます。
そのため、屋外で管理する場合は、まず日影に出し、その後だんだん日光に慣らしていくとよいでしょう。
また、30~50%程度の遮光も必要です。遮光には、寒冷紗や遮光ネットが役立ちます。
これらは園芸店や100均、ホームセンターなどで手に入れることができます。
屋内で管理する場合は、なるべく日が当たる場所に置くのがポイントです。
日光不足による生育不良を防ぐためです。
ただし、室内でも直射日光は禁物です。
レースのカーテン越しくらいの日光を当てるために、30~50%程度遮光し、さらに風通しのよい場所に置くと葉焼けの心配がありません。
風通しが悪いと、水やりの後に蒸れて腐り、枯れてしまうため注意が必要です。

Guzmania

温度も風通しも徹底管理

グズマニアにとって、20~30度が適温といわれており、10~40度までは耐えることができます。
しかし、この範囲からはみ出してしまうと弱って枯れてしまうリスクが高まります。
10度以下になるときは屋内や温室に取り込み、ファンヒーターなどでの保温が必要です。
40度以上になるときは、サーキュレーターや扇風機で風を当てたり、日陰に移動したりといった工夫が求められます。
ただし、長時間日陰に置いておくと日光不足になるため、時間を決めて置くようにしましょう。
また、風通しがよくなければ、水やりによって根本が蒸れ、枯れてしまう原因となります。
そのため、日当たりだけでなく、風通しや水はけにも注意して管理することが大切です。

虫の発生を防ぐことが肝心

グズマニアにとって病害をもたらす虫は何種類か存在します。
ハダニは、0.5mmほどの赤や黄緑色の小さな害虫です。
葉の裏側にくっついて、葉の汁を吸います。
ハダニに吸われてしまったところは、白い斑点状となり、放っておくと枯れてしまうこともあるため注意が必要です。

アブラムシは2~4mm程度の害虫で、幼虫も成虫も葉やつぼみの汁を吸います。
群になっていることが多く、対処が遅れると手の施しようがなくなります。
スス病などウイルス病の媒介者でもあるため、アブラムシが汁を吸った部分からウイルスが侵入し、病気を発生させるのです。
また、株が小さければ、汁を吸われることで体力を奪われ、そのまま枯れる可能性もあります。

カイガラムシは、3mmほどの大きさで白い綿毛のようなものが背中にくっついているという特徴があります。
グズマニアの汁を吸いながら成長すると、身体からワックスなどを分泌して自身の体を守ろうとするのが特徴です。
カイガラムシに汁を吸われたグズマニアは、下部が弱ることでそのまま枯れることがあります。

ダンゴムシは、発芽したばかりの株や根、柔らかい新葉や花芽、根を食べます。
外で管理しているグズマニアが被害を受けやすいため、気を付けましょう。

ナメクジは、花芽や葉など食べられる場所ならどこでも食べてしまう害虫です。
屋外で管理していると寄ってきやすいです。
特に梅雨時などの発生しやすい時期には、夜に見回りをする必要があります。
食べられた量が少しであれば問題ありませんが、株が小さい場合は葉のほとんどを食べられたり、生長点を食べられてしまうと、最悪の場合枯れてしまったりします。

バッタは、葉のかたさには関係なく食べてしまいます。
また、食べる量も多いため、気づくのが遅れると手遅れになっていることも少なくありません。
防虫ネットなどで予防するのも効果的です。

Guzmania wittmackii

寄せ植えにもおすすめ

グズマニアは、存在感があり美しいため単体でも楽しむことができますが、他の植物と寄せ植えを楽しむこともできます。
グズマニアだけでも、花苞の色が豊富ですし、背丈もさまざまであるため、グズマニアの鮮やかさと高さを生かした寄せ植えを楽しんでみてはいかがでしょうか。

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