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クリスマスツリーにしたいゴールドクレスト!枯らさないコツは?

こんにちは、IN NATURAL STYLE編集部です。
明るい緑の葉が特徴的なゴールドクレストは、クリスマスツリーとしても人気が高い観葉植物の1つです。
寄せ植えにされていることも多く、1年を通して楽しめ、プレゼントにも適しています。
しかし、性質をよく理解しておかないと枯らしてしまうことも少なくはありません。
ゴールドクレストの基本的な性質や、枯らさずに育てる方法について解説していきます。

ゴールドクレストが枯れるのはなぜ?

ゴールドクレストはコニファーの一種で、針葉樹に分類される北アメリカ原産の植物です。
冬の寒さに強く、乾燥にも耐える性質を持っているので、地植えなど屋外での栽培にも適しています。
その一方で湿度に弱い面があり、日本の夏のような高温多湿の環境下では枯れやすいのも特徴と言えるでしょう。
ゴールドクレストが枯れてしまう原因の1つは蒸れによるもので、密に生えた枝や葉に湿気がこもってしまうことがあります。
外からは見えない部分なので、枯れ始めのときには気づきにくいかもしれません。

地植えにしている場合や、屋外で栽培している場合に多いのは泥はねによって枯れるケースです。
土の中には細菌やウイルスが潜んでいることも多く、泥はねでそれらの細菌やウイルスがゴールドクレストの葉に付着することもあります。
泥はねは水やりのときにも起こりやすいですが、心配されるのは降雨時で、特に梅雨時は感染しやすい時期と言えます。
また、屋内栽培をする場合でも枯れないわけではありません。
鉢植えで多いのは根詰まりや根腐れによる枯れです。

枯れるのを予防する方法は?

ゴールドクレストが枯れないようにするには、栽培環境や症状に応じた適切な対処が肝心です。
蒸れが心配される場合は適度に剪定を行い、蒸れる部分を取り除いて風通しを良くしてあげましょう。
この場合は外側の見える部分ではなく、幹に近い内側にハサミを入れます。
重なっている枝など、密になっている部分の枝を切っていく「透かし選定」で解消できます。
剪定で注意したいのは、ゴールドクレストを傷めないことです。
鉄製のハサミを使うと切り口から茶色に変色しやすいため、できるだけ手摘みにし、ハサミを使う場合はステンレス製のものを用いるといいでしょう。

鉢植えでの根詰まりを防ぐには、適度な植え替えが必要です。
根が混み合ってくると枯れる原因になるので、1年または2年を目安に植え替えをしましょう。
植え替えに適した時期は5〜6月頃です。
ゴールドクレストは根を触られるのを嫌う性質があるので、できるだけ根に触れないようにすると枯れや傷みを防げます。
鉢植えでの水やりの際、注意したいのは受け皿に水を溜めてしまうことです。
水を溜めたままにしておくと根腐れの原因になるので、水やりの後は受け皿の水を必ず切っておくようにしましょう。
水やりのときだけ屋外に出し、水が切れてから屋内に入れるのも根腐れの予防になります。
地植えの場合の泥はね対策には、ゴールドクレストの根元にウッドチップを置く方法があります。
地面を見せたくない場合にもおしゃれにカバーできるのもメリットです。

日本の気候に合っていなくても育てたい!

ゴールドクレストが枯れてしまうことが多いのは、そもそも夏は多湿になりやすい日本の気候に合っていないことが原因です。
原産地である北アメリカは寒く乾燥しやすい地域で、湿度はあまり高くなりません。
日本は台風が多いため、それも泥はねしやすい環境を作りやすいと言えます。
日本ではクリスマスシーズンになると園芸店や花屋の店先に並ぶことの多いゴールドクレストですが、大きく育てるにはコツが必要です。
耐寒性の高い植物ですし、弱点を上手にカバーしてあげれば育てることができるでしょう。

ゴールドクレストは順調に育っていけば大きな木にすることも可能な植物です。
大きく育てるには地植えが適していますが、移動ができないため、湿度調整や泥はねによる細菌やウイルスに感染しやすいという問題が出てきます。
地植えする場合の工夫としては、蒸れないよう透かし剪定をし、根元の泥はね対策が有効的です。
ただし、透かし剪定は夏の暑い時期に済ませるなど、タイミングややり方を適切に行わないといけません。
鉢植えなら、暑さや湿気を考慮して移動でき、ゴールドクレストを育てやすいと言えますが、水やりでの根腐れや根詰まりには注意が必要です。

枯らさないために最大限の努力を

ゴールドクレストは、コツさえつかんでしまえば、栽培自体はそれほど難しい植物ではありません。
耐寒性があるという面では日本の冬でも十分耐えられる植物ですが、日本と原産地では生育環境が大きく異なることを理解しておきましょう。
押さえておきたいポイントは、湿度と泥はねによる細菌やウイルスの感染です。
まず、風通しの良い場所に置き、透かし剪定やウッドチップを活用するなど最大限の努力をすることを忘れないようにしましょう。
しかし、剪定の方法やウッドチップの置き方など、実際には慣れないと難しいかもしれません。
自分ではなかなかうまくできないときや、コツを知りたいときには、プロに相談すると解決につながります。
ゴールドクレストが枯れないか心配なときには、ぜひIN NATURALにご相談くださいね。

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