シンボルツリーとして大人気のシマトネリコ!管理方法は?

こんにちは。IN NATURAL STYLE編集部です。
シマトネリコは小さくてつやのある美しい葉と、風になびく軽やかな樹形が庭木として人気の樹木です。
ただし、成長はとても速いので何も対策をしないと、枝や葉が生い茂ってしまい見た目を損なってしまいます。
そこで、見た目を保つために選定が必要です。
シマトネリコは刈込に強い品種なので、しっかりお手入れをすればいつまでも美しい樹形を保てます。
ここでは、シマトネリコの特徴と簡単な管理方法について紹介します。

 

シマトネリコってどんな樹木?

シマトネリコの科属や種別等については以下のとおりです。

[科属]モクセイ科トネリコ属
[種別]常緑高木5〜15m
[分布]亜熱帯や熱帯の山地に自生沖縄、中国、台湾、東南アジア
[花]5月に白い花
[実]白い翼果
[葉]複葉で小さいので明るく軽い印象

シマトネリコはトネリコ属に分類されるように、もともとは沖縄やアジアから導入された品種です。
原産地はインド以東のアジアで沖縄が北限だといわれています。
シマトネリコという名称のとおり、日本本土には沖縄からもたらされたと考えられているのが一般的です。
沖縄由来のものには「シマ○○」と名前がつくものが多いからです。
そのため、日本ではシマトネリコという名前で定着していますが、別名「タイワンシオジ」とも呼ばれています。

 

シマトリネコの特徴について

シマトネリコは半常緑樹で葉が落ちにくいため、関東以南であれば庭木として植えると年中みどりが保てるというメリットがあります。
年中みどりが保てるということは葉が落ちてしまって景観を損ねることもなければ、庭の落ち葉掃除が大変になることもありません。
隣の家や道路との境界に植えておけば、年中葉を茂らせてくれることで、見隠しの役割も果たしてくれます。

また、葉が複葉で小さいので周囲が明るく軽い印象となります。
幹は細めで株立ちが整っているので、樹木が自然に生い茂っている雰囲気を演出することが可能です。
そのため、どちらかというと和風よりも洋風の建物に合う樹木です。
さらに、樹木としては比較的、暑さと寒さの両方に強く健強であるため、育てるのが楽だといえます。
葉がしっかりと茂っていれば、夏の日差しも和らげてくれる緑陰効果も期待できるでしょう。
その他にも、シマトネリコは成長するのが早いので剪定に失敗してもやり直しやすい、病害虫に強いといった特徴があります。

 

シマトリネコの注意点とは

シマトネリコを育てるときは、成長が早いことに対して注意しておかなければいけません。
枝葉が伸びるのが早いため、ある程度伸びてきたら剪定をする必要があるのはもちろん、植えてからすぐに5~6cmに育つため、広い場所に植える必要もあります。
また、種が落ちたところから発芽してしまったり、根の成長も力強くアスファルトやレンガなどを持ち上げたりしてしまうなど、生命力は非常に強いです。
植え付けをする場所はしっかり考えてから行うようにすべきです。

さらに、シマトネリコは葉が落ちにくい樹木で、暑さと寒さの両方に耐えられますが、どちらかというと寒さに弱い品種です。
明るい日陰でも成長はしますが、日当たりの良い場所のほうがよく育ちます。
-5℃程度まで気温が下がると枯死してしまう危険性があるほか、関東以北では枯死しないまでも寒さに耐えきれなくて落葉してしまうケースがあります。
落葉すると、シマトネリコのメリットが少なくなってしまうので、育てる地域には気を付けましょう。

 

シマトネリコはどうやって管理する?

シマトネリコは水はけが良い土を好みます。
そのため、赤玉(中粒)2に対して完熟腐葉土または樹皮堆肥1を混ぜたものなどを使うようにしましょう。
水やりについては鉢植え・庭植えのどちらでも植え付けてから2年未満の株は土の表面が乾いたらたっぷりと水をあげます。
とくに鉢植えの場合は乾燥に弱く、水が足らないと葉が落ちてくるので気を付けましょう。
庭植えで植え付けてから2年以上成長しているケースでは、特に水やりを行わなくても自然に成長していきます。
特に気温が下がる冬場は成長が止まっているので、水を与えすぎると根腐れを起こしてしまう可能性もあります。
冬場の水やりは土が完全に乾いてから行うぐらいでちょうどよいです。

肥料は庭植えのケースでは、2月ごろに寒肥(元肥)として有機質肥料を株元の周辺に埋めておけば、そのほかは必要ありません。
鉢植えのケースでは3月ごろに緩効性化成肥料を株元に追肥するだけで十分です。
病害虫には基本的に強い品種なので、特別な対策をとっておく必要はありません。
しかし、剪定や切り戻しは頻繁に行う必要があります。
基本的に枝の伸びはとても良いので、成長の止まる真冬を除き、必要に応じて随時切り戻しを行わなければいけません。
剪定する位置は枝が分枝している場所で、長い枝を間引くか若い芽のある場所で目を残すように切り戻します。
花は枝先に咲くので、開花期前の選定は必要最小限にしておきましょう。

 

シマトリネコは成長が早いのでマメに剪定しよう!

シマトネリコは関東以南であれば庭木としても葉が落ちない常緑樹であるため、「見た目が良い」「掃除が楽」といった点でとても人気があります。
また、病気に強く健強な樹木であるため、とても育てやすい樹木です。
しかし、シマトネリコはとても成長が早いため、あっという間に大きくなってしまうという点には注意しなければいけません。
マメに剪定して樹形を保つことが育てるために大切だといえます。

 

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