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お手入れしやすい観葉植物!プミラを育てるポイントとは?

プミラ

フィカス・プミラ

Ficus pumila

クワ科
フィカス属
別名オオイタビ
原産地日本、東アジア
形態低木

耐寒性:普通 / 耐暑性:やや弱い / 耐陰性:あり

こんにちは、IN NATURAL STYLE編集部です。
可愛らしい見た目で初心者にも育てやすいプミラは、インテリアとして大人気の観葉植物です。
たくさんの小さな葉と長く伸びて広がる枝は、優しい雰囲気を持ちながらも、置くだけで空間をとてもオシャレに見せてくれます。
また、ワイヤーなどで好きな形のフレームを作り、枝を誘引させてトピアリー仕立てにすることもできます。
飾りやすくお手入れしやすいプミラの特徴や育て方、育てる際のポイントなどを解説します。

実は日本原産?プミラの基礎知識や特徴とは

クワ科フィカス属のプミラは、日本や中国南部など東南アジアに広く分布していて、日本では関東南部から沖縄にかけた暖かい地域の、特に沿岸近くに自生しています。
観葉植物として見かけるプミラに比べて、野生のプミラは5〜10cmほどの大きな葉を持ち、姿が全く違うためプミラと気づくことがなかなかできません。
一般的に広く親しまれているプミラは幼木で、長い年月を経て大きく生長し大木になったプミラは果実が実るものもあります。

プミラの花言葉は「知識」や、「あなたは私を元気づける」などです。
枝を伸ばしてぐんぐんと育っていく姿は、見る人を元気づけてくれるという意味からとも言われています。
鉢植えだけでなく地植えも可能で、見た目は優しく繊細な印象を与えますが、とても丈夫で日当たりがよければ室内でもすくすく育ちます。
また、枝が伸びすぎた場合は生育期ならいつでも切り戻しができるため、置く場所の雰囲気に合わせてアレンジしやすいという側面もあります。
耐陰性が強く室内でも元気に育つため、初心者の観葉植物入門として始めやすい植物です。

雰囲気が変わる!選ぶ前に知りたいプミラの色々な品種

プミラは品種ごとに可愛らしさも変わります。
色々な姿を持つプミラの代表的な品種を紹介します。
「プミラ・サニーホワイト」は、白と緑の爽やかな色合いが人気の園芸品種です。
緑の地にふちの白い班が特徴で、プミラの中でも一般的に広く知られています。
まれに真っ白な葉が出てくることもありますが、光合成を行えないので取り除いても差し支えありません。

「プミラ・ミニマ」は、ミニマという名前の通り、葉が小さいプミラの中でも最小で5~10mmくらいの葉を持つ品種です。
葉は厚めで日焼けしにくく、寒さや暑さに強いため屋外でも育てやすい小さいながらも丈夫な植物です。

「プミラ・ムーンライト」は、くしゃっとした特徴のある葉に、中央から黄緑色の班が入っているプミラです。
強く縮れた小さい葉とライム色の班の色合いは味わい深く、寄せ植えでも単体でも存在感があります。

鉢植えの場合は、可愛らしさが引き立ったりオシャレに見えたりと、鉢によってプミラの印象が変わります。
インテリアのイメージに合う品種と鉢の組み合わせを模索してみるのも楽しいかもしれません。

まずは確認!プミラを栽培するベストな環境について

植え付けは4~6月ごろに行います。
土質は特に選びませんが、乾燥には弱いので湿気の多い用土がいいでしょう。
プミラは日当たりの良い場所に置くと、元気にぐんぐんと育って葉の色も鮮やかになります。
春から秋は屋外でも管理ができますが、夏の強い日差しは葉焼けを起こしてしまうので、猛暑日は直射日光が当たらないように遮光します。
鉢植えの場合は、高温多湿を避けて明るく涼しい日陰に移動しましょう。

また、室内から急激に屋外の強い日差しに当てることも葉のダメージにつながるので注意が必要です。
耐陰性があるため、自然光が差し込む明るい室内ならば充分に育ちます。
直射日光は避け、できるだけ日に当てることで丈夫で生き生きとした株になります。
冬は凍ってしまわないように0℃以上を心掛けて、窓際など日の当たる場所に置きましょう。

プミラの育て方をチェック!育てるポイントとは?

同じ品種でも個体差があります。
健康的で元気なプミラと出会うためにも、購入する際は店頭で実際に見て、色ツヤが良くてハリのある株を選ぶことをおすすめします。
プミラは春から秋が生育期で、土の表面が乾き始めたらたっぷりと水やりをします。
生長するこの時期に水が不足すると、パラパラと葉が落ちて枯れてしまうので注意が必要です。
葉の表面が乾燥しないように、霧吹きなどで葉に水を吹きかける葉水を行うと効果的です。
気温が上がると葉が多いため蒸れやすくなるので、株に近い枯れた下葉がある場合は取り除くと風通しが良くなります。
肥料は生育期の間のみ、液体肥料は月に一回、緩行性肥料は2カ月に一回程度の間隔で与えましょう。


15℃以下になると生長が緩やかになり、根があまり水を吸わなくなるため根腐れしないように水やりを少なくしていきます。
秋ごろから気温の低下とともに回数を減らし、冬は土の表面が乾燥してから2~3日後に水を与えます。
段階的に水やりの回数を減らすことで、少しずつ寒さに強くなっていきます。
室内で冬の間も15℃以上を保つことができる場合は、生育期と同じように水をあげましょう。

栽培中は気をつけて!知っておきたい病害虫

プミラを育てる際に気をつけておきたい病害虫について解説します。
アブラムシは、非常に種類が多く一つの植物に数種類のアブラムシがつくこともあります。
体長は2~4mmくらいで、群生して植物の汁液を吸い、生育や見た目に大きな被害をもたらします。
また、ウイルス病の媒介者でもあり、ウイルス病に感染した植物の汁を吸ってから健康な植物を吸うことでウイルスを感染させます。

日本各地に生息し、じめじめした環境で繁殖するナメクジは、新芽や若い葉を食い荒らして葉に穴を空けます。
雌雄同体で2匹いると両方とも卵を産み、繁殖力が高いですが活動範囲は狭く、昼間は鉢底に隠れていて夜になると活動します。
ナメクジが移動すると粘液が残るため、被害を受けたときは害虫判断の目安になります。

ダンゴムシの成虫は5~10mm程度の大きさで、手で触ると丸くなるのが特徴です。
鉢底など湿った暗い場所を好み、集団で生活しています。
主食は枯れ葉ですが、新芽や茎なども近くにいる場合は食べるので、植物の生長を止めてしまいます。
病害虫は地域や環境によって発生もさまざまですが、姿を見せたときは早めに対処して被害を最小限に抑えましょう。

初心者におすすめ!プミラで観葉植物に慣れよう

プミラは、日当たりと水やりに気をつければ元気にぐんぐん育つため、お手入れしやすく初心者にもおすすめの観葉植物です。
小さな葉が可愛らしく、インテリアグリーンとして飾りやすいため人気があります。
慣れてくれば、枝が伸びたときは自由にアレンジしたり、さし木で簡単に増やしたりと、生長とともにさまざまな可能性を楽しむこともできます。
まずはお店でプミラを見て、素敵なイメージをふくらませてみてはいかがでしょうか。

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