定番の観葉植物ベンジャミンの楽しみ方は奥が深い!

こんにちは、IN NATURAL STYLE編集部です。
ベンジャミンは、おしゃれなカフェなどでよく見かける観葉植物です。
家庭での観賞用としての人気も高く、形を自由に仕立てられる楽しみもあります。
サイズ調整もしやすいので、気になっているという人は多いかもしれません。
基礎知識から楽しみ方まで、ベンジャミンの魅力について解説します。

亜熱帯原産でありながら耐寒性のあるベンジャミン

ベンジャミンは、インドから東南アジアの亜熱帯が原産の植物です。
暖かい地域の植物でありながら耐寒性があるため、日本でもなじみ深い観葉植物のひとつにあげられます。
樹高は30cmから2m前後と幅があり、置く場所に合わせたサイズが楽しめるのも魅力でしょう。

ベンジャミンは耐寒性に加えて耐陰性もありますが、明るく温かい場所を好みます。
室内で日の当たる場所であれば、特に問題なく1年を通して楽しむことができます。
ただし、時には葉を落としてしまうことがあるので注意しましょう。
これは、環境の変化に敏感な性質によるもので、すぐに枯れるという心配は要りません。
ベンジャミンの葉が落ちる症状は、場所を変えた場合によく見られます。
その環境に順応できてしまえば新しい葉は生えてきます。
葉が落ちても慌てて移動させないようにし、しばらく様子を見てください。

ベンジャミン
原産地だったら庭植えもアリ。憧れます。

気温がポイント!育て方のコツ

ベンジャミンは耐寒性があるといっても、さすがに冬の屋外栽培には向きません。
気温が10度を切るようになったら必ず室内に入れてください。
温度が5度を下回ると枯れやすくなるので、5度以上の室温が保てる場所で栽培しましょう。
冬は温度を気にしてあげれば、水やりは少なめで十分です。
気温が15度より低くなってくると、他の観葉植物と同じように生長が緩やかになります。
頻繁な水やりは避け、2週間に1回程度を目安にしましょう。

これに対して、春から夏にかけての水やりは多めにするのがポイントです。
土の表面が乾いたらすぐにあげるようにしましょう。
ただし、真夏の高温時には水が温まってしまい、根を傷める原因になります。
気温が40度を超えるような時期の水やりは、夕方以降の日が落ちた涼しい時間帯にしてください。
置き場所も直射日光を避け、レースのカーテン越しなど日陰を作ってあげると葉焼けを防げます。

ちょっと意外?種類豊富なベンジャミン

ベンジャミンは種類が豊富で、葉の色や形にはさまざまなものがあります。

  • やや細めの葉と黄緑色の新芽が特徴の「ゴールドラッシュ」
  • 緑の葉に黄色の覆輪斑が入った「ゴールデンプリンセス」
  • 葉に乳白色の覆輪斑のある「スターライト」
  • 同じく乳白色の覆輪斑が特徴の「フイリベンジャミナ」
  • やや大型のユニークな品種「エキゾチカ」
  • カールした葉が特徴的な「バロック」

などなど。

葉の色や付き方が特徴的な品種も豊富。
黄緑に近い明るめの色の「ベンジャミンライム」、
やや黒っぽい葉の「ベンジャミンブラック」などや、
細長く垂れ下がる葉が特徴的な「ベンジャミンヌダ」という品種もあります。

明るいグレー系の幹に単色の緑の葉をつけているのは「フィカス・ベンジャミナ」という品種で、よく見かけるタイプがこれです。
ベンジャミンはゴムノキの仲間で、樹液が出る特徴をもちます。
そのため「ベンジャミンゴムノキ」という別名があります。

ベンジャミンの楽しみ方と飾り方

ベンジャミンは大きさのバリエーションに富んでいるので、場所に合わせた楽しみ方ができます。
30cm前後の中型サイズまでのものなら、テーブルやラックなどに置くのもいいでしょう。
1m以上の高さのあるものは床にそのまま置くと、部屋のアクセントになります。
2m前後になるとかなり存在感が出てきますから、玄関のインテリアや空間を仕切るパーテーションとしても活躍してくれます。

春から夏は、ベンジャミンが盛んに新芽を伸ばす季節です。
この時期は葉がかなり茂ってきますから、ハサミを入れて刈り込むという楽しみもあります。
自然のままにして葉を茂らせておくのもいいですし、刈り込んで幹を出すようにすれば見た目の印象が大きく変わります。
置く場所やサイズに応じて葉と幹をどう見せるか考えるのも楽しいものです。

ベンジャミンで暮らしをおしゃれに

ベンジャミンは、育てているうちに丸い実をつけることがあります。
一見、実のように見えますが、実際には花でもあるというのがユニークな特徴です。
実はベンジャミンはイチジクの仲間なので、イチジクと同じような実をつけることがあります。
この実を割ってみると、確かにイチジクの実にそっくりです。
実は熟してから土に移すと発芽することもあります。

さらにうれしいのは、ベンジャミンは空気浄化をしてくれることです。
NASAの実験でも、室内に漂う有害物質を除去してくれる効果が高いことが分かっています。

このように、ベンジャミンにはさまざまな楽しみ方があります。
葉の種類やサイズが豊富な上に、いろいろな作り方ができるのでインテリアとしてもおすすめの植物です。
部屋のアクセントやおしゃれなパーテーションとして、自分の個性に合わせやすいベンジャミンを育ててみましょう。