ユーカリの効能は絶大!活用の仕方を覚えよう

Eucalyptus essential oil and fresh eucalyptus leaves on the wooden table

ユーカリは観葉植物として高い人気を誇っていますが、その香り成分にも殺菌効果や抗炎症作用などの幅広い効能が期待されています。
ただし、ユーカリの葉には毒性があり、刺激も強いので誤って使用しないように注意する必要があるでしょう。
今回は、ユーカリに期待できる効能やその効能を上手に活用する方法などについて解説していきます。

ユーカリにはどんな効能があるの?

乾燥した土地でも勢いよく成長することで知られるユーカリは、葉に含まれている香り成分にさまざまな効能が期待できる植物です。
ユーカリには1000種類以上の品種があるといわれており、品種ごとに含まれている香り成分はそれぞれ異なります。
しかし、これらの数多い品種の香り成分のいずれについても、強い抗菌効果や抗炎症作用があるとされているのです。
また、ユーカリという言葉には解熱の木という意味があり、オーストラリアの原住民であるアボリジニによって古くから解熱剤として利用されてきました。
日本においても、広く利用されている市販の風邪薬の中にはユーカリの精油が配合されている製品もあり、その解熱作用は広く認められています。

ユーカリ精油に期待できる効能は?

ユーカリの品種が数多くあるようにユーカリ精油も種類が多く、それぞれに成分や成分比が異なっています。
一般に流通しているユーカリ精油は15種類ほどありますが、よく利用されている精油は3種類です。
それが、ユーカリ・グロブルスユーカリ・ラディアータ、そしてユーカリ・シトリオドラとなります。
この中でも、グロブルスはユーカリ精油の代表格ともいえるもので、主成分である1.8-シネオールに由来する強い香りが特徴的です。
強い抗菌作用を持ちますが、皮膚や粘膜に与える刺激も大きいので肌が弱い人などは扱いに注意が必要でしょう。

ユーカリ精油としては最も皮膚に与える刺激が少ないとされるラディアータには、子供やお年寄りでも使うことができるという特徴があります。
また、シトロネラールを主成分とするシトリオドラはレモンのような香りがする精油で、他の精油よりもリラックス効果が高いといわれています。
これらのユーカリ精油は、アロマポットやアロマディフューザーを使った芳香浴、蒸気を利用した吸入などに活用できるでしょう。
さらに、お風呂に数滴垂らしてアロマバスにしたり、キャリアオイルに数滴混ぜてマッサージしたりと、幅広く使うことができるのです。
ユーカリ精油には殺菌効果や抗炎症作用があるので、これらの方法で活用することで風邪を予防する効果や皮膚の炎症を鎮める効果などが期待できるでしょう。

 

Woman pouring eucalyptus essential oil into bowl on wooden table

 

剪定した枝葉の殺菌力も賢く利用

ユーカリは成長が早いので、観葉植物として育てる際は必ず剪定を行う必要があります。
このとき、剪定で切り落とした枝も葉が付いていれば香りを発するため、鎮静作用や空気清浄効果などの効能を期待することができます。
例えば、ユーカリの枝をドライフラワーにして部屋に吊り下げておけば、葉から漂う残り香が気分を落ち着けてくれるでしょう。
また、コップ1杯分のお湯にユーカリの葉2~3枚を浮かべたうえでその蒸気を吸入すれば、風邪を予防する効果や気管支の炎症を抑える効果が期待できます。
このように、剪定した枝葉はただ捨ててしまうのではなく、ユーカリの効能を発揮してくれるアイテムとして有効活用するとよいでしょう。

 

風邪予防にぴったりなユーカリ茶

ハーブティーの一種であるユーカリ茶には、殺菌効果や抗菌作用、抗炎症作用、解熱効果、防腐作用、抗ウイルス効果、浄化作用などの効能が期待できます。
また、体内にユーカリの成分を取り込むことで、血圧降下や血行促進といった健康効果も期待できるでしょう。
さらに、ユーカリ茶にはカリウムやカルシウムが豊富に含まれており、デトックス効果やむくみを改善する効果もあるといわれています。
ところで、ユーカリ茶は健康茶に分類されていますが、ユーカリの葉には刺激の強い成分も含まれています。
そのため、多量に摂取してしまわないように、適量を守って飲むことが大切だといえるでしょう。

 

 

デメリットもきちんと理解しよう

ユーカリの香り成分にはさまざまな効能がある反面、刺激の強さからくるデメリットもあります。
そのため、ユーカリ精油などを利用するときは、ユーカリの危険性についても理解しておく必要があるのです。
まず、基本的に妊婦は刺激が強いユーカリ精油の使用を禁じられています。
ただし、精油の中でもラディアータだけは妊娠中期以降であれば使えるとされています。
しかし、炎症を起こす危険性があるため、肌に精油が直接触れないように慎重を期して使いましょう。
また、小さな子供についても使えるのはラディアータのみで、方法は芳香浴にとどめておくのが安全です。
そして、精油の種類によって効能が異なるため、目的に合わせた精油を選ぶ必要があるということもデメリットの一つだといえるでしょう。

 

ユーカリの幅が広い用途と効能は魅力的

ユーカリの香り成分には幅広い効能があり、使い方にもさまざまなものがあるという点が魅力的だといえます。
ユーカリを育てるときは、効能を活かす方法を覚えてユーカリを上手に活用していきましょう。