ウィルマは通常のゴールドクレストとは違う!正しい育て方は?

こんにちは、IN NATURAL STYLE編集部です。
小さなクリスマスツリーのようなシルエットが愛らしいゴールドクレスト。
実は庭木用のゴールドクレストと、室内の観葉植物としてのゴールドクレスト・ウィルマは違う品種です。
一般的によく見かける庭木用のゴールドクレストと混同して育てようとしてしまうと、あっという間に枯らしてしまうことでしょう。
ウィルマのことを知り、正しい育て方ができるよう、その特徴を紹介します。

ウィルマにはどういう特徴があるの?

ウィルマはヒノキ科の室内用観葉植物です。
水やりは控えめを好み、観葉植物の中では、その栽培の難易度は中級者向けといわれています。
よく混同されがちなのが、庭用の通常のゴールドクレストです。
ウィルマは、ゴールドクレスト・ウィルマと呼ばれ、鉢植えで育てる室内用のゴールドクレストを指します。
ウィルマは鉢植えのため根が浅く、その分乾燥にも弱いのが特徴です。
また、育つ過程で葉が密になると水切れを起こしやすく、その点も注意が必要です。

植え替えの時期は春や秋が適しており、肥料は3月と6月に与えます。
ゆっくりと効き目があり、長く効果が持続する緩効性肥料が向いています。
とにかく乾燥が大敵のウィルマは、特に夏と冬の時期のエアコンによる室内の乾燥が枯れる原因のひとつといわれています。
エアコンによって乾燥しやすくなることに気を配りましょう。
また、室内で見落としがちなのがエアコンの風の影響です。
直接風が当たらないように十分注意をしなければいけません。

害虫対策をしっかりやっておきたい

ウィルマは、室内のみで鑑賞用に育てている分には虫がつく心配もさほどないのですが、玄関先やベランダなど屋外寄りの場所では害虫対策が重要です。
ウィルマにはハダニやカイガラムシが発生しやすいといわれています。
ハダニは、高温により内側の乾燥が進むと発生します。
そして、風通しが悪く蒸れてしまうと、カイガラムシが発生しやすくなります。
枝葉が増え密集してしまうと、蒸れやすくなります。
内側を適度に透かし剪定すると風通しの改善に効果的です。
または、手作業で茶色くなってしまった葉を取り除いてあげると良いでしょう。

事前にしっかり対策をとっておけば、害虫がついてしまうことも、枯れてしまう状況も防ぐことができます。
また、日頃から枝葉や土の状態を細かく見ておけば、変化に気づきやすく早めの対処ができるでしょう。
ぜひ小まめな観察をしてみてください。

水切れや乾燥に弱いウィルマ

乾燥にとにかく弱いウィルマは、枯らさないために乾燥してしまう状況を作らないよう気を配らなくてはいけません。
ウィルマは水の吸い上げが早いため、その特徴も乾燥しやすい理由のひとつです。
鉢皿の水分もぐんぐん吸収するので、乾燥に気をつけなくてはいけません。
ただ、与えすぎても根腐れの原因になってしまいます。
適量を見極める必要があります。水切れで枯れてしまうことがあるので、まめに土の表面を確認し、乾いていればしっかり水を与えます。
水やりのタイミングがとても大事です。

室内でエアコンを使う時期は、鉢植えを置く位置をよく考えましょう。
エアコンの風が直に当たらない場所か気にしなくてはなりません。
エアコンの風もウィルマの乾燥を加速させてしまいます。
暖房には気を配っても、冷房の時期に忘れてしまうことがあるので、冷暖房どちらの風にも注意が必要です。
そして、室内の乾燥具合も気にかけましょう。

室内で乾燥対策することが大事

ウィルマのように特に乾燥に弱い観葉植物の場合は、室内の乾燥対策が重要です。
そして、植物を暮らしに取り入れるうえで大切なことがあります。
それは出身地を知ること。
どのような気候のもと育ってきたのか、それは観葉植物をより長く楽しむために知っておくべきポイントです。
その植物の特性を理解でき、少しでも元気にいきいきとした姿を保たせながら育ててく過程で、とても役立つでしょう。
ウィルマの出身地はアメリカのカリフォルニア州です。
カリフォルニアといえば、年中晴れの日が多く、カラッとした爽やかで温暖な気候です。

カラッと爽やかな気候が合うウィルマは、寒さに弱い特徴があります。
また、日差しは好むので、室内の明るい場所を選ぶと良いでしょう。
ウィルマにとって日本での暮らしは、蒸れる状況が続かないよう枝葉の管理にも注意することが大事です。
ただでさえ空気の湿度が高いので、育つにつれ枝葉が密集してきた際には通気性良く整える必要があります。
先ほど紹介した内側の透かし剪定や、弱った葉を取り除くことが有効でしょう。
枝葉の内側の蒸れも、室内の乾燥も十分な対策をとることが大事です。

その名をゴールドクレスト・ウィルマとは言っても、庭木用のゴールドクレストとは別の育て方が必要であることを理解しなければいけません。
ウィルマはあくまで室内での鑑賞用の品種です。
ウィルマの好む室内環境を整え、水切れを気にして大切に育てることが、長く楽しむ秘訣です。