常緑のコニファー!剪定時期はいつがいいの?

こんにちは。IN NATURAL STYLE編集部です。

常緑のコニファーは、家の目隠しとして、また、葉が落ちないことから掃除の手間が不要でお手入れの楽なシンボルツリーとして活用されている庭木です。
さらに、冬になると飾り付けをして楽しめるクリスマスツリーとして利用している家庭も多くあります。
そこで、この記事ではコニファーの樹形をより美しく楽しむために剪定する時期について解説します。

コニファーにも剪定は要るの?

そもそも、コニファーとは針葉樹の総称です。
ひとつの樹木の名称ではなく、スギやヒノキ、ヒバなど、いろいろな種類をまとめていいます。
その数は、海外で数万種、国内でも200種類ほどとなっていて、品種によって特徴はさまざまです。
ただし、基本的にはコニファーは、生長がゆっくりで自然に樹形が整っていくものが多く、管理の楽な樹木といわれています。
剪定しないからといって枯れてしまうようなことはなく、特別な手入れをしなくても育つことは育つからです。

しかし、ただ生長すればよいというわけではなく、きれいな樹形をキープしたいと考えているなら、剪定は必須となります。
さらに、植えるスペースに対してバランスが悪くなるような大きなサイズに生長させないようにしたいという場合にも剪定は必要です。
剪定をしないと風通しが悪くなるため、害虫が発生しやすくなったり、台風などの強風で倒れてしまったりすることもあります。
また、放っておくと、横に拡がりすぎてしまったり、縦に長くなりすぎてしまったりして、見た目が悪くなる点もデメリットです。
美しい見た目を保ちたいなら、不要な枝や葉は切って取り除いておかなければいけません。
ただし、ただやみくもにサイドに伸びた枝やトップに伸びた葉などを切り落としてしまうと、アンバランスな形となってしまうこともあるため注意が必要です。
どのような樹形に整えるかを意識して、早い段階で剪定を行うことがポイントとなります。

コニファーの主な剪定時期は春先

一般的に、庭木の剪定は毎年行うのが基本であり、剪定するタイミングは1年のうち2回です。
夏に「軽剪定」と呼ばれる軽度の剪定を、冬に「強剪定」と呼ばれる基本剪定を行います。
軽剪定で行うのは主に、繁茂しすぎていたり、伸びすぎてしまっていたりする枝を整え、枯れた葉を取り除く作業です。
一方、強剪定では樹形全体となる骨格作りを目的として剪定を行います。
具体的には、短く刈り込んで大胆に量を減らす作業などです。
冬にメインの剪定をするのは、樹木が休眠期に入っているからです。
休眠期に枝を切っておくと、生長期に入ったときに樹木が元の状態へ戻ろうとするため枝の伸びが良くなります。
また、休眠中に作業すると樹木への負担を抑えることができ、生育への影響も軽減できるようになります。

ただし、コニファーをクリスマスツリーとして楽しみたいなら、クリスマスシーズンとなる冬場の剪定はできません。
一般的な庭木は基本剪定を冬に行いますが、コニファーは冬の時期を外して3~5月の春先に強剪定をすることになります。
この時期であれば、刈り込んでも生長にそれほど支障を与えません。
しかし、冬に剪定できないからと気温が上がる夏場の時期に作業することだけは避けるようにします。
暑さで木が弱っているときだと、切り口から傷んでしまうことがあるからです。
また、コニファーの軽剪定を行うなら、9~10月頃がよいでしょう。
夏の暑い時期が終わり、樹木が生長を少しずつ止めていき、休眠に入る時期となるからです。

ハサミで剪定すると茶色くなるって本当?

コニファーを剪定するときに注意しなければいけないポイントが、ハサミの選び方です。
庭木の剪定時に使用するハサミにはさまざまな種類があり、必要なサイズや用途に合わせて選ぶことが大切となります。
ただし、コニファーを剪定する際には、素材にも注意して選ばなければいけません。
コニファーの剪定時に鉄製のハサミなどを使用すると、金属の触れた場所が変色し茶色くなってしまうからです。
枯れた葉が見られたら、弱い剪定を行うときに取り除いておく必要があります。
ただし、その際には、手でちぎり取るといった方法で取り除くようにしましょう。
コニファーと相性の悪い金属製のハサミの使用は避けることが重要です。

また、木の勢いを取り戻したときに剪定したり、背丈を止めるために木を切ったりしたいときにも剪定は必要となります。
しかし、枝などを切るときには、手による作業はできません。
そのような場合には、金属製のハサミではなくセラミック製のハサミを使えば、変色を防いで剪定ができるようになります。

コニファーは剪定時期を守って育てよう

コニファーはこまめに手入れをしなくても、そのままである程度、樹形が整う樹木です。
しかし、きちんと剪定を行うことで、美しい外観を保つことができるようになります。
ただし、剪定するには適したタイミングがあります。
正しい時期に剪定しないと、美しく保つどころか生長が衰えてしまったり枯れてしまったりすることもあるため注意が必要です。
この記事で解説した剪定時期を守って、コニファーの美しい姿を楽しむとよいでしょう。

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