1年中楽しめるコニファー!育て方にコツはあるの?

こんにちは。IN NATURAL STYLE編集部です。

コニファーは観葉植物として高い人気を誇っています。
鮮やかな緑や芳香には癒し効果があり、日々の生活に潤いをもたらしてくれます。
そのため、観葉植物を購入しようと考えた際には有力な選択肢になるはずです。
ただ、実際に育てるとなると、わからないことも多いものです。
そこで、コニファーに興味があるという人のために、その特徴や育て方などについて解説をしていきます。

 

まずは特徴を押さえよう

コニファーについて最初に知っておいてほしいのは、それが固有の品種を指している言葉ではないという事実です。
コニファーとは園芸用針葉樹の総称です。
つまり、コニファーと一言でいっても実際にはさまざまな種類があるということになります。
1年中緑が楽しめるという点は共通していますが、緑色の濃さやトーンは種類によってかなり異なります。
こんもりと生い茂るものや、縦に伸びるもの、横に広がるように育つものといった具合にバラエティに富んでいるため、どの種類を選ぶかによって、庭の雰囲気が大きく変わってくるのです。

代表的なものをいくつか挙げると、まず、ゴールドクレストがあります。
コニファーの中でも最も有名でライムグリーンの明るい葉色が人気の品種です。
成長すると樹形は円錐形となり、葉は山椒に似た香りがします。
また、ブルーアイスは銀白色の葉色が印象的で、成長とともに鮮やかな緑色に変化します。
樹形も美しく、それに加えて、柑橘系の強い香りがするのも特徴です。
さらに、クリスマスツリーとして有名なもみの木もコニファーの一種です。
海外の植物というイメージが強いですが、日本にもたくさん自生しています。
クリスマスツリーの木に選ばれるだけあって、グリーンの葉の色が美しく、バランスのとれた円錐形の樹形に育つのが魅力です。

その他にも、コニファーにはもみの木に似たオウシュウトウヒ、手のひらを広げたような葉が特徴的なエレガンテシマ、季節によって葉の色が変化するヨーロッパゴールドなどがあります。
どの種類を選ぶかによって、庭の雰囲気が大きく変わるため、まずはそれぞれの特徴をよく理解しておくことが大切です。

 

コニファーが好む生育環境を知ろう

一般的に、コニファーは日当たりのよい場所を好みます。
半日陰ぐらいまでなら育成はできますが、葉色が悪くなったり、軟弱な株になってしまったりするおそれがあります。
丈夫に育てたいのであれば、ある程度の日当たりを確保することは必須条件です。
しかも、乾燥した風に当たり続けたり、風自体がなかったりすると枯れてしまう可能性が高くなるため、湿度を含んだ外気に当ててやることが重要です。
屋内での管理は困難であり、基本的には屋外で育てます。
風通しがよくて日当たりのよい場所に植えるのがベストです。

また、コニファーは水はけのよい環境を好むため、土壌の選定には注意が必要です。
粘土質の水はけの悪い土では根腐れを起こしやすく、うまく育ってくれません。
おすすめなのは観葉植物用の用土です。
それから、乾燥に弱い傾向もあるので、土が乾いたらこまめに水を与えることも大切になってきます。
土が白っぽくなったら水を与えるのがコツです。
しっかりと水をやりつつも、蒸れさせないことが重要なポイントとなるわけです。

 

コニファーの剪定はハサミに注意

風通しを良くしたり、見た目の良さを維持したりするために、コニファーは定期的に剪定を行う必要があります。
ただし、7~8月の暑い時期は避けたほうが賢明でしょう。
なぜなら、コニファーは暑さに弱く、弱っている時期に枝を切ると枯れてしまうおそれがあるからです。
逆に、剪定に適している季節は3~4月です。
この時期はコニファーの休眠期にあたります。
葉や枝を除去しても生長に与える影響が少ないため、大胆な刈り込みが可能です。
しかも、枝を深く刈り込むことで、生長期には元に戻ろうとする力を引き出すことができます。
また、休眠期であれば、枝の切り口が乾燥しやすくなっており、細菌に感染しにくいというメリットもあります。

Assortment young green conifer plants in handmade pots with copy space on beige wood table.

一方、細かい剪定は6~7月、または9~10月に行うようにしましょう。
手順としては、まず、余分な葉を手で摘み取って全体の形を整えます。
無理に引きちぎらなくても軽く摘み取れるはずです。
もし、力を入れないと取れないようであれば摘み取る場所をかえるか、剪定の時期を少しずらしたほうがよいかもしれません。
次に、ハサミで長く伸びすぎた枝を切っていくわけですが、その際、金属製のハサミを使用するのは避けたほうがよいでしょう。
コニファーは金属と相性が悪く、金属製のハサミで切ると葉が茶色く変色してしまいます。
そのため、コニファーの枝を切るときにはセラミック製のハサミを用いるのが一般的です。
もちろん、葉を摘む際にも金属製のハサミを使用してはならないのは同様です。

 

コニファーで1年中緑を楽しもう

「水はけや風通しの悪い場所には植えない」「真夏の剪定は避ける」といった具合に、コニファーを育てる際には気を付けるべき点がいくつかあります。
しかし、そうしたポイントをしっかりと押さえてうまく育てていけば、コニファーは冬場でも葉を落としません。
1年中緑を楽しむことができるのです。
コニファーの育て方をマスターして、緑のある生活を満喫してみてはいかがでしょうか。