クレマチスは育て方次第!たくさん花を咲かせるコツは?

こんにちは、IN NATURAL STYLE編集部です。
長いツルとかわいらしい花が特徴のクレマチスは鉢植えでも地植えでも楽しめる植物です。
クレマチスの栽培の難易度は決して高いわけではありませんが、たくさんの花を咲かせるためにはコツを押さえておく必要があるでしょう。
今回は、クレマチスの特徴や植え付け方法、花をたくさん咲かせるために行うべき育て方などについて解説していきます。

クレマチスの特徴と適した栽培環境

キンポウゲ科センニンソウ属の植物であるクレマチスには、花の色や形、開花期などが異なるさまざまな種類のものがあります。
原種だけでも世界中で300種類以上のクレマチスが自生しているといわれており、日本においてもカザグルマやセンニンソウなど、約25種が自生しています。
また、クレマチスはツル性の多年草であり、育てる際はツルを巻き付けるための支柱の設置が必要です。
ちなみに、ガーデニング業界ではクレマチスは同じくツル植物であるバラと非常に相性の良い植物としても知られています。
理由としては、クレマチスの平面的な花とバラの立体的な花の対照が美しいことや好む環境が似ていることなどが挙げられます。

クレマチスにはさまざまな系統があり、複数の系統のものを育てることで1年を通じて花を楽しむことができるでしょう。
例えば、オセアニア系のクレマチスは冬から早春にかけて花を咲かせます。
また、品種の多いパテンス系は春に開花し、個性的なオリエンタリス系、タングチカ系は初夏から秋にかけて半鐘形の黄色い花を枝から垂れ下げるでしょう。
このように、系統に応じて風合いの異なった花を咲かせるクレマチスの特徴をうまく活かせば、1年中花で庭を飾ることができます。

クレマチスを育てる際は、原種の種類の多さや分布範囲の広さゆえに、品種によって好む環境が多少異なるという点に注意が必要です。
日本原産のカザグルマや中国原産のテッサン、欧米原産のインデグリフォリアといったように、それぞれ自生してきた環境が異なっているのです。
共通の性質として、日光を好む植物なので半日以上は日が当たる場所を選び、加えてなるべく風通しの良い場所で育てるとよいでしょう。
また、水はけが良い土を用意してあげることも大切です。
地植えの場合はあらかじめ土壌に軽石などを加えて水はけが良くなるようにしておきましょう。

クレマチスの植え付け時期と方法

クレマチスの植え付け時期としては、基本的に真夏以外の季節であればいつでも植え付け可能とされています。
ただし、もっとも植え付けやすいのは休眠期である12月から2月にかけての時期です。
鉢植えでクレマチスを育てる場合は、苗よりも一回り大きい鉢を用意し、鉢底石を敷いて水はけを良くしたうえで植え付けるとよいでしょう。
土壌を自分で作るのであれば、硬質赤玉土、硬質鹿沼土、完熟腐葉土を4:3:3の割合で混ぜ合わせたものなどが適しています。

なお、初めから市販のクレマチス専用の培養土を選ぶという選択肢もあります。
植え替えについても休眠期に行うのが適していますが、剪定を兼ねて行うと手間が省けて作業が楽になるでしょう。
このとき、クレマチスには根が切られることを嫌う性質があるため、植え替えの際は根鉢を傷付けないように丁寧に扱う必要があります。
また、地植えの場合は後から移植を行うのが難しいので、植える場所をしっかりと検討したうえで植え付けましょう。

花をたくさん咲かせるために必要なこと

元気なクレマチスを育て、たくさんの花を咲かせるためには、いくつかの注意点を押さえておく必要があります。
まず、剪定をしっかりと行うことが重要です。
四季咲きの品種を育てている場合、花が咲いた後できちんと剪定しておくと、その後に伸びてくるツルに花芽が付くことになります。
このとき、ツルの長さは2分の1から3分の1程度を残しつつ、早めに剪定するようにしましょう。
そうすることで、1年に2~4回は花が咲くようになります。

また、花柄摘みをきちんと行うことも大切です。
花の色がくすむ、雄しべが散るなどの症状が現れてきたら、すぐに花首の部分から花柄を切り落としておきましょう。
花を放置しておくと種ができ、株全体が弱ってしまうことになります。
そして、ツルの誘因を行う方法についても注意が必要です。
鉢植えの場合は行燈(あんどん)支柱をあらかじめ鉢の中に立てておき、ツルが巻き付くようにしてあげましょう。
庭に植える場合は、設置した支柱やフェンス、アーチなどにツルを巻き付けてあげる必要があります。
ツルの誘因を怠ると、見栄えが悪くなるというだけではなく、日光が均等に当たらないことで弱々しく育ち、病害虫の被害にも遭いやすくなるのです。

きちんと育てれば長く楽しめる

クレマチスは、ポイントさえしっかりと押さえながら育てれば、きれいな花をたくさん咲かせることができる植物です。
クレマチスの栽培を長く楽しむためにも、この記事で紹介した内容を参考にして、花を咲かせる方法を実践してみましょう。
クレマチスの育て方について何かわからないことがある場合は、ぜひインナチュラルにお気軽にご相談くださいね。