クレマチスは種類が多い!分け方とそれぞれの特徴を紹介

こんにちは、IN NATURAL STYLE編集部です。
美しい花が咲くつる性植物のクレマチス。
ガーデニングでバラなどと合わせて仕立てている、クレマチスでグリーンカーテンを作っている人も多いでしょう。
そんなクレマチスは、非常に種類の多い植物です。
さまざまな分類の仕方があるのも大きな特徴でしょう。
この記事では、分け方によってどのようなクレマチスがあるのか詳しく解説していきます。

花の色や形によって分ける方法

まずは、クレマチスを花の色によって分ける方法があります。
花の色は大きく分けて5種類です。
「赤・ピンク系」「黄色系」「青・紫・藤色系」「白・水色などの淡色系」「覆輪・筋入り・複色系」になります。
覆輪とは花の外縁部分が地の色とは異なる色で縁取られているもので、筋入りは地の色に筋のようにほかの色が入っているもののことです。
複色とは複数の色が含まれているもののことをいいます。
クレマチスというと、青や紫、藤色を思い浮かべる人も多いでしょうが、このようにさまざまな色があるのです。

花の形で分類することもできます。
まずは「一重咲き」です。
一重咲きは花びらの数は6枚が基本です。
ぱっちりと花びらが開いているのが特徴となっています。
次は「八重咲き」です。
八重咲きは花びらの数が6枚以上のもので、ボリューム感のある形になっています。
「万重咲き」のクレマチスは、八重咲きよりもさらに花びらが多いもので、ボリュームもより多くなっています。
「チューリップ咲き」は、その名の通りチューリップのような形が特徴的なクレマチスです。
「釣鐘咲き」は釣鐘型の花が咲きます。
チューリップ咲きや釣鐘咲きは、可憐な見た目が特徴となっています。

花の咲き方にも違いがある

クレマチスは花の咲き方によっても分類することができます。
咲き方には3種類あり、「新枝咲き」「旧枝咲き」「新旧両枝咲き」に分類できます。

新枝咲きとは、新梢、つまり新しい枝にだけ花がつくタイプです。
前年の枝には花がつかないため、冬になるとばっさりと切って短くするのが特徴となっています。
比較的コンパクトに育てることができるクレマチスなので、鉢植えなどに向いています。
新枝咲きは、主に四季咲なので、1年間に数回花を咲かせることが多いでしょう。

旧枝咲きは、前年に伸びた古い枝に花がつくタイプのクレマチスです。
古い枝に花がつくため、伸ばして花を咲かせるタイプとなっています。
つるが長く伸びることが多いので、庭で壁や地に這わせる、オベリスクなどの支柱に絡ませるのがいいでしょう。
旧枝咲きは、一季咲のものが多く1年に1回花を咲かせます。

新旧両枝咲きは、新枝咲きと旧枝咲きの特徴を併せ持っているクレマチスです。
新しい枝と古い枝の両方に花がつきます。
新旧両枝咲きは四季咲のものが多いので、1年のうち数回花を咲かせて楽しませてくれるでしょう。

クレマチスの代表的な品種は?

クレマチスの代表的な品種を紹介します。

まずは、「クレマチス・モンタナ」です。
モンタナはヒマラヤから中国を原産とする原種で、クレマチスの中でもたくさんの花を咲かせる品種として知られています。
香りのよいものが多いので、美しさと香りを楽しみたい人に向いているでしょう。
クレマチス・モンタナは夏の暑さが苦手なので、植える場所には注意が必要です。
また、根が細いといった特徴もあるので水やりの手間がかかるなど、初心者には難しい品種かも知れません。
咲き方は旧枝咲きで、花色は白やピンクが多いです。

次は、「テッセン」です。テッセンは日本に自生しているクレマチスで、長いつるを伸ばします。
春から秋にかけて大きな花を咲かせる、新旧両枝咲きのクレマチスとなっています。
テッセンは、多くの園芸品種の交配親となっているメジャーな品種なのです。
花の色は、白で中心が紫色の複色のものや、紫、緑などがあります。


常緑クレマチスと呼ばれる品種も人気があります。
「クレマチス・カートマニー・ジョー」は、ニュージーランドで生まれた交配種です。
花が小柄であまり大きくならないのが特徴です。
そのため、ベランダなどでも育てやすいでしょう。
「クレマチス・カートマニー・アバランチェ」もオセアニア系の品種ですが、花は同系統の多種と比べて少し大きめになります。
大鉢で仕立てるのにも向いていますよ。
なお、どちらも花数が非常に多いのが特徴で、1株に100輪近くの花を咲かせます。
花の色は白色で、たくさんの花がつくので華やかなブーケのように見えます。
旧枝咲きで、乾燥に強いクレマチスです。

「クレマチス・ジョセフィーヌ」は歴史的な名花として知られているクレマチスです。
花の中心がこんもりと盛り上がっているのが特徴で、上品な見た目であることから海外でも人気の高い品種となっています。
外側の花びらが散ったあとも中心部分が残るので、長ければ1カ月程度花を楽しめるでしょう。
ピンクと白の複色で、旧枝咲きです。

種類ごとの特徴を理解して育てよう

クレマチスを育てようと思うのなら、種類ごとの特徴をしっかりと把握しておく必要があります。
種類によって好む環境や苦手なことが違いますので、育てたいクレマチスの特徴を調べておくと、きれいな花を咲かせやすくなります。
わからないことがあったら、ぜひお気軽にインナチュラルにご相談ください。
クレマチスに関する疑問や不安点があれば適切なアドバイスをして、美しいクレマチスを咲かせるお手伝いをいたします。