つる植物の女王!クレマチスを誘引するコツとは?

こんにちは、IN NATURAL STYLE編集部です。
クレマチスは、ガーデンを鮮やかに彩ってくれる植物です。
つるを伸ばしながら大きな株へ成長していくため、1株でも十分な存在感があります。
一方、つる植物を育てるにあたっては、つるの誘引が非常に大切です。
クレマチスの誘引をしたいけれど、失敗が怖くてなかなかできずにいるという人もいるのではないでしょうか。
ここでは、クレマチスのつるをうまく誘引するコツを解説します。

古くから愛されるクレマチスの基本知識

クレマチスは、古くからイギリスで愛されている、つる植物の女王ともいわれる植物です。
開花期により、春咲き、夏~秋咲き、冬咲きと大分されます。
なかには1年中花が楽しめる種類もあり、好みに応じて種類を選べるのもうれしいですね。
栽培の難易度は低く、つるの誘引さえしっかり行えば、特別な知識がなくても育てられます。
ガーデニング初心者にも向いている花といえるでしょう。
栽培場所には、日当たり、風通しがよく、水はけがよい場所が向いています。
日当たりが悪いと花つきが悪くなってしまうこともあるので気をつけましょう。

クレマチスのなかでも、多く目にする大きな花を咲かせるタイプはフロリダ系の種類です。
春から夏にかけてガーデンを華やかに彩ってくれます。
ほかにも、下向きにたくさんの小さな花を咲かせる種類や、チューリップのような形の花を咲かせる種類、つるが絡みつかずに上へ伸びる種類などがあり、選ぶ楽しさには事欠きません。
開花時期がずれるようにうまく種類を組み合わせれば、1年中クレマチスの花を楽しむこともできるでしょう。

難しい?クレマチスの誘引方法

クレマチスをきれいに誘引しているガーデンなどを見ると、こんなにうまく誘引するのは難しそうだと感じるかもしれません。
しかし、クレマチスの誘引方法はそれほど難しいものではなく、コツさえつかめばきれいに誘引できます。
クレマチスは株が充実してくると、たくさんのつるを伸ばし、そのつるがからまっていきます。
誘引を始める前に、まずはこのからまりをほどきましょう。

からまりをほどいたら、いよいよ誘引です。
誘引は、自分が思い描く完成形を頭に入れて作業を進めましょう。
たとえば、根本から上へ扇形の広がりをつくりたい場合は、伸びているつるを左から右までバランスよく散らします。
根元に他の植物を植えているのなら、蕾を上のほうへ持っていくよう意識しましょう。
クレマチスは1カ所に固まっていると、その良さを発揮できません。
全体のバランスを見ながら、咲かせたい位置に蕾を持っていくといいでしょう。

クレマチスの誘引のコツとは?

クレマチスをきれいに誘引するためには、いくつかのコツがあります。
まず、からまりをほどくのにもっとも適している時期は、蕾が出始めて枝が硬くなった頃です。
それまでは、クレマチスが花をつけるために成長している時期なので、あえてからませておきましょう。
からまりをほどくときには、枝が折れてしまうことがあります。
しかし、枝は折れても切れなければ問題はありません。
あまり神経質にならずに処理を進めましょう。
すでに支柱となるものに伸びたつるがからまっているときは、葉と茎の付け根を切ってからまりをほどいていきます。
切っても枝葉は伸びてくるので、多少葉が落ちても気にしなくていいでしょう。

クレマチスは特別な資材がなくても誘引できます。
身の回りのものでは、もともと植えてある木や花壇の生垣などを活用してもいいでしょう。
しかし、スペースが限られている場合は、オベリスクが役に立ちます。
スペースに合わせた大きさのオベリスクを用意すると、仕上がりのイメージが描けるため、誘引の計画も立てやすいでしょう。

クレマチスの剪定方法も見てみよう

クレマチスは、栽培環境さえよければ特別な手入れを行わなくても成長します。しかし、より多くの花を美しく咲かせたい場合は、剪定にも挑戦してみましょう。
クレマチスには、剪定したほうが花が咲きやすくなるという特徴があります。
剪定した枝葉の根元から、また新たな枝葉が育つためです。
剪定は、2月下旬~3月上旬頃に行います。
この頃になると、根元から近いところに芽の動きが確認できるようになります。芽が丸く膨らんでいるのは、新たに枝葉が芽吹く箇所です。
この部分は残し、それより上にある枯れた枝をカットしましょう。
この作業を行うと、かなり株が小さくなったように見えますが、実際には、春以降の成長が格段によくなります。

花が咲き終わったら再度、剪定を行いましょう。
咲き終わった花は見た目が悪くなるだけでなく、葉枯れなどの原因にもなってしまいます。
花が咲いていた部分を取り除くように、株全体の半分程度をカットしましょう。この剪定を行うことで、株の老化や枝の茂りすぎを防ぐことができます。
せっかく育ったのにもったいないと思うかもしれませんが、次の花をきれいに咲かせるためにも、花の咲いていた部分を残さないように剪定しましょう。

クレマチスの誘引はコツを押さえて

クレマチスは、枝が折れるのが心配で誘引しにくいと思う人も多いでしょう。
しかし、植物は少し枝が折れたからといって問題となるほど弱くはありません。コツを押さえて誘引と剪定を行い、きれいな花を咲かせましょう。