庭を美しく彩るためのクレマチスの仕立て方とは?

こんにちは、IN NATURAL STYLE編集部です。
クレマチスはさまざまな品種のあるつる性植物です。
品種が違えば、花の形も違ってくるので、同じクレマチスでも違った印象になるでしょう。
そんなクレマチスをお家で楽しみたいと思っている人も多くいます。
自宅でクレマチスを楽しむためには、仕立て方が重要になるのです。
今回は、クレマチスの仕立て方について詳しく解説していきます。

種類で異なるクレマチスの選び方

クレマチスはアネモネやクリスマスローズと同じキンボウゲ科のつる性植物で、250~300種類の原種があります。
日本に自生しているのは20種類ほどですが、数多くの園芸品種が作られており人気の高い植物なのです。
そんなクレマチスは花の咲く場所によって3つに分類されています。
まずは、「新枝咲き」です。
新枝咲きはその名の通り、新梢に花がつくクレマチスで、切って咲かせるタイプになります。
小~中輪で多く花がつきつるが良く伸びるビチセラ系、ベル型などの大輪花を咲かせるテキセンシス系は新枝咲きのクレマチスです。
主に四季咲性、つまり1年のうちに何回か繰り返し咲くものが多いことが特徴でしょう。

次に「旧枝咲き」です。
このタイプは、前年枝に花がつきます。
そのため、伸ばして咲かせるタイプのクレマチスです。
つるのあまり伸びない常緑フォステリー系やたくさんの花が咲くモンタナ系などは旧枝咲きに分類されます。
旧枝咲きタイプのクレマチスは主に一季咲き性、1年に1回しか花が咲かないものが多いです。

最後は「新旧両枝咲き」になります。
新旧両枝咲きは名前の通り、新枝咲きと旧枝咲きの性質を併せ持ったクレマチスです。
中国原産のテッセンとの交配によって生まれた品種であるフロリダ系などが新旧両枝咲きです。

クレマチスの仕立て方1:鉢植え

クレマチスの仕立て方として、鉢植えという方法があります。クレマチスはつるが長く生える植物です。
そのため、誘引が難しいとされています。
その点、鉢植えで仕立てればつるをカットしながら花を咲かせることも可能です。
そのため、つるが伸びにくく初心者でも比較的育てやすく、管理しやすい仕立て方だといえます。

鉢植えでコンパクトに楽しみたいのなら、新枝咲きのクレマチスを植えるといいでしょう。
新枝咲きの場合には新しい枝にしか花が咲かないので、冬になると株本の2~3節を残してばっさりと切って縮めることになります。
大きくなったりつるが伸びすぎたりすることがないので、コンパクトな状態を保つことができるのです。
そのため、ベランダなどの省スペースでも育てやすいでしょう。
吊り下げ型のポットから、花やつるなどを垂れ下がるようにするのもおしゃれです。庭やベランダの良いアクセントになるでしょう。

クレマチスの仕立て方2:壁や地に這わせる

クレマチスと壁や地に這わせる方法もあります。
とくに、旧枝咲きのクレマチスはつるが長く伸びるため、壁や地に這わせるのもいいでしょう。
柵やオベリスクに誘引することもできますが、壁などに這わせるほうが手間がかかりません。
這わせるだけで絵になるため、クレマチス初心者やガーデニングを始めたばかりという人でも手軽に仕立てることができます。

また、クレマチスを地に這わせることで雑草が生えにくくなります。
クレマチスの美しさを楽しみながら雑草対策にもなるので、雑草の手入れが面倒だと思っている場合にも向いているのです。
窓辺に這わせるようにすれば、クレマチスによる緑のカーテンを作ることも可能です。
クレマチスはつるが比較的細いので、重みによって壁などの金具が外れることもありません。
クレマチスはバラとの相性が非常に良いのも大きな特徴でしょう。
バラと組み合わせて這わせることで、美しい庭を作ることができます。

クレマチスの仕立て方3:オベリスク

オベリスクに絡ませる仕立て方もあります。
オベリスクに絡ませるのなら、誘引してデザインしていくといいでしょう。
オベリスクとは、つる性植物全般に使える園芸用品で、柱上の支柱です。
アンティークな雰囲気のものやおしゃれなものも多く、庭を彩るアイテムとしてもぴったりです。
オベリスクに絡ませるためにはまず、つる同士の絡まりやフェンスなどに絡まっているつるを解くことが求められます。
絡まりを解く場合にためらってしまうこともあるでしょうが、枝が折れても切れなければ大丈夫です。
思い切って触って解いていきましょう。



枝が解けたら、オベリスクに誘引していきます。
この際、1カ所に枝が固まらないように枝を散らしていくといいでしょう。
左右のバランスが良くなるようにすると、花が咲いたときに見ごたえがあり美しくなります。
花を咲かせたい場所につぼみを持っていくのもポイントです。
適切なサイズのオベリスクを選ぶのも重要になります。
庭植えなら150~200cm程度あると枝の伸びていくスペースを十分に確保できるのでいいでしょう。

色とりどりのクレマチスで楽しくアレンジ

クレマチスはさまざまな品種のある植物です。
花色も、黄色や水色、紫、ピンクなどたくさんあるので、クレマチスだけでも色々なアレンジを楽しむことができます。
お気に入りの花色や花の形を見つけて、さまざまな仕立て方でクレマチスを楽しんでみましょう。