クレマチスの剪定は注意が必要!いつどこを切ればいい?

こんにちは、IN NATURAL STYLE編集部です。
クレマチスは丈夫なつるを伸ばして美しい花を咲かせることで有名であり、フェンスやアーチなどの飾り付けにはぴったりです。
ただ、上手く育てるには剪定の仕方が重要になってきます。
そこで、クレマチスを育ててみたいという人のために、その剪定時期や方法について解説していきます。

クレマチスはなぜ剪定が必要?

センニチソウ属に分類されるクレマチスはツル性の多年草植物です。
花が大きくて鑑賞価値が高く、英国です「慢性植物の女王」と呼ばれているほどです。
また、大きいものでは5m以上にもなるため、さまざまな飾り付けが可能である点も魅力の一つだといえます。
ただ、その反面、放おっておくとツルがあらゆる方向に向かって勢いよく伸び、形が悪くなってしまうのが難点です。
それに、つるや葉が育ちすぎると部分的に日が当たらないところが出てきたり、風通しが悪くなったりといった問題が出てきます。

もともと、クレマチスは日光を好む植物です。
そのため、元気に育てようと思えば、日当たりの確保が欠かせません。
さらに、風通しの悪い場所にクレマチスを置くとうどんこ病・葉枯病・さび病などが発生しやすくなります。
いずれも、発病すると見た目が悪くなり、最悪の場合は枯死へとつながる深刻な病気です。
また、アブラムシ・ヨトウムシ・ハダニ・ナメクジといった害虫も暗くて湿気の多い場所によく発生します。
そうした病害虫の被害からクレマチスを守るためにも、日当たりと風通しの確保は非常に重要になってきます。

ちなみに、多年草であるクレマチスの寿命は4~6年ほどです。
したがって、今年花が咲けばそれでよいというわけではなく、翌年以降もきれいな花が咲いてくれるように育てていく必要があります。
だからこそ、クレマチスを育てる際には日当たりと風通しをよくするための剪定が欠かせないというわけです。

クレマチスの剪定時期と方法は?

クレマチスはその種類によって剪定に適した時期や剪定の方法などが異なるため、注意が必要です。
ちなみに、日本にはどのくらいの種類のクレマチスがあるのかというと、原種だけで約20種類です。
そして、花の形によってひと重咲き・八重咲き・ベル形などのタイプに分けることもできます。
しかし、剪定を行う際に問題となるのは花の形よりもその咲かせ方です。
花の咲かせ方でクレマチスを分類した場合は旧枝咲き・新枝咲き・新旧両枝咲きの3タイプに分かれます。

まず、旧枝咲きというのは、新しく生えたツルからは芽が出ず、前年に生えたツルだけに花が咲くタイプです。
当然、このタイプのクレマチスを開花させるには前年に伸びたツルを残しておく必要があります。
剪定時期は花が咲いた直後で、来年開花予定の芽がまだ出てきていない4~5月です。
剪定の方法としては花の下の3~5cmのところを切り取っていくのがコツです。
逆に、長めに切り取ってしまうと翌年花が咲かなくなるおそれがあります。

次に、新枝咲きは、旧枝咲きとは逆に、新しく生えたツルからしか花が咲かないタイプです。
このタイプの場合、剪定に適した時期は花が咲く前の2~3月と花が咲き終わった直後の5~8月です。
新枝咲きは春以降に生えたツルに花が咲くため、冬の剪定では長めに切り取っていきます。
目安としてはツルの生え際から約10~15cm上、節の数にして2~3節上が切断ポイントです。
思い切ってバッサリとカットすれば、脇から新しいツルが伸び始め、それが開花へとつながっていきます。
それから開花の季節を待ち、全体の7~8割の花が咲き終わった時点で2回目の剪定を行います。
これはツル先を3~10cmほど切り揃えて全体の形を整えるのが目的です。

そして、新旧両枝咲きは、旧枝咲きと新枝咲きの両方の特徴を併せ持っており、前年に伸びたツルにも新しく生えたツルにも花が咲きます。
また、このタイプは丈夫な品種なので、年に2回の剪定を行います。
その時期は2~3月及び、5~8月です。
2~3月の剪定ではツルの先端を3~5cm切って揃えます。
なお、この時期には新芽が出てきているので、新芽の部分まで切り落とさないように注意しましょう。
5~8月の剪定では、全体の花の7~8割が咲き終わったところで、冬と同様にツルの先端を3~5cm切ります。

剪定するうえで注意が必要なこと

クレマチスは咲き方のタイプによって、剪定の時期及び、切る位置が変わってきます。
そして、切るべきツルや切る位置を間違えると翌年に花が咲かない可能性が高くなってしまうのです。
そうしたアクシデントを避けるためにはまず、葉のすぐ上ではなく、節の真ん中辺りを切ることが大切になってきます。
なぜなら、節を丸ごと切ってしまうと枝が枯れ、それと一緒に芽も枯れてしまうおそれが出てくるからです。
また、最初の年の剪定ではあまり切りすぎないよう、注意しながら作業を行うのも重要なポイントです。

ポイントを押さえて剪定してみよう

同じクレマチスだからといって同様のやり方で剪定を行っていると、うまく花が咲かない場合があります。
咲き方のタイプによって、切り取るべきツルや切る位置が変わってくるため、ポイントを押さえた剪定がなにより大切です。
もし、クレマチスの剪定方法について不明な点や不安がある場合はIN NATURALへお気軽にご相談ください。
クレマチスの美しい花が無事に育つよう、精一杯お手伝いさせていただきます。