エレンダニカの魅力とは?つる性ならではの楽しみ方を!

エレンダニカ

Cissus rhombifolia cv.”Ellen Danica”

ブドウ科
シッサス属
別名 キッスス
原産地 熱帯アメリカ
形態 つる性低木

耐寒性:弱い / 耐暑性:強い / 耐陰性:あり

エレンダニカの魅力とは?つる性ならではの楽しみ方を!

観葉植物やガーデニングで人気を集めているのが、つる性の植物であるエレンダニカです。
つる性の植物は、その特性を活かしていろいろな楽しみ方ができる植物として知られています。
室内でも育てやすく、いろいろなアレンジが可能なのがエレンダニカの魅力です。
今回は、エレンダニカの特徴、具体的なアレンジ方法などについて紹介します。

 

多年草だから観葉植物向き!ブドウ科のエレンダニカは人気の園芸品種

エレンダニカは、ブドウ科の常緑慢性多年草で、シッサス属の園芸品種です。
常緑慢性であるため、常に葉を茂らせて、それほど手入れの必要がありません。
原産地は、南米北部・西インド諸島で、熱帯・亜熱帯に生息します。
正式名称は「シッサス・ロンビフォリア・エレンダニカ」といい、シッサス属のなかでは最もポピュラーな園芸品種です。
つる性の植物のためボリュームがあり生長も早く、観葉植物としては吊り鉢や壁掛け鉢などに植えて楽しめます。
エレンダニカの葉はブドウの葉に形状がそっくりで、光沢のある切れ込みの深い葉が特徴です。

 

暑い地域育ちのため、冬に弱い!エレンダニカに適した育て方とは?

エレンダニカは、熱帯・亜熱帯育ちであるため、暑い場所に強い植物です。
それでいて、日陰に置いても大丈夫なため、耐暑性・耐陰性のある植物といえます。
エレンダニカにとって天敵なのが寒さです。
熱帯地方育ちのエレンダニカは冬になれていないため、耐寒性がなく寒い季節には扱いを注意しなければいけません。
1年を通してみてみると、4〜5月は半日陰、6〜9月は明るい日陰、10月は4〜5月と同様に半日陰といった置き場所が適しています。
11〜3月といった寒い季節は室内で日当たりの良い場所を選んで置くようにしましょう。

また、エレンダニカは乾燥に強く、他の観葉植物に比べて頻繁に水を与えなる必要がないのが特徴です。
そんなエレンダカにとっての弱点は、湿気のある環境といわれています。
そのため、エレンダニカに水をあげるタイミングは季節ごとに変えなくてはいけません。
春から秋にかけては土の表面が乾いたときに水をあげます。
そして、春先から初夏までは毎日でなくてもいいので、ときどき葉に水をあげるのが、エレンダニカに適した水分補給なのです。

 

葉がどんどん落ちる!エレンダニカのトラブル対処法

エレンダカは、他の観葉植物と違ってあまり手入れをする必要がなく、手間がかからないのが特徴ですが、それでも、いくつかトラブルが起きることがあります。
エレンダカのトラブルの代表的な例は、葉がパラパラと落ちる現象です。原因は、水をあげるタイミングといわれています。
先述した通り、エレンダカは季節ごとに水をあげるタイミングがあるので、土の乾燥具合などをチェックして水分補給をするのが、葉がパラパラと落ちる現象を防止するポイントです。

エレンダニカは耐陰性の強い植物ですが、長期間日陰に置くのは避けましょう。
耐陰性が強い反面、耐寒性の弱い植物なので、たまには日なたに出して、日光を当てるのも必要といえます。
また、エレンダニカは、植え替えをしないままでいると、根が生長し過ぎて鉢底からはみ出し、根づまりを起こしてしまいます。
根づまりを防止するために、年に1〜2回、春先に、ひと回り大きい鉢に植え替えをすることが必要です。
植え替えの際は、水はけの良い新鮮な土に変えましょう。

また、エレンダニカは生長の早い植物なので、放っておくとつるがどんどん伸びて全体のバランスが悪くなります。
バランスが悪いまま放置すると、見た目にも美しくなく、部屋のインテリアとしての機能も低下して部屋全体の雰囲気も悪くなります。
つるが伸びてきたら、バランス良くカットして、エレンダニカをきれいな形状に整えましょう。

 

つる性の特性を活かそう!エレンダニカの楽しみ方

エレンダニカは、つる性という特性を活かして、さまざまな楽しみ方ができる観葉植物です。
エレンダニカの特性を活かしたスタイルは、ハンキングという方法があります。
植木鉢ごと吊るすことによって、植木鉢を置くよりも空間を活かすことができ、植木鉢下方に垂れ下がったつる、あるいは、多方面に伸びたつるの美しいフォルムを鑑賞することが可能です。

エレンダニカは、木や壁に絡まり這い上がるつる性植物のため、フェンス仕立て、ヘゴ仕立てのスタイルで楽しむこともできます。
フェンス仕立ては、フェンスにエレンダニカのつるが絡みやすいように設置することがポイントです。
うまく設置すれば、どんどんつるがフェンスに絡んでいき、つるの生命力あふれる躍動感を鑑賞できます。
ヘゴ仕立ては、植木鉢に専用の柱を何本か立てて、柱をつたってつるが上に伸びていくようにするのがコツです。

 

工夫次第で何通りもの楽しみ方が可能!魅力的なエレンダニカ

つる性植物のエレンダニカは、アイデア次第で幾通りもの鑑賞スタイルができる万能の観葉植物です。
手間がかからず、お部屋のインテリア、リラックス作用と、さまざまな効果を発揮します。
多方面に伸び柱や壁に絡みつくつるは、観賞用のバリエーションが豊富で、生命力の強ささえも感じて、見ていて飽きることがありません。
つる性植物ならではの楽しみ方がいくつもあるエレンダニカ。
是非育ててみてはいかがでしょうか。