こんにちは、IN NATURAL STYLE編集部です。
クリスマスツリーのような姿がとても愛らしいゴールドクレスト。
コニファー独特の香りにも癒やされます。
そんなゴールドクレストですが、とても枯れやすく育てるのはむずかしいと言われています。
大切に育てているゴールドクレストの葉が、気がつくと茶色くなっていたらショックですよね。
ここではゴールドクレストが枯れる原因を解説します。
枯れさせないための予防法や、枯れた場合の対処法もみていきましょう。
ゴールドクレストの育て方
コニファーの1種ゴールドクレストは、ヒノキ科の針葉樹です。
クリスマスツリーにピッタリな形をしていてとても人気があり、冬になると園芸店や花屋の店先でよく見かけます。
本物の木にクリスマスツリーの飾り付けをするのは、作り物にはない楽しさがありますよね。
ゴールドクレストは寒さに強い植物です。
屋外で育てるのに向いているので、庭にクリスマスツリーを飾ることも可能です。
直射日光にも強いので、西日なども特に気にする必要がなく、好きな場所に植えることができます。
ゴールドクレストは乾燥には弱くないですが、水が足りないと枯れてしまうので適度な水やりが必要です。
鉢植えの場合は、表面の土が乾いたら水を与えるようにしましょう。
根腐れの原因になるので、受け皿に水を溜めないように注意しましょう。
溜まった水は捨てます。
枯れてしまう原因はなに?
ゴールドクレストはカリフォルニア生まれ、実は日本の気候に合っていません。
特に湿気に弱く、蒸れると枯れてしまうので、日本の梅雨や夏の時期が苦手です。
ゴールドクレストはとにかく蒸れさせるのがよくないので、密集させて植えたり葉を茂らせすぎたりすると枯れてしまいます。
いつも風通しをよくしてあげましょう。
夏の蒸れには弱いゴールドクレストですが、冬はどうでしょうか。
ゴールドクレストは寒さに強く、冬は基本的に元気です。
1年中葉が落ちない針葉樹なのに、特に冬に花屋さんでよく見かけるのはゴールドクレストが冬に元気になるからなのです。
ただし、寒さには強いのですが、極端に寒いのは苦手です。
0度以下になると、ゴールドクレストは寒さで枯れてしまうこともあります。
水分が足りなくて枯れてしまうこともよくあります。
普通、木は地面に植えると水やりをする必要はありません、地中深くから水分を吸収することができるからです。
ところが、ゴールドクレストは根が浅いので、水やりが足りていないと枯れやすくなります。
また、病害虫にも弱く、ハダニやカイガラムシなどが発生すると枯れてしまう場合もあります。

枯れないための予防方法
ゴールドクレストを枯れさせないためには、「蒸れから守る」「乾燥から守る」「病害虫から守る」この3つが必要です。
ここでは「蒸れ」「乾燥」「病害虫」の3つの対策について詳しく説明していきます。
まずは「蒸れ対策」。ゴールドクレストはとても葉が茂りやすいです。
葉が茂りすぎると内側から蒸れてしまうので、適度に枝をはらって風通しをよくしてあげると枯れるのを防ぐことができます。
夏は風通しの良い場所に移動するなど、風通しには特に気をつける必要があります。
次に「乾燥対策」ですが、ゴールドクレストを室内で育てる場合は、エアコンの風はとても乾燥しているので直接当たらないように気をつけましょう。
戸外で鉢植えにして育てる場合、水やりのときは根元から水をかけるようにします。
上からかけるとゴールドクレストの葉に水がかかり、葉を冷やしたり蒸れたりして枯れる原因になります。
また、地面に水が吸収されないので土が乾いてしまい、水分が不足して枯れやすくなってしまうので注意しましょう。
最後に「病害虫対策」の対策です。
ハダニやカイガラムシ予防には、定期的に薬剤をかけてあげましょう。
風通しをよくすれば、ハダニの発生を予防できます。
戸外に直植えする場合は、泥はねなどに注意します。
泥に含まれる病原菌が原因で葉っぱが枯れてしまうことがよくあるので、根元にウッドチップを敷くなど泥がかからないようにしておくと病原菌の感染予防が期待できます。
復活させるにはどうする?
大切に育てていたゴールドクレスト。
完全に枯れてしまった場合は、残念ながら復活は望めません。
ただし、枯れたのが部分的で緑の葉をつけた枝が残っている場合は、まだ復活させられる可能性があります。
枯れた部分の葉は復活することはありませんので、全部取り除きます。
部分的に葉はなくなりますが、また茂ってくることがあります。
水やりをしながらしばらく様子を見ましょう。
大事なのは、枯れた原因を考えることです。
湿気なのか暑さなのかで対策は変わってきます。
湿気が強いようなら、風通しの良い場所に移すといいでしょう。
暑さの場合は、日陰や室内に置き場所を移しましょう。

水やりと湿気に注意を!
ゴールドクレストは、日本の気候に合った植物ではありません。
日本の夏は湿気が多いので、どうしても枯れやすくなってしまうのです。
そのため、育てるのが難しい植物の代表のように扱われることが多く、どちらかというと上級者向きとされています。
ただし、水やりをしっかり行なって、湿気に気をつけていれば、2~3年育てるのは決して難しいことではありません。
日本の気候に合っていないことをちゃんと理解したうえで、愛情込めて大切に育てましょう。
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