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さくらんぼの実が待ち遠しい!注意したい剪定時期

こんにちは。IN NATURAL STYLE編集部です。

さくらんぼを家で育ててみたいと思っている方はいらっしゃいませんか?
さくらんぼの木が実をつけるためには、しっかりと剪定することが重要になります。
さくらんぼの木に実をつけさせるためには、どの時期に剪定をするのがいいのか、どのくらいの頻度で剪定をしたらいいのかわからない人も多くいます。
今回は、さくらんぼの剪定について見ていきましょう。

頻繁に剪定が必要なさくらんぼ

さくらんぼの実をしっかりとつけたいと思うのなら、年3回ほどの剪定が必要になります。
少なくとも、夏と冬の2回は剪定を行ったほうがいいでしょう。
剪定をすることで日当たりや風通しを良くしたり、養分を効率よく実に送ったりできるのです。
そのため、さくらんぼの剪定は、複数回行ったほうが実のつきが良くなります。
新梢の管理として、長く伸びそうなものを摘心したり切り詰めたりするのも、実のつきを良くする方法です。

冬季の剪定は2月ごろ

冬の剪定は枝を整えるために行います。
適期は12~2月とされています。
この時期は生長が止まっている時期ではありますが、寒さが厳しくなっていく時期に剪定すると切り口が乾燥してしまい、さくらんぼの枝や木が枯れやすくなってしまいますから注意が必要です。
そのため、春に向けてだんだん暖かくなっていく時期、2月あたりに舟艇を行うことがベストでしょう。
また、剪定の仕方にもポイントがあります。
切り口が大きくなるとそれだけ乾燥しやすくなってしまいます。
乾燥を最低限に抑えるために、できるだけ切り口が小さくなるように剪定することがポイントです。

どのような枝を剪定すればいいのかというと、主にメインの枝の裏側に出ている枝や内向きに生えている枝を剪定していくといいでしょう。
これらの枝は残しておくと日当たりに影響します。
日当たりが悪くなってしまうと、花芯が枯れてしまう恐れがあるので、実があまりつかないといった事態になる可能性があるのです。
長く発育した枝を間引く、枝の長さを切り詰めるなど、日当たりが良くなるように剪定を行いましょう。
また、剪定後は切り口から病原菌が入る可能性もあります。
それを防ぐために癒合剤などを切り口に塗っておくことも効果的です。

新梢管理が必要な5月ごろ

5月ごろには実が黄色くなり始めます。
この時期は新梢が活発に伸び始めるでしょう。
この時期に生えてくる新梢を放置してしまうと、翌年の花のつきが悪くなってしまうので、新梢の管理として剪定を行うことが望ましいです。
また、翌年への影響だけでなく、すでについている実の色づきにも悪影響を与えます。
新梢が多く生えてくると、日光を遮ってしまうのです。
さくらんぼの実がきれいに色づくためには、日当たりも重要ですから、日差しを遮りすぎないように新梢を管理しましょう。

剪定方法としては、メインの枝の後ろから生えている新梢を落とします。
新梢すべてを剪定するのではなく、枝に葉を3~5枚程度残しておくことがポイントです。
それ以外の新梢はすべて剪定してしまって構いません。
ただし、勢いがない木や翌年の実のつきを考慮しなくてもいいような老木については、この時期の剪定は不要です。
元気な若木やしっかりと翌年も実をつけさせたい木については、この時期に剪定を行っておくといいでしょう。

強めの剪定ができる7月ごろ

夏の木には勢いがありますし、梅雨時期なら切り口が乾燥して枯れることがないので、木を大きくしたくない場合の強めの剪定は7月ごろに行うのが適切です。
この時期に放置しておくと木が大きくなっていってしまうので、コンパクトな形を保つためには夏の剪定が重要になります。
長く伸びていきそうな新梢を摘心する、切り詰めて長さを整えるなどすれば、木が大きくなりすぎるのを防ぐことができるでしょう。

また、風通しや日当たりを良くするための剪定も、夏の時期には向いています。
内向枝や枝同士が混みあっているようなら、日当たりや風通しが良くなるようなに剪定をしてみましょう。
この時期は葉がついていますので、実際の日当たりなどを見ながら剪定できます。
そのため、邪魔な部分や伸びすぎた部分がわかりやすくなっており、比較的やりやすいのが夏の剪定の特徴です。

Cherry farm on western slopes of Colorado.

実を付けるために定期的な剪定をしよう

さくらんぼの木に実をつけたいのなら、定期的に剪定をすることが大切です。
さくらんぼがしっかりと実をつけるには、日当たりや風通しがいいことが条件になりますので、伸びすぎた枝や日当たりの邪魔になるような葉や新梢を剪定して、形を整えていきましょう。
さくらんぼは病気や害虫に弱いとされていて、比較的栽培難易度の高い果実です。
病気などを防ぐために、剪定した後の切り口に癒合剤などを塗っておくのも効果がありますから、心配なら対策を取っておくといいでしょう。

さくらんぼの剪定は適切な時期がありますから、その時期にしっかりと剪定を行っておくことが重要です。
時期を逃すと枝が伸びすぎてしまったり翌年の実のつきに影響したりしますから、最低でも冬と夏には行っておくと安心です。
適切な時期に定期的な剪定をすることが、美味しいさくらんぼを実らせるためには重要ですので、意識して行ってみましょう。

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