こんにちは、IN NATURAL STYLE編集部です。
カラフルで賑やかな印象を与えるカーネーションは、地面に直接植えて育てる「地植え」にもぴったりな花です。
他の花とも組み合わせやすく、ぜひ外で育ててみたくなりますよね。
きれいな花を咲かせるには、特徴の把握や注意すべきポイントなどいくつかのコツを押さえる必要がありあります。
この記事では、カーネーションの育て方と地植えの方法を紹介します。
目次
栽培前にカーネーションの特徴を押さえよう
花を栽培するときには、花が順調に成長できるよう品種ごとの特徴を把握し、適切な時期に合わせる必要があります。
実際に栽培を始める前に、どんなスケジュールで育てればよいのかしっかりと確認しておきましょう。
四季咲き性と呼ばれているカーネーションが開花する時期は、5~6月と10~11月の2回です。
特に5~6月に咲きやすいため、3月頃から植え付けを行うと開花に向けてきちんと準備することができます。
カーネーションが適している環境は、日当たりや風通しのよい場所です。
水はけがよく乾燥した気候を好みます。
しかし、冬季の冷たい風が当たるとダメージを受けてしまうので、風が直接当たらないように工夫しなければなりません。
また、高温多湿な環境にも弱いので、梅雨など湿度が高くなりがちな時期には乾かし気味にしたり、雨がよけられる場所に移動させたりしましょう。
さらに、日照不足はつぼみがしぼみやすくなる原因のひとつとされています。
晴れている日にはしっかりと日光に当て、成長を促すのが大切です。

初心者のうちは鉢植えがおすすめ
カーネーションを育てるときは、湿度など花を取り巻く環境の管理が最も大切なポイントです。
地植えの場合だと、対策できる方法はいくつかに限られています。
そのため、初心者のうちは管理がしやすい鉢植えで育てるのがおすすめです。
鉢植えでの栽培に慣れてきてから地植えにチャレンジするなど、徐々にステップアップしていくのがよいでしょう。
地植えでカーネーションを育てるメリットとしては、樹勢の強さが挙げられます。
成長とともに土中へ根が張っていくため、しっかりと育ちやすくなるのです。
しかし、地植えは屋外で花を育てることになるので、雨や風の影響をとても受けやすくなります。
栽培環境を自分で管理しにくく、強い風や雨が直接当たってしまうことにより花が傷みやすい点がデメリットです。
そのため、鉢植えで栽培するよりも難易度が高いといわれています。
一方、鉢植えであれば、気候や季節によって置き場所を自由に変えることが可能です。
雨の当たらない場所に運んだり、台風などいざというときには屋内に非難させたりもできます。

カーネーションを地植えする際のポイント
カーネーションの栽培に慣れてきたら、いよいよ地植えで育ててみましょう。
地植えでカーネーションを栽培する場合のポイントは、日当たり・湿度・水やりの3点です。
基本的にはよく日の当たる場所に植えるのが適していますが、日差しが強くなる西日が当たりそうな場所は避けるようにします。
カーネーションは耐暑性や耐寒性に優れているため、夏場の高温や冬場の低温にはある程度耐えることが可能です。
しかし、湿気にはとても弱いので、蒸れないように気を付ける必要があります。
水のやりすぎにも注意し、つい多く水を与えてしまいがちな夏であっても、乾かし気味に育てましょう。
つぼみが膨らむ時期や大きく成長する時期は逆に、多めに水やりして成長を促します。
また、冬は強い風が当たらないようにするための対策が必要です。
もし心配なら、冬を迎える前にカーネーションを鉢に植え替える作業を行うと、安心して育てられます。

注意したいカーネーションの病気や害虫
湿気にとても弱いカーネーションには、注意すべき病気や害虫があります。
たとえば、灰色かび病やアブラムシなどです。
注意したいカーネーションの病気:灰色かび病
灰色かび病になると、葉が灰色になって枯れてしまう症状が現れます。
湿気によるかびの発生が主な原因なので、かびが繁殖するにつれ症状もどんどん進行してしまうのです。
万が一カーネーションが灰色かび病になってしまったのを見つけたときは、枯れた花や葉を取り除いてかびをなくしましょう。
注意したいカーネーションの害虫:アブラムシ
アブラムシは、カーネーションだけでなくさまざまな植物に付きやすい害虫のひとつです。
葉の養分を吸い取って株を弱らせてしまうので、すぐに退治しなければなりません。
アブラムシの退治には、専用の殺虫剤が有効です。

また、カーネーションはウィルス病や立枯病などの病気にかかる場合もあります。
ウィルス病や立枯病にかかってしまった場合は自力で治すことが困難なので、処分しなければなりません。
そのような事態を防ぐためにも、日頃からよく花の状態を確認しておきましょう。
地植えのカーネーションを母の日に
カーネーションの地植えは上級者向けの栽培方法であるため、きちんと育てて花を咲かせるのが大変です。
鉢植えのような管理がしにくいので、日頃からしっかりと気を配って育てる必要があります。
しかし、自分で手間ひまをかけ、咲かせた花はとても美しく感じられることでしょう。
育てた花をエピソードとともに、母の日の素敵なプレゼントにするのもおすすめです。
ぜひ、地植えで栽培するためのポイントをきちんと押さえて、カーネーションを楽しく育ててみましょう。
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カーネーションの育て方をもっと知ろう!
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