枯れないはずじゃなかったの?サボテンが枯れる原因と見分け方

こんにちは、IN NATURAL STYLE編集部です。
水が少ない砂漠でも元気に育つサボテンは、水やりをこまめにする必要がないため、育てやすい植物であると思われがちです。
しかし、サボテンの育て方を間違えてしまうと、枯れてしまうことがあります。この記事では、サボテンを育てるために押さえておきたいポイントと、元気がなくなったときの見分け方や対処法を紹介します。

サボテンが枯れてしまう3つの原因

サボテンを元気に育てるためには3つのポイントがあり、間違った育て方をしてしまうと、元気がなくなったり枯れたりすることも少なくありません。
ここでは、サボテンを育てるときに陥りがちな間違いと正しい育て方について解説します。

原因1:水やりの仕方の間違え

サボテンは、砂漠などの乾燥地帯でも育つ植物であるため、水をやらなくても生育すると思っている人は少なくありません。
サボテンは、茎や葉に水分をためておけるため、他の植物よりも水やりの回数は少なくても育ちます。
しかし、植物である以上は、まったく水やりをしなくても育つものではありません。
水をまったく与えなければ、水分が不足して枯れてしまいます。
また、水分の与えすぎも枯れる原因の1つです。
サボテンの根は呼吸をしていますが、必要量よりも多く水を与えてしまうと吸い上げられない水が根の周りに残り、根が呼吸できなくなります。

サボテンが必要とする水分量は季節ごとに異なり、常に一定ではありません。
サボテンがよく生育する時期は、春と秋です。
この時期には、鉢の表面の土が乾いたら、鉢底から水が流れ出るくらいたっぷりと、水やりを行いましょう。
大体10~15日程度ごとに水やりを行うのが目安です。
一方、夏と冬は休眠期のため3~4週間ごとに水やりを行います。
夏は夕方、冬は午前中に水やりをしましょう。
凍結するほど寒いときには、水やりをする必要はありません。

原因2:土の選び方の間違え

100円ショップや雑貨屋などで売られているサボテンは、きれいな化粧砂や化粧土に植えられていることが多いです。
しかし、化粧土や化粧砂は、短期間なら構いませんが、長期間にわたってサボテンを生育させるのには向いていません。
サボテンを育てるのに適した土は、水分を蓄えておくことができる保水性と、水はけが良い排水性を兼ね備えたものです。

保水性だけが高い土だと水を蓄えてしまうため、根腐れを起こす原因になります。
逆に、排水性だけが高い土だと水はけが良すぎるため、生長のために水が必要な時期でも乾いてしまって、水分量が少なくなってしまうのです。
サボテンを育てるには、サボテン用の土として販売されているものを選びましょう。
鉢植えは、植えてから長時間が経過すると、根が密集して水はけが悪くなるだけでなく、土に含まれる栄養素も減少して育ちにくくなります。
そのため、春と夏の生育期に植え替えを行いましょう。

原因3:置き場所の間違え

サボテンは、日当たりが良く風通しの良い場所に置くのが適しています。
南側のベランダや窓辺などに置くと良いですが、雨水が当たるところだと根腐れを起こしやすいため、雨よけのあるところに置きましょう。
風通しが悪いと病害虫が発生することがあり、日光を当てずに育てると、細長くなりがちです。
また、直射日光に当てると日焼けをするため、夏場に直射日光が当たる場所やコンクリートの照り返しを受ける場所にも置かないようにしましょう。
最低気温が10度以下になるような寒いときは外に出さず室内に入れておき、窓から日光が入る場所に置いておきましょう。

サボテンの元気がなくなったときの状態

サボテンの根元が変色して柔らかくなっている場合は、根腐れを起こしている可能性が高いです。
水を与えていても、根元が乾いてしんなりした状態になっている場合は、根が腐っていて水分を吸い上げられなくなっている可能性があります。
全体的にしぼんでしまったときも、サボテンに元気がなくなった状態です。
サボテンが枯れているのかを見分けるには、葉の色を確認しましょう。
トゲのみの変色なら復活させることは可能ですが、葉も変色していると、復活させることは難しいです。
外から見ただけでは枯れているように見えても、内部組織が生きていれば、再生できます。
切断して中の組織を見てみましょう。

サボテンの元気がないときに行う対処法

サボテンが根腐れしたことを早いうちに発見すれば、再生させられる可能性が高いです。
腐ってしまっている場合は、鉢からサボテンを出して腐った部分より少し上の部分から切り取りましょう。
切った部分が赤くなっていれば腐っている証拠ですので、その部分をすべて切り取ります。
切り口を消毒して、太陽の光に30分ほど当てて、風通しの良い場所で1週間ほど陰干ししましょう。
切ったところを下にして新聞紙で包んで、直射日光の当たらない場所に1カ月ほど置いておくと、新しい根が出てきます。
新しい根が出たら、新しい鉢にサボテン専用の土を入れて、鉢の中心に茎が少し埋まるようにして植え替えをしましょう。
水やりは植え替えをしてすぐには行わず、数日経ってから行うようにします。

育て方のコツを押さえてサボテンを元気に育てよう

サボテンは、手間がかからず育てやすい植物という印象を抱く人も少なくありません。
しかし、サボテンの原産国は砂漠があるような乾燥地帯で日本とは気候が異なるため、上手に育てるにはコツを知っておくこと必要です。
ポイントを押さえて育てれば、きれいな花を咲かせて楽しませてくれることもあります。
水やりの仕方や土の選び方、置き場所などに注意して、サボテンを育ててみてはいかがでしょうか。