枯れるのは土のせい?サボテンに適した土の選び方・作り方

こんにちは、IN NATURAL STYLE編集部です。
適切な管理をしているはずなのに、サボテンが根腐れしたり枯れてしまったりしたことはありませんか。
もしかしたらその原因は土かもしれません。
植物にとって土は大変重要なものなので、上手く生長しないときには土から見直してみましょう。
そこで今回は、サボテンに適した土とはどのようなものかを説明し、土の重要性について解説していきます。

サボテンに合う土ってどんなもの?

サボテンに適した土の条件は、第一に通気性や排水性に優れていることです。
サボテンの原産地は乾いた水はけの良い土地がほとんどなので、その環境に近い状態を作ってあげることが重要となります。
つまり、サボテンの根は水はけの悪い土に慣れていないので、水がたまると蒸れて根腐れを起こしてしまうことがあるのです。
しかし、通気性のために土の粒が大きいほど良いというわけでもないので注意しましょう。
基本的にはある程度粒が細かく均等なほうが、サボテンがグラグラしたり傾いたりしないので適しています。
また、均等であれば通気性も排水性も確保されます。
サボテンの場合、土の粒はだいたい1.5〜5ミリほどが適切なので参考にしましょう。

さらに、土には保肥性も同じくらい重要な要素です。
生育期には養分が必要不可欠で、適切な量の栄養を与えることで育ちが良くなります。
加えて、適度な保水力も土に望む条件のひとつです。
サボテンの土に保水力は必要ないと思ってしまいがちですが、生育期には水分が必要となります。
この時期のサボテンはよく水を吸うので、保水力はないよりもあったほうが良いと考えるのが適切です。

土の配合も重要!サボテンにぴったりの配合は?

サボテンに適した土を配合するメリットは、サボテンの品種に適した土が作れる点ですよね。
ただし、サボテンといっても種類が豊富で、分類するとおよそ1300〜2000種類、園芸品種と合わせた数は7000種類以上あるといわれています。
そのため、土をブレンドして作るときには、それぞれの品種の特徴を理解し、なおかつ材料となる土のことも知っておかなければなりません。
ある程度知識がないと、自分で配合するのは難しいものなのです。

それでも自身で土を配合したい場合は、いくつかの方法があるので試してみてはいかがでしょうか。
培養土を作る場合、川砂5:赤玉土3:腐葉土2が良いでしょう。
川砂は水でよく洗い、泥などの不純物を取り除いておきます。
赤玉土もふるいにかけて泥を落とすことがポイントです。
また、赤玉土4:軽石2:イソライト2:くん炭0.5:珪酸白土0.5:肥料1や、赤玉土4:鹿沼土2:日向ボラ土2:粒状培養土1.5:くん炭+ヤシガラ活性炭:0.5 などの配合も、土づくりの参考になるでしょう。

サボテンの土は市販のものでもOK!

自分で配合する自信がなかったり、面倒に感じたりする人は、市販のサボテン用の土を購入しましょう。
川砂、赤玉土、肥料などが程よくブレンドされているので、初心者でも安心して使用することができます。
ただ、市販の土にはさまざまな種類があるため、たまたま購入した土があまり良くなかったと思うこともあるかもしれません。
排水性など土の機能性について気になる場合は、ほかの土を買ってきてブレンドし、調整するのもひとつの方法です。
ポイントはあまりたくさんの種類の用土と肥料を混ぜ過ぎないことで、理想は3種類程度の用土と2種類程度の肥料です。

サボテンにインテリア用の土は向かない!早急に植え替えよう

サボテンはインテリア性が高いことから、お店で装飾された状態で売られていることがよくあります。
そのような状態の土は、糊で固められていたり着色されたりしていることが多いです。
これは決してサボテンにとって好ましい環境とはいえませんよね。
固められた土は通気性も水はけも良くなく、本気でサボテンを育てたいのであれば早急に植え替える必要があります。
また、装飾されたサボテンが入っている容器にはそれ自体に穴がなく、排水できないことも珍しくありません。
土を交換するとともに容器も別のものに変更することが重要です。

土の再利用は不可!やってはいけないその理由とは

一度使用した土が家のどこかに残っていたとして、勿体ないからとそれを再利用するのは避けるべきです。
その土の中には害虫や病原菌がいる可能性があり、特に以前その土から生えていた植物が根腐れした場合などにそのリスクは大きくなります。
以前使用した土は早急に処分し、間違って使用しないように気をつけましょう。

また、使用済みの土は粒子が細かくなっていて水はけが悪い恐れがあります。
新しい土は大抵柔らかく弾力に富んでいますが、これは粒の大きさがある程度大きいため、粒子の間に適度な空間が生まれるからです。
その結果水はけが良く、保水性や通気性にも優れています。
一方、粒が細かい土はその細かさゆえに弾力性がなくなり、水はけや通気性などが悪くなって根腐れのリスクを高めてしまいます。
さらに、使用済みの土は養分が失われている可能性もあるので注意が必要です。

土は生長に重要!きちんと知識を蓄えよう

乾燥地帯に生息するサボテンは、湿気が多い環境に弱いのが特徴です。
土を用意する際には通気性や排水性に特に注意しましょう。
また、肥料や水も大切な要素なので、保水性や保肥性も考えた土を用意することが重要です。
良い土とともにサボテンが過ごしやすい環境を整えてあげましょう。