サボテンを実生させて育てたい!成功させるコツとポイント

こんにちは、IN NATURAL STYLE編集部です。
花店以外でも取り扱われ、育てる人も増えてきた「サボテン」。
お店ではサボテンの苗が販売されていることも多いですが、実生させて育てる方法もあります。
しかし、実生をやったことのない人は、その詳しいやり方やコツなどもわからないのではないでしょうか。
そこで今回は、サボテンの実生を成功させるコツやポイントについて解説します。

実生に必要なものを調達しよう

サボテンを実生させるには、必要なものをいくつか調達する必要があります。
まずは、園芸店や花店、ホームセンターなどで種を購入しましょう。
サボテンの種は種類によって個別に販売されていることが多いので、育てたい種類を選んで購入しなければなりません。
次は、サボテンを育てるための容器です。
この容器はプラスチックコップや密閉容器などでも問題ありません。
プラスチックコップはサイズが大きいので、半分にカットすると使いやすくなります。
そして、容器の底には水はけをよくするため、5箇所ほどの穴を空けておきます。

最後はサボテンに適した用土です。用土の種類は容器の大きさに応じて選びます。
大きい容器を使用する場合は、底石として硬質赤玉土中粒やイソライト中粒を用意しましょう。
底石があることで、鉢の水はけが良くなります。
そして、中間には実生用土や肥料が混ぜ込まれている用土を敷き、表面にはバーミキュライトやイソライト細粒を使います。
小さい容器の場合、大きい容器よりも水はけが良いので底石は必要ありません。

準備をしてから種を蒔いていく

必要なものを揃えたあとは、実際に種を蒔いていきましょう。
種を蒔く際は、あらかじめ殺菌剤を使って殺菌しておきます。
殺菌することでカビの発生を防ぎ、サボテンの発芽をスムーズにする効果があります。
殺菌剤がない場合は、水で種をよく洗うだけでも、ある程度の雑菌を洗い流すことが可能です。
そして、全体に水が行き渡りやすいよう、用土は容器へ入れる前に水を与えて湿らせます。
次に、種は1つの容器に1つずつ蒔いていきます。
たくさんの種を1つの容器に蒔いてしまうと、必要な養分が足りなくなることや、成長するときにサボテン同士がぶつかってしまう恐れがあります。
蒔いた種には土をかける必要はありません。

また、サボテンの種はサイズが小さいので、ピンセットなどを使って丁寧に蒔いていきましょう。
種を蒔いたあとは、用土に溜まっている水を一度抜きます。
そして、再び上から水やりをして完了です。

発芽したサボテンを植え替える

サボテンが発芽したあとは、植え替えを行う必要があります。
1回目の植え替えの時期は、サボテンの状態を見て判断しなければなりません。具体的には、発芽後すぐに植え替えを行います。
ただし、発芽後はまだサボテンが小さく、抵抗力も弱いので腐りやすいです。
そのため、1年経過してからでも問題ありません。
注意点として、湿気の多い梅雨の時期は植え替えを避けましょう。
この時期は腐りやすいほか、日があまり差さないので植え替え後のサボテンがあまり成長しません。

また、苗によっては、弱ってくるものも出てきます。
このような苗は捨てて、元気な苗だけを植え替えることも大切です。
そして、植え替えは1度だけではありません。
2回目の植え替えはサボテンの球体が大きくなってきたときです。
大きくなってくると、これまで使っていた容器が小さくなってきます。
大きく育ったサボテンに必要な栄養分を与えるためにも定期的に植え替えて、サボテンが成長しやすい環境を作ってあげることが実生には重要です。

サボテンの実生によい時期とは?

サボテンが実生しやすい時期は、温度を一定に保ちやすい5~9月です。
まず、サボテンが発芽するには、20度以上の温度が必要になります。
そのため、寒い時期に種を蒔いても、発芽しにくくなっています。
冬や秋に育てる場合は室内に容器を置いて、冷たい空気を当てないようにしましょう。
ただし、冬や秋でも加温してあげることで、実生しやすい環境を作ることは可能です。
そして、暖かい時期にサボテンを育てる場合は、サボテンをベランダや出窓など日当たりの良いところに置きます。
温度の湿度が保たれている時期であれば、丈夫なサボテンが育ちやすくなります。

また、初めてサボテンを育てる人は、温度が変動しない時期を選ぶよう心がけましょう。
慣れていないと、サボテンを育てている環境が良いか悪いか判断しにくい恐れがあります。
さらに、サボテンの状態もわからないまま育ててしまうと、途中で腐ってしまったり、カビが生えてしまったりすることもあるので注意しなければなりません。なるべく、サボテンの育ちやすい時期を選んで、日あたりの良い場所で育ててあげることが大切です。
そして、サボテンの状態は毎日チェックして、水やりも適度に行いましょう。