サボテンの変色は色に注目!原因別の対処方法を知ろう

こんにちは、IN NATURAL STYLE編集部です。
大切に育てているサボテンが変色してしまったら、びっくりしますよね。
実は、サボテンの変色にはさまざまな原因があり、変色の色によって対処方法が異なるのです。
まずは落ち着いて、変色した部分を観察してみましょう。
この記事では、どんな色に変色したときにどのような対処をすればよいのかを、サボテンの変色状態ごとにまとめました。

赤っぽく変色するのは何が原因?

サボテンの根元近くが赤や赤茶色っぽく変色した場合は、「根腐れ」の可能性が高いです。
多肉のサボテンがしなびている場合は、根腐れしているとみたほうがいいでしょう。
根腐れとは、名前の通り植物の根が腐ってしまう症状です。
根腐れの原因としては、水のやりすぎや、用土の通気性や排水性が悪い状態が考えられます。
基本的に、サボテンは乾燥を好む植物なので、成長期以外には多くの水を必要としないのです。
土が常に湿っている場合は水のやりすぎなので、土が完全に乾くのを待ってから水をあげるようにします。

変色の原因が根腐れであれば、変色した部分がぶよぶよした感触になっているはずなので確かめてみましょう。
この状態になってしまったら、一刻も早く状態を改善する必要があります。
対処方法としては、まず、サボテンを鉢から取り出し、消毒したカッターナイフで激しく変色した部分を切り取りましょう。
切り取った部分には、植物用の殺菌剤を塗布します。
切った部分を日光に当てながら、風通しの良いところで切り口をよく乾燥させます。
切断面を新聞紙で包んだうえで、再び根が出てくるのを待って植え直しましょう。
なお、発根するまでには、1カ月以上かかる場合があります。
また、器に原因がある場合は、底に穴が空いていたり、鉢自体の通気性がよかったりと、水はけがよく蒸れにくいものを選ぶと根が腐りにくくなりますよ。

たとえ変色していなくても、水をあげても元気がなかったり、土からいやな臭いがしたりする場合は、根腐れの前兆かもしれません。
初期段階であれば腐った根を取り除くだけで回復する可能性もあります。
早い段階で根腐れに気付くためにも、日頃からサボテンの様子をよく観察しておきましょう。

白っぽく変色した時はどうすればいい?

緑色のサボテンが白っぽく変色する原因としては、「葉焼け」の可能性が考えられます。
葉焼けというのは、サボテンに直射日光が当たりすぎて、やけどを起こしている状態です。
葉の温度が急激に上昇するため、組織が破壊されてしまうのです。
葉焼けの状態によっては、うすい茶色に見えることもあります。

冬場などで長く屋内で育てた後、急に強い日差しの下に長時間置いてしまうと葉焼けを起こしやすい傾向があります。
葉焼けの原因は、夏場の直射日光だけではありません。
春の日差しでも十分葉焼けの可能性があるので、管理には注意しましょう。
コンクリートの上に置くのも、照り返しによる葉焼けの恐れがあるので避けたほうがいいです。
下からの熱で、根を傷めてしまう可能性もあります。

葉焼けを防ぐためには、段階的に日光に慣らしていく必要があります。
常に日差しの下に置いておくのではなく、少しずつ日に当てる時間を長くしていくといいでしょう。
1日の日の動きにも注意が必要です。
人間の日焼けと違って、一度葉焼けしてしまった部分は元に戻りません。
軽い葉焼けであれば、変色した部分だけを切り取ったうえで、通常通りの育て方をすれば問題ないでしょう。
全体的に葉焼けがひどい場合は、残念ながら回復は難しいかもしれません。
葉焼けしてしまった株は、株自体が弱ってしまうため、枯れる原因にもなるのです。
症状が軽いうちに対処できるように、日頃から日光の管理をしっかりしておくことが大切です。

黒っぽく変色したサボテンは大丈夫?

トゲの根元が黒く変色している場合は、「すす病」の可能性が高いです。
すす病は、サボテンをはじめとした植物にみられる病気で、葉や花の部分に黒い変色や斑点が現れるといった特徴があります。
すす病の原因は「カビ」です。
カイガラムシやアブラムシなど害虫が出す排泄物や分泌物を栄養にして、原因となるカビ菌が増えてしまうのです。
症状が進むと光合成ができなくなり、最後には枯れてしまいます。
そのため、すす病になっていたら、すぐに治療をしてあげましょう。

すす病の予防法としては、害虫を寄せ付けない管理が重要です。
そのためには、日当たりと風通しの良い場所で栽培しましょう。
すす病になってしまったら、まず、植物用のカビ取り剤を塗布して、歯ブラシなどでサボテンの表面からカビを軽くこすり取ります。
カビを取り除いたら、殺虫剤を用いて原因となる害虫の駆除を行い、作業は完了です。
なお、可能性としては低めですが、空気中のカビが原因で近くにある植物にすす病が感染することもあります。
サボテンのすす病を確認した時点で、近くに植物があれば念のため離しておくといいでしょう。