ブルーベリーの栽培は土がカギ!枯れないように酸性にしよう

こんにちは。IN NATURAL STYLE編集部です。
「ブルーベリーを育てているけれど、なぜか元気がない」
もしかするとそれは、土に原因があるのかもしれません。
ブルーベリーは一般的な果樹や野菜とは異なり、酸性の土を好みます。
今まで果物や野菜が元気に育っていた土でも、ブルーベリーには適していない可能性があるのです。
この記事では、ブルーベリーを元気に育てるために必要な酸性の土について解説します。

 

酸性の土を好むブルーベリー!

ブルーベリーを元気に育てるには、用土がpH4.5~pH5.2程度の酸性である必要があります。
一般的な果樹や野菜を育てる際には、石灰などを用いてアルカリ化するのですが、ブルーベリーはその逆というわけです。
用土をアルカリ化するのは、日本の土壌は雨水の影響で酸性に傾いていることが理由なのですが、畑の土をそのまま使用すればブルーベリーが元気に育つというわけではありません。
しっかりと調整された、ブルーベリーに適した用土に植えたほうが大きく育つでしょう。

ブルーベリーは、酸度未調整のピートモスがたくさん入っている土を好みます。
このような土は天然の土壌に存在するものではないので、配合された土を使用するか、みずから配合して用土をつくるという作業が必要です。
用土のことをあまり気にせず植え替えたものの、ブルーベリーの元気がないという場合は、用土が合っていない可能性があります。
ブルーベリーは植え替えには耐える植物なので、適切な用土に植え替えてあげましょう。

 

露地植えをする場合の土づくり

ブルーベリーは比較的大きく成長する果樹なので、露地栽培に向いています。
植え付けにはできるだけ日当たりのよい場所を選びましょう。
場所を決めたら、ブルーベリーに適した酸性の土となるよう土壌改良を行います。
あらかじめピートモスに水を含ませておき、深さ30cm、直径50cmくらいの穴を掘りましょう。
穴に苗を入れ、十分に水分を含んだピートモスのみで植え付けます。
肥料は緩効性のものを与えるといいでしょう。

ピートモスは比較的高価な用土なので、どうしても土壌の土を混ぜたくなるかもしれません。
そのときは、できる限り長期間作物を栽培していない場所の土を選ぶのがコツです。
作物を栽培していると、土壌改良でまいた石灰などの影響でアルカリ化しています。
その土を混ぜてしまうとせっかくのピートモスの効果が半減してしまうので、放置されていた土を使用しましょう。
土の酸度に不安がある場合は、苗を植える前に測定器でpHを測れば確実です。
ブルーベリーは、異なる品種を近くに植えることでたくさんの実がなるという性質もあるため、十分な範囲を土壌改良しておきましょう。

 

鉢植えをする場合の土づくり

ブルーベリーは、鉢植えで育てる果樹としても人気があります。
かなり大きくなりますが、成長に合わせて鉢の大きさを変えていけば、たくさんの実を収穫することも可能です。
鉢植えの場合は鉢底ネットと鉢底石を敷き、水を含ませたピートモスを入れます。
苗を植えたら、水と緩効性の肥料を与えましょう。用土はピートモスのみで問題ありませんが、園芸店やホームセンターではブルーベリー専用の用土が売られています。
予算や好みに合わせて選ぶといいでしょう。

鉢植えは定期的な植え替えが必要になりますが、その際にもピートモスで用土を補充します。
また、鉢植えでは特に水切れに対する注意も必要です。ピートモスは水持ちがいい反面、一度乾燥してしまうと水をやっても吸収しないという性質があります。
水切れが起こると、ブルーベリーはたちまち元気をなくしてしまうため、ピートモスは常に適度な水分を含んでいる状態を保つよう心がけましょう。

 

ブルーベリーの土づくりで注意点は?

基本的にブルーベリーの土づくりは難しいものではありません。
酸度未調整のピートモス100%で元気に育つので、非常に手がかからないといってもいいでしょう。
あえて注意点を挙げるとすれば、土づくりは一度で完成するものではないということです。
ブルーベリーは土からたくさんの栄養を吸収し実をつけますが、徐々に土の酸度は弱くなっていきます。
近くに他の作物を育てている畑がある場合はなおさらです。
そのため、毎年ピートモスを補充し、酸度が変わらないようにする必要があります。

この作業を怠ると、今まで元気に実をつけていたのに今年は実がつかなかったという事態が発生します。
最悪の場合、株が枯れてしまう可能性も否めません。
大切に育てたブルーベリーのためにも、ピートモスは忘れずに補充しましょう。
また、樹木だからという理由で肥料を与えずにいると、枝葉は伸びるけれど実がつかないなどの問題も出てきます。
どの肥料を使ったらいいかわからない場合は、ブルーベリー専用の肥料を使用するか、肥料の専門知識がある人に調合してもらうといいでしょう。

 

ブルーベリーは土に配慮して育てよう!

ブルーベリーがうまく栽培できるかどうかは、用土にかかっていると言っても過言ではありません。
ブルーベリーが好む土は酸性であり、他の作物と異なることを理解し、定期的にピートモスを追加することが大切です。
元気に育てて、甘酸っぱいブルーベリーの実をたくさん収穫しましょう。