目に良いといわれるブルーベリー!注目すべき栄養素は何?

「目に良い効果のあるフルーツ」と聞くと、紫色のブルーベリーを思い浮かべる人が多いかもしれません。
ブルーベリーは栄養機能食品として効果が認められた食品で、目に良いだけでなく、アンチエイジングや健康にも役立つことがわかっています。
ここでは、ブルーベリーの持つ栄養素と、どのように目や健康に役立つのかについて解説します。

ブルーベリーに含まれるアントシアニンとは

ブルーベリーに含まれている栄養素の中で、大きく注目されているのが「アントシアニン」と呼ばれる物質です。
このアントシアニンは、抗酸化作用の高い「ポリフェノール」という有機化合物の一種で、ブルーベリーの紫色や苦みの素になっています。
ナスや紫キャベツの紫色に含まれているのも、同じアントシアニンです。
抗酸化作用が高いポリフェノールは、老化や生活習慣病の原因のひとつである「活性酸素」を除去してくれるため、健康の向上やアンチエイジングに期待が持てますね。
活性酸素はシワやシミの原因にもなるので、抗酸化作用の強いアントシアニンは、若々しい美肌作りにも役立つ成分といえるでしょう。

豊富に含まれるビタミンEにも注目

ブルーベリーにはアントシアニンのほかにも、高い抗酸化作用を持つ成分があります。
それが、脂溶性ビタミンのビタミンEです。
ビタミンEは、別名「若返りのビタミン」と呼ばれるほど高い抗酸化作用を持ち、体内では細胞膜の中に多く存在しています。
細胞膜には、細胞をウイルスから守るための活性酸素があるのですが、これが増えすぎると細胞を傷つけてしまうため、ビタミンEが余分な活性酸素を除去しているのです。
脂溶性のビタミンであるビタミンEは、主に脂質でできている細胞膜をはじめ、体内の脂質が酸化するのを防いでくれます。
この細胞レベルの抗酸化作用は、活性酸素が原因で起こる生活習慣病の予防や、アンチエイジングにも大きな効果を期待できるでしょう。

また、ビタミンEには毛細血管を広げる効果があり、体内の血流を良くします。
血行が改善すれば、くすみやクマなど、血流が悪いために起こる肌トラブルの解消を期待できますね。
また、全身に血液が巡ることで新陳代謝が良くなれば、肌のターンオーバーが正常になるため、ハリやつやなど、肌生成レベルからの根本的な美肌効果も期待できるでしょう。

体のサビを防ぐブルーベリーの栄養素

体がサビるとは厳密にいうと、体内の細胞が活性酸素によって酸化するということです。
これを防ぐには、より抗酸化作用の高い食品を日常的に食べることが役立ちます。
ブルーベリーの栄養素には、ポリフェノールであるアントシアニンだけでなく、若返りのビタミンといわれるビタミンEと、同じく抗酸化作用の高いビタミンCやβカロテンが含まれています。
ブルーベリーの一粒には、いろいろな抗酸化成分がぎゅっと凝縮されており、一緒にとることで相乗的に効果が高まるのです。
さらに、血流を良くするビタミンEの効果により、体の隅々にまで栄養素がいきわたるというメリットもあるでしょう。

ブルーベリーが「目に良い」といわれる理由には、目の視細胞にある赤いたんぱく質「ロドプシン」が関係しています。
人はものを見るために網膜の中でロドプシンを分解したり再合成したりしているのですが、目を酷使してロドプシンの働きが低下してくると、視界がかすんだりなどの「眼精疲労」があらわれるのです。
アントシアニンはロドプシンの再合成を助ける働きがあるため、眼精疲労や白内障予防など、目の機能の向上に役立つと考えられています。

また、シミやそばかすを予防し、コラーゲンの生成を助けるアントシアニンによる美肌効果や、豊富に含まれる食物繊維による便秘解消効果など、ブルーベリーの栄養素は美容の面でも大きな効果を期待できます。
ブルーベリーはまさに、外見と体の機能の両方を若々しくしてくれるフルーツといえますね。

冷凍ブルーベリーも栄養価が高い

ブルーベリーといえば、スーパーの冷凍食品コーナーでもよく見かけるフルーツです。
冷凍のブルーベリーは生のブルーベリーと比べて、栄養価が落ちているというイメージがあるかもしれません。
実は、冷凍保存するとブルーベリーの栄養価は上がるのです。
特に、アントシアニンやビタミンCなど、健康だけでなく美容にも良い成分の栄養価が上がるのは嬉しいですよね。
さらに、冷凍することで細胞が壊れるので、生のものより多く栄養素を吸収できます。
より効率的に栄養素を吸収するには、そのブルーベリーがいつ収穫されたかということも重要です。
未熟なうちではなく、できるだけ完熟しているときに収穫されたもののほうが、より栄養価が高く、損失も少ないといえるでしょう。

Sweet summer dessert, Blueberry no baked inverted cheesecake in glass, grey stone background copy space

ブルーベリーは目に限らず体にも効果的

目に良い効果があることで知られるブルーベリーですが、その栄養は生活習慣病の予防や老化防止にも役立つ、体全体に良いものだということがわかりました。
ブルーベリーは冷蔵庫の中で保存しておくよりも、冷凍したほうが栄養価が高くなるフルーツです。
しかし、収穫時期によってその栄養価は異なるため、しっかりと完熟したものを選びたいですよね。
もしブルーベリーの苗が自宅にあれば、熟し具合を自分で把握できるのではないでしょうか。
自分で育てたブルーベリーで、健康で美しくなるなんて素敵ですよね。
ぜひ美容や健康に役立つアントシアニンやビタミンEをたくさん採って、健やかな生活に役立ててくださいね。