観葉植物ポニーテールは乾燥に強く育てやすい!注意点は?

こんにちは、IN NATURAL STYLE編集部です。
ポニーテールという実にユニークな名前の観葉植物があります。
これは、トックリランの一種です。
ポニーテールは乾燥に強く、水やりの頻度が少なくても良い植物です。
それに加えて熱さや寒さにも強いうえ耐陰性もあるので、初心者にも育てやすい植物です。
今回は、このポニーテールについて、育て方の基本と育てるうえで注意したいことについて紹介します。

ポニーテールの基本情報と育て方

ポニーテールは、リュウケツジュ科に分類されるトックリラン属の常緑高木です。
密集して生えている細長い緑の葉が反り返って垂れ下がる姿が仔馬の尻尾を連想させることから、ポニーテールという愛称で親しまれています。
原産地はメキシコのため乾燥に強く、耐寒性と耐陰性があるのが特徴です。
育て方にも特に難しい点はなく手入れの頻度も少なくて済むので、初心者向きの観葉植物だと言えます。

栽培に適した環境は、日光が当たる温かく明るい場所です。
温暖な地域であれば屋外でもよく育ちますが、寒冷地や冬場は室内に入れるようにしましょう。
日光を好みますが、夏場の強い日差しは葉焼けの原因になります。
夏の時期は、屋外の直射日光の当たらない場所に置く、あるいは室内の窓辺に置いてレースのカーテンで遮光するなどして工夫しましょう。
一部分だけ光が当たっている場所に置くと、幹が明るい日光を求めてその方向に曲がってしまい、バランスの悪い形に育ってしまう場合もあります。
きれいな形に育てるためには、定期的に鉢を回すなどしてできるだけ日光の当たり方を均一にするのがポイントです。

また、鉢植えの場合は水を与えすぎると根腐れなど枯れる原因になります。
土の乾き具合には気を配り、土が常に湿った状態になっていたり受け皿に水が残っていたりしないように注意する必要があります。
特に冬場は、土が乾き気味の状態で管理するくらいでちょうど良いでしょう。
室内に置いている場合は、暖房の風が当たる場所だと乾燥しやすくなってしまいますので、そのような場所は避けましょう。
さらに、鉢の下から根が出てきてしまった場合にはさらに大きい鉢への植え替えを行う時期です。
根がいっぱいになってしまうと成長が遅くなり元気もなくなってきます。
長く元気に育てるためには、定期的な植え替えも検討しましょう。

ポニーテールは水を蓄える特徴と日光を好む性質を持つ!

ポニーテールの特徴としては、まず徳利のような株に水分を蓄える性質が挙げられます。
このことからまず乾燥に強いという特徴を持っています。
初心者に向いているのはこのためで、うっかり水やりを忘れてもポニーテールなら多少は大丈夫です。

また、ポニーテールは耐陰性があり、日光があまり当たらないところでも生きることができます。
しかし、日光に全く当てなくても良いかといえばそうでもありません。
ポニーテールは日光を好む植物ですので、日当たりの良いところに置きましょう。
株がいつまでたっても膨らまない、という現象がもしも起きたら、それは日光不足の証拠です。
これはポニーテールを育てるうえで気をつけたいことのひとつです。
逆にいえば、ポニーテールはそれにさえ気をつければ水やりを多少怠っても育ってくれる観葉植物です。

種まきの適期は5~7月で、植え付けは5月~9月の暖かい時期が適しています。
また、夏の暑さや強い日差しには弱い植物なので、植え付けは猛暑日を避けて行いましょう。
ちなみに、植え付けで根がまだ出ていない場合、根が出るまでは土は常に湿った状態にしておきます。

ポニーテールに水のやりすぎはNG!根腐れさせない育て方のコツ

ポニーテールには、水を蓄える株があると先述しました。
このため、水やりは多少忘れても大丈夫だと述べましたが「しかしやってやり過ぎということはないだろう」と思われ、毎日かかさず水をやる人も居るかもしれません。
ですが、残念ながらそれはポニーテールにはNGです。
ポニーテールは乾燥気味に育てた方がよく育ち、水のやりすぎはかえって根腐れなどの原因になってしまいます。
水やりは、ポニーテールの葉の状態を見て慎重に行いましょう。
葉っぱが枯れて来たら水が不足しているということですので水やりの頻度を増やすと良いです。

また、ポニーテールは気温が20度以上だと生育しだし、水をよく吸収します。
逆に最低気温が20度以下なら、水をやっても吸収できないので、水やりは控えましょう。
特に冬は気温が低いので、水やりは数日おきでも大丈夫です。
水をやった後、土が乾いたのを確認してから数日後に水をやると良いでしょう。
「そんなにちょっとで大丈夫?」と思うかもしれませんが、ポニーテールは水を控えることで寒さに強くなる植物なので、全く問題ありません。
また、水をやった後は受け皿の水を捨てることを忘れずに。
これも根腐れの原因になります。

ポニーテールは置き場所にもポイントがある!直射日光は避けよう!

ポニーテールの置き場所は、水やりとは反対にとても気をつけたい部分です。
まず、直射日光の場所は避けましょう。
特に真夏の日差しには弱いため、遮光ネットや寒冷紗など30%から50%の遮光物がある半日陰が良いです。

屋外で育てる場合、春から秋にかけては外で管理しても問題ありません。
ただし、先述のように夏の時期は日差しに注意しましょう。
また、気温が高いほど葉焼けを起こしやすくなるので、もし40度を越すことがあれば日陰に移すべきです。
また、冬も屋外より屋内に移した方が良いでしょう。
ポニーテールは寒さに強い植物ではありますが、耐寒温度は3度が限界です。
そのため、気温がそれ以下になることもある冬に外に出したままなのは危険といえます。
また、当然ながら霜に触れても枯れてしまうため、やはり冬は暖かい室内に入れてあげた方が良いでしょう。

屋内で育てる場合は、窓際など日光がある程度当たる場所に置きます。
この場合も、直射日光は避けることが大事です。
レースのカーテンなどを利用して守ってあげましょう。
また、屋内の場合はエアコンの風にも注意が必要です。
これが直接当たると葉が傷んでしまうため、エアコンの風が直接当たる場所は避けて置きます。

意外と簡単!ポニーテールの剪定方法

観葉植物を育てることを敬遠してしまう理由のひとつが、難しくて面倒というイメージのある剪定ではないでしょうか。
栽培しやすいポニーテールは剪定方法も簡単です。
まず、ポニーテールの場合は必ず剪定が必要ということはありません。
あくまで、幹や葉の形状のバランスが悪くなったと感じたときには、剪定で形を整えると良いでしょう。
剪定には見た目を良くするというメリットのほかに、害虫を防止するという効果も期待できます。
屋外に置いている場合には特に虫がつきやすいので、定期的に剪定をすると良いでしょう。

剪定の方法は、幹の先端を切り落とすだけですので、初心者でも剪定バサミを使えば簡単に行えます。
切り落としても、3~6カ月ほどで幹から新芽が伸びてきます。
新芽が多い場合は、位置や形が良さそうなものだけを残して、ほかは摘んでしまっても問題ありません。
新芽が伸びるまでには3カ月ほどかかります。
そのため、剪定の時期は春か遅くても初夏までに行うのが理想的です。
また、葉が伸びすぎている場合も好みの長さで葉先を切り落とすと良いでしょう。

ポニーテールの白い斑点がハダニの目印!病害虫から植物を守ろう

ポニーテールを屋外で育てる場合は害虫にも注意が必要です。
特に注意したいのは、ハダニ、アブラムシ、ナメクジなどです。

ハダニは0.5mmほどの小さな虫で、葉の裏側に潜んでおり、これに吸汁された箇所は白い斑点状になります。
このまま放置すると枯れてしまう危険もあるので、葉っぱに白い斑点を発見したらすぐに対処しましょう。

アブラムシは2~4mmとハダニよりは少し大きい虫です。
こちらも葉やつぼみから吸汁していることが多く、ひどい場合は植物を枯らしてしまいます。
また、アブラムシの場合はスス病などウイルス病の媒介者でもあるため、これが付くと植物に病気が発症してしまうことがあります。
こちらも、発見したらすぐに対処しましょう。

集めても楽しい!種類豊富なポニーテール

ポニーテールには実に多くの種類があり、それぞれ葉や幹の形などに特徴があります。
常緑高木のため、原産地では10メートル以上の大木に育つ場合もありますが、成長が遅いので、日本ではいずれも観葉植物として流通しています。
なかでも、最も代表的な種類とされ流通している量も多いのが「グアテマレンシス」です。
一般的なポニーテールのイメージ通り、細長くつやつやとした葉にぷっくりと膨らんだ幹がかわいらしく、室内の観葉植物にも向いています。

また、ポニーテールの葉というと垂れ下がっているというイメージがあるなかで「ストリクタ」は、上に向かって直線的に伸びた葉がシャープでモダンなイメージを与えます。
葉だけではなく細い根元から丸く膨らんだ壺のような形の根も特徴的で、ポニーテールのなかでも特に個性が強めです。
流通数も少ないので、ちょっと変わったレアな種類を部屋のアクセントにしたいという人向きでしょう。

「ロンギフォリア」は、葉が長く先がカールするのが特徴です。
自生している状態では高さが数メートルにも及ぶものがあり、観葉植物として育てる場合にも大きめの鉢植えで管理するほうが良いでしょう。
「レクルバータ」は、丸い幹の根元から細い葉が複数伸び、垂れ下がっているのが特徴で、柔らかく優美な印象を与えます。
反対に、幹はひときわどっしりと太く安定感があります。
全体的に和のテイストもあるので和風の鉢植えや和室にもよく合うでしょう。

ポニーテールの観葉植物を検索していると「トックリラン・ノリナ」という植物にたどり着く場合もあります。
「トックリラン・ノリナ」はポニーテールの別名のことで、違う種類ということではありません。
それぞれ名前の由来になっているのが葉か幹かという違いだけです。
ポニーテールは、長く垂れ下がった葉の形状が馬の尾を連想させることが名前の由来とされています。
一方、別名の「トックリラン・ノリナ」は、ぷっくりと丸みを帯びて膨らんだ幹の形状が徳利に似ていることが由来といわれています。
そのため、名前にポニーテールとついていなくても「トックリラン」とついているものは、ポニーテールの種類のひとつと考えましょう。

ポニーテールは名前の由来もユニーク!見ていて楽しい観葉植物

ポニーテールは、長い葉が馬の尻尾に似ていることからその名前がつけられました。
また、ポニーテールにはトックリランという呼び名もあります。
こちらは、株が徳利のように膨らんでいることが由来だとか。
いずれにせよ、そのユニークな形で人々を引きつけてきた観葉植物です。
このユニークな形をいかした飾り方を楽しみながら、生長を見守っていきましょう。

知れば納得!ポニーテールの花言葉

ポニーテールの花言葉は「多くの才能」です。ポニーテールの花は数十年に一度しか咲かない希少なもので、さらに白い花の一つひとつは小ぶりです。
それがまとまって開花すると華やかで見応えがあり、その様子がまるでいくつもの才能が一気に開花したように見えることがこの花言葉の由来とされています。大きな夢に向かって日々努力している人に、花言葉を添えてポニーテールの鉢をプレゼントしてあげると喜ばれるかもしれませんね。

風水的には金運アップが期待できる!?

花言葉だけでなく、ポニーテールは風水的にも幸運のイメージが強いとされています。
ポニーテールは垂れ下がった葉だけではなく、根元が膨らんだ幹の形にも特徴があります。
ポニーテールの幹の根元は水を貯めるためにたっぷり膨らんでいるのですが、風水的にこの形は金運に良いとされ、財運アップの植物だとして人気です。
さらに、子宝に恵まれる形ともいわれています。
そもそも観葉植物全般には気を調整してくれる効果があるとされ、ポニーテールの場合は金運を安定させてくれるとして人気です。
このように、ポニーテールは、縁起が良くて見た目の鑑賞価値も高いことから、開店祝いなどのプレゼントにも向いています。
もちろん、自身が自宅を新築した記念や気分を明るくしたいときにも選ぶと良い観葉植物だと言えるでしょう。

お部屋にラッキーなポニーテールを!

ポニーテールは葉や幹がユニークな形状をしていることから存在感があり、部屋のアクセントにもなります。
花言葉や風水の両面でも良い意味合いがあるとされ、知人へのプレゼントはもちろん、自宅に置くのにも向いている縁起の良い観葉植物だと言えます。
さらに、栽培方法も難しくなく剪定方法も簡単です。
運気を上げるために部屋に手軽なラッキーアイテムを加えたいときには、ぜひ候補に選んでみてはいかがでしょうか。