独特の存在感!観葉植物としての竹が持つ魅力

こんにちは。IN NATURAL STYLE編集部です。

日本的な情緒があるうえ、世話にも手間がかからない竹は観葉植物としても注目されています。
ただし、竹にはさまざまな種類があるため、馴染みのない人はどれを観葉植物として育てるべきかで迷ってしまうでしょう。
また、予備知識なしに育て始めるとうまくいかないことも出てきます。
この記事では、観葉植物として竹を選ぶ場合、どのような種類の竹を選べばよいのか
どうやって世話をすればよいのかを解説します。

管理しやすいシュロ竹

てのひらを広げたような葉が魅力のシュロ竹は、ヤシ化に属する竹の一種です。
ただし、原産地が中国から東南アジアにかけてなのでアジアンテイストの濃いビジュアルが特徴的です。
シュロ竹は、虫がつきにくく寒さにも強いので、屋外で飼育していても越冬させられる観葉植物です。
そのため、庭や玄関先などに置いている家庭も少なくありません。
ただし、気温が10度以下になると防寒しなければ枯れる恐れも出てきます。
シュロ竹の水やりは気温によって調整しましょう。
たとえば、10度以下のときは成長がゆるやかなので多くの水を必要としません。
しかし、気候が暖かい春から秋にかけて、シュロ竹は成長期を迎えます。
この時期にはたっぷりと水をやるように気をつけましょう。

和のテイストに合う観音竹

シュロ竹に形状が似ているものの、より太い葉を持っているのが観音竹です。
寒さに強く育てやすい竹であり、観葉植物として愛好されています。
気温が0度を下回らなければ屋外で育てていても大きな問題はありません。
観音竹の中でも綾錦は、葉に入った模様が美しい品種として人気を集めています。
観音竹は非常に成長スピードが速い品種です。
そのため、暖かい季節にはこまめに水をやるようにしましょう。
土を見て、水分が乾く前には水をやります。
なお、「葉水」といって定期的にスプレーで葉に水を吹きかけるようにすると色つやを美しく保てます。
なお、冬場になると観音竹は成長スピードをゆるめるので、水やりのペースも落としましょう。
土が乾いてから3、4日のうちに水をやる程度の意識に切り替えます。

開運竹はドラセナの仲間

観葉植物は風水としても重用されます。
竹の仲間では、開運竹と書いてミリオンバンブーと読む植物が、開運や金運上昇に役立つとして人気です。
開運竹は葉に淡い黄色の覆輪斑が宿っており、独特の美しさがあります。
「竹」とは名付けられているものの、実際にはドラセナの仲間であるサンデリアーナ・ゴールドのことです。
茎を自由に曲げて、美しくしつらえることができるため、育てやすく縁起物の観葉植物です。
開運竹は10度ほどの寒さになら耐えられますが、念のため、気温が15度以下になったら屋内に入れておくのが安全でしょう。
暖かい季節には、開運竹は急成長するので土が乾いたらすぐ水やりをするようにします。
一方、寒い季節になると開運竹の成長はゆっくりになるため、土が乾いてから2、3日のうちに水をあげましょう。

葉先の枯れの原因は?

シュロ竹や観音竹では、葉先が枯れてくる問題がよく起こります。
原因としては、「水不足」「水をやりすぎたことによる根腐れ」「日光不足」「エアコンの風による乾燥」などが挙げられます。
程度によっては、水をきちんとやるなどの対策で回復しますが、症状が重いと難しいでしょう。
茶色が目立って見苦しいときは、悪い部分だけ切り取るのもひとつの方法です。
ただし、シュロ竹に限ってはコンディションが良好でも葉先が茶色くなることが少なくありません。
シュロ竹は植物自体が弱っていなければ、葉の先が茶色くなるのも特徴の一つです。
葉だけで状態を決めつけずに、「全体のつやはあるか」「幹はしおれていないか」などをチェックしましょう。
葉以外の部分が健康なら、放っておいても問題はありません。

竹も花を咲かせることがある

温室のような常に暖かい場所で育てていると、シュロ竹や観音竹でも花を咲かせることがあります。
幹と葉の間からふっくらした塊が生まれたと思ったら、それが花です。すべての株から花が咲くわけではありませんが、珍しいことでもないので、見守ってあげましょう。
ただし、竹は冷気にさらされると成長スピードをゆるめる習性があるため、ずっと屋外にさらしていると、花は咲きません。
花のついた竹は風流ですし、丁寧に育てられた証でもあります。
竹の花を見たいなら、屋内で飼育するのもひとつの方法でしょう。
また、風当たりが少ないことも竹にとっては大切な条件です。
穏やかな環境で竹を飼育すれば、花を見られる可能性が高くなるでしょう。

初心者でも育てやすいのが魅力

観葉植物は心を癒してくれる一方で、飼育方法が難しい種類もたくさんあります。
しかし、竹は丈夫で育てやすいので、自宅に置く観葉植物の選択肢のひとつになるでしょう。
寿命が長く、ともに多くの時間を過ごせるのも大きな魅力です。
特に、和風の家屋に竹はインテリアとしての相性もよく、趣をプラスしてくれるでしょう。
開運竹のように、運気を向上させるといわれている種類もあり、縁起をかつぐ場合にも向いています。
屋外で飼育しても問題はありませんが、より健康的に成長させたいのなら、ガーデニング用の簡易的な温室などを使ってもいいでしょう。