ジューンベリーをシンボルツリーに!管理の仕方は?

こんにちは。IN NATURAL STYLE編集部です。
ジューンベリーは赤い実がなる果樹で、庭木としても人気の高い木です。
春先に咲く小さな花とバラの葉に似た形の葉は女性に好まれます。
季節によって違う表情を見せてくれるので、シンボルツリーにはぴったりでしょう。
初心者でも育てやすい果樹としての人気もあります。
ここでは、そんなジューンベリーの特徴や管理方法について紹介します。

 

女性に人気!まずはジューンベリーの基礎知識を知ろう

ジューンベリーは、バラ科ザイフリボク属に属する落葉低木です。ただし、ジューンベリーはいくつかの種類の通称で、1種類の木を指すものではありません。もともとは北アメリカが原産ですが、一部日本のザイフリボクと掛け合わされたものもジューンベリーと呼ばれています。
4~5月になると白い花がたくさん咲き、6月になると赤い実がついて、熟すと紅紫色に変化します。「ジューンベリー」という名前は、6月に実がつき収穫されることからつけられました。実は食べることができて、生食のほかジャムや果実酒にすることも可能です。実が赤いときは甘みと酸味のバランスが良く、熟していくにつれて酸味が減って甘みが増します。ジャムにする場合は熟したものを使用すると良いでしょう。葉はバラの子葉に似た形をしていて、秋になると紅葉します。葉の形やかわいらしい実をつけるところから、女性に人気がある木です。

 

花も実も紅葉も!さまざまな姿を楽しめるジューンベリーの特徴

ジューンベリーは、春になると花が咲き、夏には実を収穫でき、秋は葉が紅葉して、冬は落葉します。このように、四季を通じて見所があるところがこの木の最も大きい特徴でしょう。
育てるうえでは、たまに病害虫が出るものの、実つきが良く成長も遅めなので、家庭園芸でも育てやすい果樹であるといえます。花や実を見て楽しむだけではなく、香りも楽しむことができます。野生種の場合は10m近くにまで成長しますが、園芸品種を選べば成長しても2~3m程度です。枝が細く背丈が低いので管理がしやすいでしょう。すっきりした樹姿がよく好まれています。また、丈夫で耐寒性が強い木なので、防寒対策は必要ありません。寒い地域でも育てられます。さらに、葉が落ちている期間であれば、比較的容易に移植ができるところも特徴です。家の増築や庭のリフォームなどで別の場所に移植しなければならなくなったとしても安心です。

 

意外と大きい!育てる上での注意点を確認!

ジューンベリーを育てるときにはいくつか注意しなければいけないことがあります。木がきちんと成長できるように、あらかじめ以下の点を確認しておきましょう。
まず、ジューンベリーは寒さには強いですが、乾燥にはやや弱い木です。そのため、夏ひどく乾燥している場合は水やりが必要になることがあります。また、日当たりの良い場所を好みますが、乾燥に弱いため西日が当たらない場所に植えましょう。明るい日陰や半日陰でも育ちますが、日当たりが悪いと実が少なくなります。さらに、園芸品種であれば2~3m程の高さですが、それでも結構高さがありますし、品種によってはそれ以上大きくなることもあります。最終的には大きくなることを考えて、植えるときには広い場所が必要だということも覚えておきましょう。

 

ジューンベリーを育てよう!詳しい管理方法とは

ジューンベリーは庭植えだけではなく鉢植えもできる木ですが、実を収穫したい場合は庭植えで育てるようにしましょう。極端に乾燥しておらず、適度な湿り気があって、水はけの良い場所に植えると良く育ちます。酸性の用土の方が向いていますが、特にこだわらなくても問題ありません。
また、庭植えの場合は真夏の高温乾燥が続くときを除いて、水やりをする必要はないでしょう。真夏に雨が降らない日が2週間ほど続くような場合には、水やりを行ってください。一方、鉢植えの場合は、土の表面が乾いていたらたっぷり水やりをしましょう。
肥料は12月から2月の間に、寒肥として緩効性化成肥料(チッ素N-リン酸P-カリK=10-10-10など)や、固形の油かすを与えると春になってからよく育ちます。しかしながら、肥料はあまり与えなくても育つので、あまり心配はいりません。
また、ジューンベリーは丈夫なので病害虫や病気はほとんどありません。しかし、枝葉が伸び始める4月中旬以降になると、アブラムシが発生することがあります。ひどい場合は薬剤を使って対処しましょう。さらに、実が熟すと鳥に食われやすいので注意が必要です。早めに収穫するか、鳥よけネットを設置することで対策しましょう。
さらに、木を美しく成長させるためには剪定が必要ですが、ジューンベリーは自然に樹形が整うので、たくさん枝を切るような刈り込み剪定は必要ありません。勢い良く伸びすぎた徒長枝や、枝が集中しているところがある場合は、枝を基部から切り除くと良いでしょう。剪定は冬の落葉期に行うのが最適です。

 

初心者にも育てやすいジューンベリーを楽しもう!

ジューンベリーは果樹の中でも手入れが簡単で庭木として人気の高い木です。
初心者でも育てやすく、実を食べたり加工したりする楽しみもあります。
花や実、紅葉などを通して四季の移ろいを楽しめるジューンベリーを、庭木として楽しんでみてはいかがでしょうか。